sotto voce

2009/08/21(金)21:53

ブラームス

不協和音は一応終わった。 2楽章のファーストバイオリンとの対話がきれいなところでいろいろ余計なこと考えたら落ちてしまった。もう一度弾く時間がなかったので、とっても残念。やはりはじめは余計なことを考えずにきっちりカウントして弾くべきなのか。でも間違えないことを最優先ていうのはやはりさみしい。一期一会だからこそ、なんか働きかけたいなあと思う。もちろん分相応のことを考えろということもあるけれど。。。いろいろ模索中。タイで伸ばして弱拍で音が変わるようなときに遅れ気味になるようだ。だいたい私は走るより引っ張る傾向にある。重たくなる、前に行かない。気持よく前に進める感じに弾けるといいなあと思った。 そのあと、チェロの二重奏をした。曲はドツアウアのモーツアルトのオペラ(ど忘れ)をテーマにした変奏曲とマルチェロのソナタ。どちらも私がファーストを弾いている。こちらもなんだか一人で弾いているときにはすいすいしているつもりでも緊張しているのか間違えたり弓が逆になったりしてしまう。でも少しずつよくなっているように思うので、それなりに満足できる感じで仕上がるとよい。 迫り来るレッスンの曲はエチュード4つとゴルターマン全楽章でかれこれ7曲もある。1楽章は仕上げるってどういうこと?という感じで次々新しい(もしくは復活の)課題が出てきて全然終わる雰囲気でない。気合いも必要かもしれないけど、この間かなり気合を入れた反動で今回は末永くお付き合いしても別にいいかという気持ちになってきた。1番目のエチュードもそうだけど、細かく速い音が均一に行かない。まず聞く耳を持つ。そのあとは左手も右手も問題があって大変。 そのあとのブラームスの六重奏(Op.18)は初めてなのにファーストチェロが回ってきてこれがかなりごまかせない役柄であることが昨日CDを聴いて分かった。レッスン終わってから着手と思っていたが、すごく不安になって今日ちょっと1楽章を練習した。一人で弾いているときはのびのびしているように思えても人の中に入ると固まってしまうのでとにかくそれが少しでも改善して皆が気持よく弾けるようにできたらいいなあと思う。 弾けない人が言うのもなんなのだけど、曲としては意外と単純だなあと思った。たとえばチェロソナタ2番のブラームスではない。ブラームスってすごくポピュラーなこともしていてそこら辺の適応性がすごいなあと思う。よく考えるとソナタ2番以来のブラームスだろうか。ということはかれこれ10年ぶりくらいになるのか。

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