と、考えながらモノを買ったことってありますか？
私は最近そういう風に考えながら、財布を開きます。

デパートのセールスマネージャーとして、購買心理
マーケティングにとても興味があり、勉強もしてい
ます。

売る側になるときは、大いに活用して成果もあげて
いるですが、いざ買う側として自分のことになると、
勉強の成果がまったく活かされていません。

つい「欲しい～っ」という衝動にかられて、考えな
しに、買ってしまってたんですね。

売る側のカラクリを知っているのにも関わらず、な
ぜ相手の思惑通り買ってしまうのか。

それだけ売る側は研究しているということなのです。
考えてみれば当たり前のことです。必死で考えてい
る売る側と何も考えずに買う側。勝負になりません。

私だって仕事以外のときは、ゆっくり買い物がした
いです。買い物は、いいストレス解消になりますか
らね。

そういうときは、難しいことなんか考えていません。
「このコピーにはこんな仕掛けがあるんだ」とか、
「このおまけは良さそうにみえて、実は安いんだ」
「この販売員のセールトーク使える」なんて考えな
がら、買い物していても楽しくないですからね。

すると仕掛けに引っかかって買っちゃうんですね。
世の中には、「衝動買いをさせる仕組み」がたく
さんあります。

しかも最近は「衝動買いをさせる仕組み」というこ
とを、気付かせないような技術も発達しています。

だから何も考えないでモノを買っていると、どんど
ん仕組みの餌食になってしまうんです。

「いつこんなにお金を使ったんだっけ」と思う人は
もう餌食になっています。

売る側の私ですら、引っかかるのですから、買う側
専門の人が引っかかるのは当然のことです。

たくさんの人がモノを買うことによって、経済が発
展していくので、買い物はどんどんしてもらいたい
です。

でも私自身は、もうあまりモノを買わないようにし
ていきます。

モノを買うより、資産を買うためにお金を使いたい
からです。

モノを買うより、知識や技能を買うためにお金を使
いたいからです。

モノを買うより、ビジネスを買うためにお金を使い
たいからです。

日本経済のためにたくさんモノを買って、多くのモ
ノの流通を活発にさせ、多くの税金を払う役割は、
他の皆さんにお願いします。

今、私はそのようなぜいたくができません。早く金
持ち父さんになって、そういうせいたくをしてみた
いものです。

いつも幸せ！　みんなありがとう！

----[ふつーのサラリーマンが成功を…]----------

「金持ち父さん　貧乏父さん」の著者ロバ－ト･キヨサキ
氏はこう言っています。

「パートタイムのジョブではなく、パートタイムのビジ
ネスをはじめなさい」と。

モノを買う？　それともビジネスを買う？
小さいビジネスを買う方法とは…