2024/06/19(水)12:00
京都府庁旧本館
1904年(明治37)竣工の京都府庁旧本館(重要文化財)。
場所は京都御苑のすぐ西、上京区藪ノ内町。
館内見学できるので入ってみた。(入館料無料)
正面入口を入ったところ
こういう階段に出迎えられると、レトロ建築好きはワクワクする。
今も現役の庁舎で、室内を見学できる場所は旧議場、旧知事室、正庁の3カ所。
まず旧議場から。
1905年(明治38)から1969年(昭和44)まで府議会議場として使われた旧議場。
2016年(平成28)に修復工事が完了し、竣工当時の姿になった。
ガイドの方の説明によると、当時の写真を参考にして修復したとのこと。
でも写真だけではわからないところもあって、正面カーテンの色などは想像しながらだそうだ。
2階傍聴席のカーテンについては、
地元企業の川島織物に資料があって忠実に当時の姿に復元することが出来た。
川島さんの帯はええよね~
シャンデリアも職人さんの手作業によるもの。
一時期はその価値に見合わない扱いを受けていた議場だったが、綺麗に修復されて現代に蘇った。
次は旧知事室。
正庁
正庁の外にはベランダがあって、正面には釜座通。
「地球は青かった」のガガーリン(1934-1968)がこのベランダに立って市民の歓迎に応えたそうだ。ガガーリンさん、34歳と早くに亡くなっているのね。
1階の東隅にカフェがある。
前田珈琲が運営するsalon de 1904というカフェ。
レトロな空間でお茶することが出来る。
京都府庁旧本館
京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
salon de 1904
京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町 京都府庁旧本館 1階南東角 (日曜定休)