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テーマ:これまでに読んだ本(1048)
カテゴリ:本
ずっと前から不思議に思っているコトがあります。
携帯に非通知で掛かってくるワンギリって、なんの意味があるんでしょうか? 教えてえらいひと~ そんなおいらはウゴウゴルーガのDVDが待ち遠しい人。予約済みさ~♪ さて、『驚異の発明家の形見函』。発明家には エンヂニア とルビ振ってあります。 形見函とは何だろう?と思って買ってみましたよ。 形見函とは、ある人間の一生を記録に留めるもの、だそうです。 その函の中に収めてある品物は、函を作った当人の個人史上起こった決定的な瞬間や、運命を変えることになったつながりを示している。 選ばれて函の中に入れられる品物はありふれた物が多いが、その品物が選ばれた理由にありふれた物は決してない、と。 形見函は、18世紀~19世紀初めにかけてスイスとフランスで盛んだった一風変わった風習だそうです。 1983年、パリの骨董品オークションで偶然『私』が手に入れたガラクタの詰まった函。 10ある仕切りに収められていたのは、広口瓶・鸚鵡貝・編笠茸・木の人形・金言・胸赤鶸・時計・鈴・釦。最後の一つは空のまま。 この形見函の製作者『クロード・パージュ』の数奇な運命を、それらの品物一つひとつが雄弁に語る・・・。 クロードさん、すんごい翻弄されまくっておりました>< 大変だわ。 上巻の途中で飽きても、とりあえず下巻最後まで読むことをオススメします。 なぜなら誤解が解けるからです。 18世紀のヨーロッパ(特にパリ)の生活全般の様子がすごくよくわかる本でした。 衛生面あんまり宜しくないのとか、普通の貴族の生活とか一般の人の生活とか、旅をする時はこんなカンジなんだぞ~、とか。 読み易さという点はかなり欠けると思うけれども、いろんな知識が増える本なのは確かです。 ハードカバー→ ![]() ![]() ![]() うちにあるのは文庫ですよ~。 アレン氏の第二作で『形見函と王妃の時計』というのがハードカバーでは出ているのですが、まだ文庫になっていないので読んでおりません。 実はこっちの方が気になっているので、多分買いますw お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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