2007/05/25(金)11:34
『人を動かす』を読んで思ったこと
専業主婦で普段は子供以外と話をすることがあまりない私には
『人を動かす』事ははあまり必要ないように思えた。
それでも、この本を手に取ったのは、レビューが良かったからという安易な理由。
自己啓発系の本だろうし、社会に出て働いている人が読む物だろうと。
読後… 胸をしめつけられるような思いがした。
『人を動かす』とあるが、動くのは人ではなく自分なのだと。
自分の考え方、行動の仕方で相手がどのように感じ動いてくれるのか
結果が全然違ってくるのだということ。
私事ですが、先日夫が飲みに行き朝まで連絡してくれなかった事に腹を立てて
連絡してくれると助かるけど。
今日はご飯は外で食べてきてね。(4日連続)
言葉では何もいわずこのようなメールを送っていた。
心の中で責め立てていた。
でも、この本を読んでそうしてしまった事を後悔した。
そのような態度をとることでいったい何がうまれたのだろう。
そうすることで私は満たされたのか?
もっと他に方法はなかったのか?
2歳の娘に大人と同じ行動を求めてはいなかったか。
私のしかり方で彼女の心に傷はできていないか。
最終章の
「幸せな家庭をつくる七原則」は読んでいて涙がこぼれた。
なぜ泣いてしまったのか。
悪い例と今の自分があてはまったからなのか…。
社会に出ているとか主婦とか関係なかったです。
私にとって、とても良い本でした。
すっと手元において何度も読み返したくなる本です。