考え事ほか

2013/07/08(月)18:49

ご無沙汰しておりましたが・・・また転勤です

このたび 京都から大阪に職場が変わりました。 ショージキ最初は面食らうこともあり(おんなじ関西かあ?いや京都は ほんまは日本でない?地球ですらない!・・・ちょっと大袈裟)ましたが ま ようやく様子もなんとなくわかりだして あと1年くらいは京都で仕事するかなあと考えていただけに残念でもあります。 さすが千年の都(実際は蛤御門の変で市街の三分の二が焼失しているので、150年前は 多くの日本の戦後の都市と同じく 戦災復興都市でした。方丈記の時代には直下型地震で壊滅しているので800年前はKOBEと同じ 災害復興都市。) つまり 何度も何度も 灰燼から「ともに」「立ち上がって」きた復興する都市と市民の底力、不屈の粘り強さがこの千年の都の魅力の源泉で、そこに伝統と革新、保守と新し物好きという相反するものが お互いに独特の調和をみせながら 強力に発信しつづける原動力になっているのだと つくづく。 実際 京都の町並みは明治における再建・都市再生・あるいは近代化策による新生の賜物です。戦災をこおむらず江戸期にも大火にあわなかった各地の小京都より京都の町並みの方が新しい、しかし ずっと古い貌で 魅力を 常に 新たに再生し 発信している ということになります。 ※たとえば 私の父母の郷里・宮崎の飫肥の武家屋敷が残る町並み、あるいは豪農や豪商の屋敷が残る各地の宿場町と比べると 京都はまことに明治の都、都市という・・・。(平安千年の都という発信力はこれまた別で。ここらへんが ま 京都の魔術というか魅力なのでしょう) ということで 京都は7月は祇園祭の季節・・・ これも戦争中に中断し、戦後ようやく何基かの鉾ではじまった祇園祭が いまや110万人を集客する大イベントに復活しています。 仕事で また 京都に行くこともあり、このうだる様な季節に 祇園囃子をききながらもええなあと ふと思っています。

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