2008/04/21(月)01:30
勉強のことで叱ると、どのように育つか
小学校受験というのを視野に入れて、年中の秋くらいからプリント学習を始めるお友達が増えました。
すると、ほとんどのお母さんが、「子供に勉強を教えていると、イライラして感情的に叱ってしまう」というのです。
叱ってはいけないとわかっていても、つい叱ってしまう、と皆さんおっしゃいます。
でも本当に「いけないとわかっていて」なんでしょうか?
例えば、金魚にえさをやりすぎると死んでしまいます。
食べ残したえさが水を腐らせ、金魚の住む環境が悪くなるので病気になったり、悪くすると死んでしまいます。
でも、金魚を飼った経験のない子供や大人は、大抵、「えさのやりすぎ」をしてしまいます。
感覚的にたくさんやったほうが金魚のために良いと思ってしまうからだと思います。
飢え死にしたらかわいそうだからつい、と、えさをやりすぎてしまうのです。
一度それで死なせてしまうと、なぜかと思って金魚の飼い方の本を読みます。
すると、えさのやりすぎが原因と書いてあり、深く納得して次からは気をつけます。
でも、一部、なぜ病気になったかを突き詰めずにまた繰り返しえさのやりすぎをしてしまう人もいます。
子供に勉強のことで叱らない、というのも同じだと思うのです。
勉強のことで叱っていると、勉強が嫌いになります。
いじけます。
5年後、10年後に勉強が嫌いになった子どもを見て、
あ、やっぱり叱ると嫌いになるのだ、とそのとき納得するのでしょうか。
それじゃ遅いです。
やり直しはききません。
それがわかってたら、叱れないと思うのです。
叱ったり怒ったりして頭が良くなるなら、
こんな楽なことはないのです。
いくらでも叱りますよ。
とお教室の先生が言ってました。
勉強で叱ってはいけません。しつけで叱りましょう。
とも言ってました。
「決算」は子供が中学生になったときに来ますよ。
言われたことは全部頭に「録音」されてます。
罵声を浴びせられて育つと、力が逆転する中学くらいになってから、
全部返ってきます。
それも3倍くらいになって、、、。
とも言ってました。こわ~
何百人、何千人の子供を見てきた先生が経験でそう言ってくれてるのです。
赤ちゃんに取扱説明書は付いてこないけど、
子育てにマニュアルは無いけど、
こういう言葉は愚直に受け取っていいのでは?
子供に勉強のことで叱ってしまうお母さんって、
高学歴、高キャリアの方が多いように思うのですが、どうでしょうか。
その知性が邪魔をしてしまうのよ~~
みたいな、、、。
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