2006/05/19(金)09:47
12歳で100万円ためました!
12歳で100万円ためました!
これは面白かった。
韓国って、日本文化に近いところもあるのに、全く違うところもあって、その比較とかも面白い。
「お金のことを口に出すのはタブー、恥ずかしいこと」みたいな雰囲気は、
どうやら日本も韓国も同じらしい。
そんな中で、独自のお金教育を、周りの批判を浴びながら実践してしまう、主人公の母は強い。
お風呂掃除を1回すると50円、て具合のお小遣い制を実践してくうち、少女は、
「このお金は、元はと言えば、お父さんお母さんが働いて得たお金」
だと言うことに気づく。
そして、“外部”から稼ぐと言うことを思いつき、実践していく。
この実行力と頭の良さは拍手ものだし、それを応援してくれる家族や学校に恵まれてるのは、
この子のラッキーというか、人徳なのかも??
韓国でも、インターネットは家庭に入り込んでいて、小学生でも使いこなしてるんだってことに驚いたけど、
それよりも、各家庭にムチが常備されているってことにびっくり!!
しつけに使用されているのだ!
日本人にしてみたら、それって、暴力、虐待じゃない!?って思うけど、
韓国では一般的らしい・・・
もちろん、決して怒りに任せて使うことはないんでしょうけど、かなりショックでした。
ロバート・キヨサキの「金持ち父さん貧乏父さん」は、お金のIQ・EQの高い、友達のお父さんから授けられた知恵が書いてありましたけど、
こちらの「12歳で100万円ためました!」は、主人公の両親は普通の共働き夫婦で、お金のIQやEQがことさら優れているわけではなさそう。
ただちょっと、意識が高かった。
そんな平均的な家庭から生まれた話だから、とても身近で面白く、参考になる本でした。