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日本、W杯最終予選でジーコ率いるイラクと激突!
サンケイスポーツ 3月10日(土)7時51分配信 拡大写真 05年のW杯アジア最終予選・北朝鮮戦で日本の得点にバンザイするジーコ監督(右)(写真:サンケイスポーツ) サッカー2014年ブラジルW杯アジア最終予選組み合わせ抽選会(9日、クアラルンプール)国際サッカー連盟(FIFA)ランキング33位の日本は、W杯アジア最終予選で同20位の豪州、同76位のイラク、同83位のヨルダン、同92位のオマーンと同じB組に入った。2007年アジア杯優勝のイラクは、元日本代表監督のジーコ氏(59)が率いる難敵。他国も日本のサッカー事情に精通した指揮官が顔を並べる中、日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(58)は、5大会連続のW杯出場へ、ライバルに対する警戒を強めた。 新旧日本代表監督のプライドをかけた激突が、最終予選のカギを握る。クアラルンプールでの抽選会。元日本代表の宮本恒靖氏が第3シードのA組として「ウズベキスタン」のクジを引き、ジーコ監督率いるイラクとの同組が決定。ジーコ・ジャパン主将の右腕が、くしくも宿命の対決を引き当てた。 「ナーバスになることはなく、平常心。どっちの組でも変わらないと思っていたので、好奇心で抽選を見ていた」 都内でテレビ中継を見守ったザッケローニ監督は、クールな面持ちで抽選結果を振り返った。だが、史上初の日本代表現監督と元監督の対戦を「個人的な感情? NO! 他の相手と変わらない」と一笑に付しながらも、警戒感はあらわ。「ジーコさんが日本のサッカー文化に驚くことはないだろう。私がイラクを知るより、彼は日本のことをよく知っている」と指摘した。 ジーコ監督は、Jリーグ初期からサッカー発展に尽力。現代表にMF遠藤ら“まな弟子”も多く、「最終予選で会いたい」と対戦を熱望してきた。ザック氏が監督としての地位を築いたセリエA・ウディネーゼで、選手として活躍したという“因縁”もある。 3次予選A組で中国などを退け、5勝1敗で突破してきた実力国で、豪州とともに予選突破条件の2位以内を争う直接のライバルになる。日本の指揮官も「アジア杯で試合を見たが、技術、フィジカルもあり、アジアの中でも大きな勢力」と注意マーク。予選最終戦という山場で、政情不安の敵地での戦いを強いられる可能性もある。 “日本包囲網”も不気味だ。対戦成績で負け越し、最強ライバルといえる豪州はJ1浦和を率いてACLを制したオジェック氏が監督。オマーンの監督は、10年南アW杯でカメルーンを率いて日本に0-1と惜敗したフランスの名将・ルグエン氏。ヨルダンも11年アジア杯で対戦。1-1で引き分けた。 ジーコ氏以外にも、日本をよく知る指揮官が顔を並べる現実に、ザック監督は「同じくらい情報を集めるため、直近の試合を中心に見たい。試合を見に行くことも考える」と、自ら相手の視察に出向くことも示唆。「相手はアジアのトップ10。過小評価することはない」とも強調した。 「期末試験を受ける前日のような気持ち。準備はできているので、その時を待つだけ」と笑い、最終予選を『viaggi(ビアッジ=旅)』と表現した指揮官。ブラジル行きの切符をかけ、“神様”の試練に挑む。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年03月10日 15時50分12秒
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