050512 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

一夜干美人の部屋

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

2004年12月12日
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
母が亡くなった時、棺の中に姉が手作りの人形やら、庭の花をかわいらしく束ねたものや、いろんなものをいっぱい入れた。
母がうらやましいくらいそれらの品々には真心がこもっていた。その中にとてもかわいいお地蔵様があった。
あとで、そのお地蔵様より一周りくらい小さなお地蔵様を記念にもらった。
 今日そのお地蔵様に心をいれてもらった。心を入れてくれた人は、お地蔵様を信仰している方で、お祈りをしていたら
悲しい訳ではないのに涙が出るとおっしゃって、ぽろぽろ流れる涙をふいていた。
 それから、ご神体のお地蔵様はなにもおっしゃらない。
おそらく、母は何も思い残すこともなく、満足して成仏されたのだろう...そんなことまで言われた。
 きっと、この涙は、母がありがとうといいたかったのでしょう。そういわれて、とてもうれしくなった。
今の私は、母の世話を親身にしてくれたその家族に幸運がおとづれることが何よりうれしい。
家に帰って、何度も、心が入ったお地蔵様をながめては心が安らぐのを感じた。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2004年12月13日 00時54分35秒
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X