ご報告
最後のブログアップから4年7ヶ月ちょっとたってしまいました。我が家は相変わらず4人家族で元気です。私の近況報告もしたいんですが、それよりもこのブログを8年前から読んでくださっていた方にお伝えしたいことがあって、久々に立ち上げてみました。私が結婚する1年前から実家で飼っていた、愛犬いちご。先ほど2013年12月23日20:55、永眠しました。まだ8歳と9ヶ月。人間で言えば60そこそこでしょう。ちょっと早すぎる死でした。とは言え、その兆候は1年ほど前からありました。食べないんです。半年前からは、毎日点滴。この数ヶ月は、トイレに行くのも一苦労なくらい、ほぼ寝たきりだったそうです。実は母がその頃、1年前に乳がんがわかり、今なお治療中です。ペットと飼い主は一心同体、とよく言いますが、まさにその通りでした。ですがいちごは、思い返せば生まれてすぐから問題の多い身体でした。股関節の骨が一部欠損しており、2度の手術でも完治することはありませんでした。よその方がオヤツを差し出してくれても、食べることはありませんでした。(うちの息子の手からサンドイッチを奪ったことはありますが(^_^;))欲のない、生命力のない、動物でした。野生だったら、とうの昔に淘汰されてたであろう命です。そんないちごですが、過保護な飼い主と、お人好しで心配性の主治医(父母の友だちです)のお世話になり、今まで生きてきました。動物にとって、そんな身体の状態が幸せだったどうかはわかりません。でも、愛情にだけは恵まれて生活していました。ここ数年は、怖いものなしのムスメに後ろから抱きつかれても、怒ることなく耐えてました。優しい顔と、優しい心のいちごでした。最期は母の胸に抱かれて、父の顔を見つめながら、眠るように逝きました。私は今、実家から数100km離れた、海を越えたところに住んでいます。だから、今両親がどうしているのかわかりません。母の体調と、それを支える父の心労も心配です。近くに末弟がいるので、たまたまの明日の休みを使って帰省するそうです。あと6日待っててくれたら、私も帰省してたのにな…帰っても、もう尻尾振って出迎えてくれるいちごはいない。玄関を出る時に、一緒についてこないように言い聞かせる必要もない。お水に、大好きな氷を浮かべてやることもない。お茶をついでおいた中に、毛が浮くこともない。ベランダに出て、非常出口に反射する光に吠えるいちごを叱ることもない。なんでしょうね。手間なことが多いはずなのに、悲しい気持ちの方がどう考えても勝ってます。もうこの楽天ブログに書くことはないかも、と思ってましたが、やっぱり伝えたい人がまだブログを続けているので…見てくれるかな?もう時間が経ちすぎて、メッセージの送り方もわかりません。8年前にメールのやりとりもしてましたが、変わっているかもしれません。その方のシェルちゃん、元気そうでホッとしました。とりとめもない話ですが、知っていただけたらなと思い、久しぶりに更新です。犬ネタでお世話になった方々、今までありがとうございました。みなさんの大切なワンたちが、少しでも長い時間、元気でいられることを心からねがっています。数日前のいちご。奇跡的に身体を起こした時の写真だそうです。