川湯温泉駅から釧網線で釧路へ
弟子屈えこパスポートで周遊した後は、川湯温泉駅の中にあるレストラン、オーチャードグラスでシーフードカレーを頂きました。 えこパスポートでの周遊の途中、川湯温泉駅前のバス停で調整時間があるので、その時に、16時過ぎのバスで帰ってくること、16:59発の釧路行きまでに食べたいことを伝えて、前もって注文しておきました。5年前にも母と利用して、その時のブログにも写真を載せたように思いますが、雰囲気があってエアコンが効いていて静か。列車の待ち時間におすすめのお店です。カレー、美味しかったですよ。この後、初めての体験。JR釧網本線の川湯温泉~釧路間の乗車です。網走~川湯温泉間は、上り、下りとも乗ったことがあるのですが、南へ向かうのは初めてで、ワクワク。単線で、電車は一両、トイレ付き、というのは知っていたのですが。乗ってから冷房なし、に気づく。今までは、8月末とか10月とか暑くない季節だったので苦にもならず、全然気づきませんでした。天井の扇風機がぐるぐる回って風を送っていますが、窓を開けないと暑いです。 その電車、川湯温泉駅からは、フランスから里帰り中のご家族、一人旅の男性、出張中かなと思われる男性と、合計6名で乗車しました。車内に入って、そうか冷房ないのか、暑~い、とショックを受けてたら、整理券をとるのを忘れていました。何駅も過ぎてからはたと気づき、運転手さんに相談。すると、とっても優しい対応です。川湯温泉駅で出てくる整理券を機械を操作して出してくださいました。それが無いと釧路駅で清算できないので、当たり前のことですが。。。JR北海道にあまり良い印象を持っていなかった私。こんな優しい方がワンマンカーで日々頑張っておられてるんだなあと思うと、がんばれ~と応援したい気持ちに変わりました。車内の乗客は、時季的なもの、時間的なものあると思うのですが、日本人よりも外国人の観光客の方が多かったです。 この後、私の関心は、釧路に近づくにつれ、くしろ湿原ノロッコ号が運行されているくらいなので、車窓から釧路湿原がどれくらい見えるかの一点のみ。で、結論。もう少し見えるのかと期待していたのですが、色んな展望台から釧路湿原を見たことのある私から言わせてもらうと、う~ん、見えない。乗っているだけでは湿原をいまいち感じられません。釧路湿原が初めての方へのおすすめは、釧路湿原駅で下車して、徒歩で細岡展望台へ。但し、帰りの釧路行きの電車の時刻にご用心!とにかく本数が少ない。時期によって本数が減る。時刻表を見て、よく考えて計画を立てることが必須です。こちら、一枚だけ車窓から撮れた写真です。 水門でしょう。★ホテルの話。釧路では、駅3分のコンフォートホテルを利用しました。期せずして、こちらも最上階9階。窓から釧路駅が目の前に見えたので北側ですね。物音もせず、ベッドも枕も私に合ってて、よく寝ました。照明がとても明るいのが一番気に入った点。作り付けの机も使い勝手よく、椅子にはキャスターが付いているのでノンストレス。鏡にも照明が有り、化粧がしやすかったです。コンセントも部屋のあちこちに付いてるし、狭いながらも部屋の縦横の寸法がよく考えられている感じ。家具の大きさとも合っていて、快適空間でした。部屋に入ってすぐは狭さで圧迫感がありましたが、小一時間もすると慣れるもんです!この日はシャワーを済ませて寝るだけなので、逆に、動き回らなくてもすぐに手が届く所に荷物、冷蔵庫があるのが便利でした。そして、翌朝の朝ごはんに感動!コスパ良すぎです、5,940円でこれって。(屈斜路プリンスはその4倍以上でしたから。ま、朝食のバイキングの種類が違いますが。)おにぎりは具が違うもの数種あり、お豆腐入りのお味噌汁も美味しかったですよ。サラダも鶏肉が入っているなど丁寧に作られていて、パンも数種ありました。そうです!コーヒーと麦茶はチェックインから24時まで無料提供です。一階に取りにいく手間はいるけど、何杯でも飲めると思うだけで嬉しくなりますよね。今回の旅行は、航空券、ホテルの手配まで全てネットでしたのですが、釧路はホテルがとりにくかったです。(数年前にも行きたい日に全然空きがなくて断念したことがあります。)今回、6月初旬時点で空いてる日がごく少数。その中にコンフォートがあったので、ホテルの取れる日から日程を組みました。夕飯を食べてチェックイン、後はシャワーを浴びて寝るだけの方、おすすめです。いつか釧路に二泊して、花咲線に乗ってみたいなぁと思っているので、次もコンフォートにしてもいいかなと思っています。