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ユーラシア大陸を旅する

ユーラシア大陸を旅する

ヒヴァ




ヒヴァ

12月6日

 朝7時半に朝食を頼んであったが、食堂(宿の家族の居間)に行くとまだ用意が出来てなく、これから作るようだ。

 8時に部屋まで運んでくれた。朝食を食べてから、出発。

 バスターミナルでウルゲンチ行きのバスを捜す。しかし、バスが見つからず、タクシーばかりだ。最初10ドルと言われたが、7ドルまで下がったので、そのタクシーに乗り込む。車はティコ(日本の軽自動車)で、乗り心地は悪かったが、定員の4人しか乗っていなかったので、楽チンだった。

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 車は100~120Km/hで快調に走る。ウルゲンチの50Kmほど手前で停まり、別のタクシーに乗り換えさせられた。直接、ウルゲンチまで行くものと思っていたので、ちょっと戸惑ったが、まあええかと次の車(ふるいメルセデス)に乗り込んだ。

 1時間近く走り、午後3時40分にようやくウルゲンチに着いた。先にトルクメニスタン行きの切符を確保しておこうと思い、鉄道駅で降ろしてもらった。

 窓口で行き先と日にちを書いたメモを見せると、「ニエット(無い)」と言われた。えっと思い、違う駅名を言っても「ニエット」だった。英語が通じないのではっきり判らないが、どうもトルクメ行きの列車が運休しているようだ。ブハラからも無いらしい・・・。

 えらいこっちゃ!!入国日まであと3日しかない。今日はここ、ウルゲンチに泊まるつもりだったが、とりあえずヒヴァまで行って宿の人(英語が出来るだろう)に事情を聞いてみよう。

 ヒヴァ行きのミニバスに乗ったのに、なぜかその車は元の場所に帰っていてしまった。ヒヴァまで行く客が僕の他にいなかったからなのか、信じられないことをされてしまった。

 一旦払ったお金を返してもらい、トロリーバスに乗り換える。もうすぐ暗くなるのに、40分も無駄にしてしまった。

 6時少し前にヒヴァ北門に着いた。もうかなり暗かったが、真っ暗ではなかった。急いで宿を探す。

 今日の宿は、「B&B Meros(シングル、$10、ホットシャワー、朝夕食付き)」。

 ここの息子が英語が出来たので、トルクメの行き方を聞いたら、今の時期はバスは無く、タクシーしか無いらしい。ブハラに戻ろうか迷う。


12月7日

 朝8時に起き、ゆっくり朝食を摂り、9時過ぎに町に出る。雲ひとつない快晴だ。

 「イチャン・カラ」と言われる旧市街を歩く。巨大な「カルタ・ミナール」や「タシュ・ハウリ宮殿のハラム」を見学。

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 「カルタ・ミナ―ル」は当初、中央アジアで一番高いミナレットを目指して造られたが、高さ26mで中止されたらしい。でも、26mでも高いし、色付きタイルがふんだんに使われていて、すごく綺麗だった。

 さすがに「博物館都市」と呼ばれているだけあって、この小さな旧市街の中に、巨大なマドラサやモスク等が密集している景色は圧巻だ。 

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 夕方、宿の屋上から夕日を眺める。サマルカンドやブハラも良かったが、ここも本当に素晴らしい所だ。

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