ちっちゃなお部屋

2008/09/01(月)09:34

絶筆 久和ひとみ

読書(38)

今日から新学期です。予想以上に娘が、学校に行くのを嫌がりました。こんなに嫌がるのは初めてでした。泣き叫ぶし、すでに顔が真っ赤になって目玉も充血状態。「お母さん、夏休みをもっと頂戴~~~~!!!!」朝から、大絶叫ですわ・・・。 主人と、なんか、ひど過ぎるよな・・・と。。。 ぜいぜい。 とりあえず、頑張って行ってもらいました。登校前に、何とかモチベーションが上がってきて(あげさせて)、「妖怪大戦争」の「スネコスリ」のまねをしてみたり(私が・・・ですよ・・)、最近娘がハマったアニメの「もやしもん」の声のまねをしてみたり・・・。 とりあえず笑顔にさせて登校をしました。(私も登下校同伴です。) ひー二学期が始まりました。打倒「運動会」まけるな「いじめ」です。凛とした姿勢でお母さんも頑張りますよ~~。  先日、とれみーさんに教えて頂いた本を図書館で借りて読みました。 絶筆「絶筆 子宮がん闘病116日の日記」 久和ひとみ 著 です。久和ひとみさんは、子宮がんを当初持病の子宮筋腫と思って、診察に行くのが遅かったみたいです。10月下旬に手術をして、子宮全摘。その後、復帰を信じて、痛みとの戦いの後、翌年3月の初頭に無念にも逝去。読んでいて思ったのは、医師から、どのくらい正確に状況を伝えられていたのかな?ということでした。闘病中も意欲的に、知人とランチに足しげく行っています。「こもる」よりも「外へ」行くことが活力になる方だったようですが、生活面において、医師は指導とかなかったのかな?とちょっと思いました。腫瘍マーカーの結果が、1月にとてもよくなっていて、治療を少し軽くします。でも、2月の下旬には、癌が体中に転移して「手の施しようがない」と言われます。久和さんは、凄く我慢強い方のようで、痛みにずっと耐えています。ちょっとおかしいけど・・・と思いつつも、いい風にとらえて我慢したり、とにかく、痛みを我慢している姿が痛々しいです。痛みの我慢が限界に来た時に、医師に精密検査をお願いした久和さん。でも、検査を医師はすぐにしてくれなかった。逆に「何で、必要があるの?」みたいに「急にそんなにいっぺんに痛くなるはずはない」と言われます。凄く辛かったと思います。その病院どこ?そのお医者さん誰?と、読んだ人は思うと思います。闘病中の久和さんの日記は、仕事復帰について前向きなもので、久和さん独特の強さなのかわかりませんが、悲愴さがありません。医師から、どのくらいまで、切羽詰まったものと伝えられていたのかはわかりませんが、手術した段階で、「4期」と最初に言われていました。でも、「ほかの臓器に転移はありません」とその時に言われていました。家族に、癌患者を抱えたことのある人なら、「4期」で転移なし、という言葉を真に受けて信じられるでしょうか?ちょっと納得でいませんでした。「4期」ってことは、リンパの方にも行っているんじゃないの??かな??実家の父は、胃がんでしたが、粘膜途中までぎりぎりって感じでした。ところで、「4期」まで(もしかして医師の言い間違え?本当は「3期」????)まで、病状に気付かなかった、診察を受けていなかった久和さん自身にも、落ち度はあったかもしれません。 久和さんの本を読んで、今年は足首の神経の手術をしたことだし、ちょっと他の検査はもうさぼろうかな~~~?と思った卵巣の検査&子宮がん検診をやっぱり受けた方がいいな~と、思いなおしました。(これ以上検査はちょっとごめんしたかったんですけど・・・) 運動会が終わったら、行ってこようかと思います。その前に、実は、腰痛がおきました~。お尻のほっぺとか、腰の付け根が痛くなります~。先に、整形外科かな~~?多分、足をかばって変な姿勢を2年近くしているからだと思います。 

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