☆るう　なーす☆

今日は訪問入浴の仕事、お休み。

機会があったら・・・と思っていた話を本日の日記に書かせていただく

職業病・・・
私たちの仕事の職業病は、腰痛がメイン
ついで膝痛、肩こりと続く。

この仕事、入浴に必要な荷物も多く、重い。
室内の浴槽を置く部分に分厚い防水シート敷くのだが、
これを入れているバッグがとても重い
シートのほかにシャンプーやボディーソープ
バス洗剤に湯温計や雑巾洗面器などその他もろもろ一式一つの大きなバッグの中。
排水モーター・・・ずっしり・・・
車から水やお湯を送るホース・浴槽から排水溝まで排水を送るホース
他いろいろあるがメインは大きな浴槽だろう。

車の中に積まれた浴槽を、利用者のいる室内まで運ぶ
さすがにそれは男性の仕事だが、
男性だってそれは腰に負担がかかる
時にエレベーターのない５階建ての集合住宅、階段で運ぶ
豪雨だろうが、強風吹こうが・・・

浴槽より重いのが『人』
男性と女性、２人で持ち上げるのだが、
８０キロ以上の人を抱っこして持ち上げ浴槽まで運ぶ事もある。

物なら重たくて落としても壊れるだけで済むが、
『人』はどんなに重たくてバランス崩しても絶対落とすことは出来ない。
過去に落としたこともないが・・・


「○○が、このまえの抱え（抱っこ）で腰痛めちゃったみたいでさぁ～・・・」
そんな話し、しょっちゅうである。

腰を痛めてどうしようもなくなるのは大半男性
腰を痛めると、数日は男性二人でチームを組んでの仕事をするのだが、
すぐに（人が足りないからと）一人で仕事をやらされてしまう
腰がよくなっていないのに。



ひどい時、痛み止めの飲み薬プラス・腰痛の痛み止めの座薬を朝から入れてくる男性スタッフもいる。
仕事が終わると速攻病院にいって痛み止めの注射まで・・・


従業員の体調に配慮が欲しいが、
『やって来い！なんとかしてこい！』という現場任せのその場しのぎ・・・

腰痛、膝痛・・・仕事帰りの病院通いやマッサージだけが頼りである


腰痛も膝痛も、自己管理責任・管理不十分といわれればそれまでだが・・・



ただ、何故ここまでして、体を壊してまでこの仕事をやめないか・・・


それはこの仕事が大好きだから・・・




体力的にも、いつまでも続けられる仕事ではない
いつまで勤められるかわからないが、みんな多かれ少なかれ同じ気持ち



「みんなに喜んでもらえるこんな楽しい仕事、ないよね」


私も、限界まで頑張ろうと思っている