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母が亡くなった時、棺の中に姉が手作りの人形やら、庭の花をかわいらしく束ねたものや、いろんなものをいっぱい入れた。
母がうらやましいくらいそれらの品々には真心がこもっていた。その中にとてもかわいいお地蔵様があった。 あとで、そのお地蔵様より一周りくらい小さなお地蔵様を記念にもらった。 今日そのお地蔵様に心をいれてもらった。心を入れてくれた人は、お地蔵様を信仰している方で、お祈りをしていたら 悲しい訳ではないのに涙が出るとおっしゃって、ぽろぽろ流れる涙をふいていた。 それから、ご神体のお地蔵様はなにもおっしゃらない。 おそらく、母は何も思い残すこともなく、満足して成仏されたのだろう...そんなことまで言われた。 きっと、この涙は、母がありがとうといいたかったのでしょう。そういわれて、とてもうれしくなった。 今の私は、母の世話を親身にしてくれたその家族に幸運がおとづれることが何よりうれしい。 家に帰って、何度も、心が入ったお地蔵様をながめては心が安らぐのを感じた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004年12月13日 00時54分35秒
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