2020/10/29(木)13:46
甲山 神呪寺 (兵庫県西宮市)
川西の満願寺から宝塚大劇場の横を通って武庫川を渡り、逆瀬川駅から六甲山方面へ上がって、
甲山まで移動した。
信号にしょっちゅう引っ掛かり、予定よりも意外に時間がかかってしまった。
新西国三十三所第21番札所 甲山大師 神呪寺
神呪寺、「かんのうじ」と読む。
お寺のホームページによると、「神の寺」から「かんのじ」そして「かんのうじ」になったようだとある。「神呪(じんしゅ)」は真言(仏様のお言葉)という意味とも。
「呪」の字を見ると、おどろおどろしいおっかないイメージばかりが浮かぶが、漢和辞典によると「呪」には、病気や邪気を払うために祈る、という意味があるという。
「おまじない」を漢字変換すると「お呪い」。
なるほど、怖いイメージだけを持ってはいけないのね。
さぁ石段を上りましょ。約100段ある。
本堂
828年、淳和天皇の第四后(如意尼)が甲山に入って開いたとある。(お寺のホームページより)
真言宗御室派別格本山のお寺だ。
賽銭箱が可愛らしい。
巾着型の賽銭箱だ。
境内端の展望台からは絶景が広がっていた。
大阪湾とその向こうには和泉山脈。
左のほうの高層ビルは南港あたりかな。
二上山とあべのハルカスが見える。
双眼鏡を持ってくればよかった。
真ん中左右に貫く緑のラインは武庫川。
伊丹空港を離陸した飛行機が気持ちよさげに飛んでいく。
見晴らしのいい日に来られて良かった。
お参りして景色を堪能したら石段を下る。
眼前には大阪湾が広がる景色で眺めがいい。
でも、下りることに専念しないと。転げ落ちたらシャレになんない。
最後に、甲山大師道という道路に分断されて下にポツンとある山門へ。
山門にかかっている扁額は「む庫山」と読める。
無料駐車場が甲山大師道沿いの山門側にある。
甲山 神呪寺
兵庫県西宮市甲山町25-1