2007/12/03(月)00:12
人間の死ぬ確立 100パーセント
人間だけでなく、 生き物は いつかは 死んじゃう。でも やっぱり 知っている人が 亡くなるのは 淋しいし、悲しい最近 すっかり 泣き虫オバさんになってしまった家の建て替えをしたときに お世話になった 鳶の親方は 律儀な方で、
それから、 ずっと、1ヶ月に1回は 孫のYくんや 奥さんを連れて わざわざ、
車で20分のところを、散髪に来てくれていました。ある日、Yクンの 小指の頭大の、円形脱毛を見つけた私は 親方に、こっそりと
「Yくん、 学校で 何かストレスでもあるんじゃない?」と言うと
「おお、そうなのか」と、たくさん行っていた 塾を減らしたら 治ったよと、
喜んでいましたその数ヵ月後、予約の電話を受け取ると 声がいつもと違って 親方とは分からず、「お酒を飲んでいる声だと、すぐ分かるのに」と言って笑っていたのですが、
「最近、全然飲みたくないんだよ なんだか 食べ物が のどを通りづらいんだ」と
言っているうちに、 食道ガンだと分かりました建て前や新築祝いで、一緒に飲んだ事がありますが 豪快な飲みっぷりで、建前のときに「木やり音頭」を披露してくれたときには すごい喉(歌声)にビックリしました「痛くも痒くもないんだけどな~」と言いながら 入院して 放射線治療を受けていました。そして 孫の Yクンの 円形も再発してしまいました
(子供ながらに、おじいちゃんの事が心配だったのですね)親方の ガンは 進行し、抗がん剤や 放射線も 効かなくなってきていたのです。家族に連れられて、最後に みえたのは 3ケ月前 すっかり 痩せて、声も出ず、とても 辛そうでしたそして、 今日 娘さんが Yくんを連れて 来店
なんだか 嫌な予感、 娘さんに聞くと 今朝 亡くなったとの事。また 泣いてしまいましたここ 数日 年賀状の準備をしていたのだけれど 亡くなったお客さんが数人。
そういうお客さんのカルテを ホルダーから 抜いていく気分は なんとも言えないこの地域も 高齢化で 増えるお客さんより 減っていくお客さんが 今後も
多くなるでしょう 人間の死ぬ確立 100パーセント、と 言い聞かせみても 、やっぱり 淋しい