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2006/11/07(火)21:11

妻と行った北海道旅行記(その1)

 11月1日から妻と二人で5泊6日の北海道旅行へ出かけました。 目的地は妻の故郷の釧路です。 妻にしても、わたしにしても久々の北海道でした。  天候もよく、追い風で予定より10分早く新千歳空港に着きました。 12時20分着。 飛行機から降りると「おお寒い!」さすがに北海道だ。  空港から近くにあるレンタカーの営業所まで、送迎バスで送ってもらうと、約6時間のドライブです。「さあ出発だ!」 妻もなんだかウキウキです。  途中、高速道路を走り抜けて、大自然の中を快適に走行する。 どこまでも続く山波と広大な大地だ。  初めは茶色っぽい、変わり映えしない景色が続いていましたが、 途中からは黄色や橙色が太陽の光をうけて、そこだけが明るく浮かび上がり、よく見ると淡いグリーンのグラデーションもあり、 見事に大自然の立体感をかもし出していました。 自然の成す技なのか、大自然の芸術と言えよう・・ 「わぁ凄い」と妻もわたしも大感激。 「オットわき見運転は禁物」 ちょと止まって写真を撮りたいけど、先を急ごう・・  峠で休憩のために車外に出ると「おお寒い!」震えが来る。 しかし社内は大丈夫、快適です。 方向も把握できない(どちらかと言うと方向音痴)のわたしですが カーナビのお陰で安心でした。 と言うか妻のナビゲーションが救いでもありました。  やっと見覚えのある風景に出会い一安心。 7時にやっと妻の実家に到着。妹が首を長くして待っていました。 妻も妹も笑みを浮かべて再開を喜び、懐かしさと安堵を浮かべていた。 わたし達は食事へ出かけて話しは盛り上がりました。  翌日わたしは早起きをして散歩へ出かけました。ベストの上にジャンバーを着込んで完全防備です。  ここは何処でしょう?(写真) ここは釧路の西港です。わたしにとって思い出の場所です。 わたしはこの海で働いていて、この地で妻と出会いました。  わたしは若い頃、浚渫という仕事をしていました。ずいぶん昔の事です。 浚渫とは、浚渫船をつかって海の底をを掘り、その土を利用して 陸地を造ります。その陸地は工場地帯やコンビナート、石油基地、埠頭になります。 海は深くなり、大きな船が通れる航路になります。  この港も大きな船が入れるようになり、以前は「まりも」や「ましゅう」と言う東京行きのフェリーが行き来していましたが、いまは無いようです。  防波堤に囲まれて、波の少ない静かな港です。 濃い霧の日は何も見えない海でした。 そんな日にも仕事は続けられました。 いろいろと思い出の多い港です。  あの頃と同じ静かな海でした。 あの頃共に働いた、仲間たちはどうしているだろう。  わたしは海外派遣を機に仕事を辞め、妻と結婚しました。 妻はわたしについて、内地に来ました。きっと寂しい思いをしました。 その後、父や母が亡くなりました。 でも妻は、負けずににがんばりました。  そんな妻を、わたしは守ってあげたいのです。

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