2016/01/21(木)21:31
第17回AJC杯 1976年1月25日 (競馬人生40周年)
競馬人生のはじまりは、1976年1月25日第17回AJC杯東京2400mだ。
その前日、私は吉祥寺のとあるロック喫茶へ行った。
そこで何時間も競馬新聞に食い入っている長髪の男がいた。
そのあと私は小平の友人のアパートに行ったのだが、
長髪の男の姿が脳裏に焼き付いて離れなかった。
「競馬ってそんなにおもしろいのかよ?」
翌日、私はその小平の友人を誘い、東京競馬場に出かけた。(その友人も初めての競馬だった)
メインレースはAJC杯。人気薄のホワイトフォンテンが逃げ切った。
私は芦毛の馬体に惚れて彼から買ったのだが、2着の菊花賞馬コクサイプリンスは抜けていた。
多分人気のハーバーヤングやヤマブキオーを買っていたんだと思う。
全然競馬のこと分かってなかったから、ヤマ感と人気で買ったんだろう。
今も結局基本的にはかわってないけれど・・。
それからだ、私の競馬人生が始まったのは・・・。
1976年ということは、あれからもう40年も経ってしまったのか・・・
ホワイトフォンテンが逃げ切ったのが、昨日の事のように思うが・・・
その小平の友人はその後東京キー局に入社
駆け出しの頃は、たまに会うこともあった。
しかし、今や有名芸能人も一目を置く、
その民放テレビ局のえらいさんに出世してしまった彼に、
会う伝もない。
馬で例えて申し訳ないが、彼はホワイトフォンテン以上のスペシャルウィークか
それに対して今の私は「アイアムコノテイド」や、やっぱり(笑)
もし、彼と会うことがあったら、
この俺と行った初競馬を覚えているか尋ねてみたい