2013/12/23(月)23:52
ご報告
最後のブログアップから4年7ヶ月ちょっとたってしまいました。
我が家は相変わらず4人家族で元気です。
私の近況報告もしたいんですが、それよりもこのブログを8年前から読んでくださっていた方にお伝えしたいことがあって、久々に立ち上げてみました。
私が結婚する1年前から実家で飼っていた、愛犬いちご。
先ほど2013年12月23日20:55、永眠しました。
まだ8歳と9ヶ月。
人間で言えば60そこそこでしょう。
ちょっと早すぎる死でした。
とは言え、その兆候は1年ほど前からありました。
食べないんです。
半年前からは、毎日点滴。
この数ヶ月は、トイレに行くのも一苦労なくらい、ほぼ寝たきりだったそうです。
実は母がその頃、1年前に乳がんがわかり、今なお治療中です。
ペットと飼い主は一心同体、とよく言いますが、まさにその通りでした。
ですがいちごは、思い返せば生まれてすぐから問題の多い身体でした。
股関節の骨が一部欠損しており、2度の手術でも完治することはありませんでした。
よその方がオヤツを差し出してくれても、食べることはありませんでした。
(うちの息子の手からサンドイッチを奪ったことはありますが(^_^;))
欲のない、生命力のない、動物でした。
野生だったら、とうの昔に淘汰されてたであろう命です。
そんないちごですが、過保護な飼い主と、お人好しで心配性の主治医(父母の友だちです)のお世話になり、今まで生きてきました。
動物にとって、そんな身体の状態が幸せだったどうかはわかりません。
でも、愛情にだけは恵まれて生活していました。
ここ数年は、怖いものなしのムスメに後ろから抱きつかれても、怒ることなく耐えてました。
優しい顔と、優しい心のいちごでした。
最期は母の胸に抱かれて、父の顔を見つめながら、眠るように逝きました。
私は今、実家から数100km離れた、海を越えたところに住んでいます。
だから、今両親がどうしているのかわかりません。
母の体調と、それを支える父の心労も心配です。
近くに末弟がいるので、たまたまの明日の休みを使って帰省するそうです。
あと6日待っててくれたら、私も帰省してたのにな…
帰っても、もう尻尾振って出迎えてくれるいちごはいない。
玄関を出る時に、一緒についてこないように言い聞かせる必要もない。
お水に、大好きな氷を浮かべてやることもない。
お茶をついでおいた中に、毛が浮くこともない。
ベランダに出て、非常出口に反射する光に吠えるいちごを叱ることもない。
なんでしょうね。
手間なことが多いはずなのに、悲しい気持ちの方がどう考えても勝ってます。
もうこの楽天ブログに書くことはないかも、と思ってましたが、やっぱり伝えたい人がまだブログを続けているので…
見てくれるかな?
もう時間が経ちすぎて、メッセージの送り方もわかりません。
8年前にメールのやりとりもしてましたが、変わっているかもしれません。
その方のシェルちゃん、元気そうでホッとしました。
とりとめもない話ですが、知っていただけたらなと思い、久しぶりに更新です。
犬ネタでお世話になった方々、今までありがとうございました。
みなさんの大切なワンたちが、少しでも長い時間、元気でいられることを心からねがっています。
数日前のいちご。
奇跡的に身体を起こした時の写真だそうです。