日常のニュースからひも解く自らの視点

2010/01/18(月)13:45

自民党の与謝野財務大臣こそが経済音痴である

週刊誌に自民党の与謝野元財務/金融大臣が、鳩山首相、菅財務大 臣を経済音痴としてこきおろしているが、与謝野氏自身が経済音痴 を世間にさらけだしたことを本人はご存知ないようである。リーマ ンショック後、日本が最も影響が軽微なので、蚊に刺されたくらい の影響でしかないと与謝野氏は当時、発言していた。それがふたを 開ければ、日本が最も影響を受けていた。こんな経済音痴が財務/ 金融大臣が勤まる訳がないということを露呈し、その後の麻生政権 のふらふらぶりから、夏の衆院選で惨敗、野に下ることになった。 与謝野氏は高齢で、経済に強くもないし、国会議員としてはそれほ どの価値のある人物ではない。そんな人物の寄稿を載せるマスコミ は、明らかに持ち上げておいては落とすことを得意とする三流レベ ルだ。小沢氏や鳩山氏の金の問題をことさら大仰に掲げて、今、議 論する優先課題の経済や外交問題をないがしろにさせているマスコ ミの責任は大きい。官僚は昨年も西松問題で小沢氏を追い落とし て、自民党に有利な選挙戦に持ち込もうと片棒を担いでいたが、今 度も同じことを繰り返している。有権者は、今度の参院選で民主党 を圧勝させることが官僚に引導を渡すことになると意識しなければ ならないし、それが本当の意味での政権交代である。そもそも有権 者のせいで政権交代が遅れたのである。日本に残された時間はもう 1年もない。今年、政局が揺らぐことになれば、それはすべて国民 生活に跳ね返ってくることを覚悟しなければならない。

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