2005/09/03(土)16:25
1年13ヶ月(一ヶ月28日)の暦、使い始めてもう10年になりました。
退職の意思を伝えてから上司と2回目の電話会議で
考えは変わらないことを確認すると、彼も応援して(どちらかというと羨ましがって)くれて
すぐに後任の人を探さなければならないので、候補者に話をし始めるけれど
「一人に伝えるとすごい勢いで伝わってしまうので覚悟しといて」というメールが来ました。
確かにその国(アジア)では、国民性なのかどんな噂も数分のうちに全体に伝わる
という性質を持っているのを知っていました。
するとその日の午後、そのアジア圏の同僚の数人からメールやらチャットやら
「辞めるって本当・・・?!」 という問い合わせが殺到し始めました。
ちょっと・・日本のオフィスではまだ何の手続きもしていないのに・・
と慌てていると、上司からもう一本メールが入り「日本の人事部に話しをするように」
という指示が入ったので、 人事部長にメールで一報を入れ
翌日に直接会って話すことになりました。
また、その日はいつもお世話になっている日本オフィスの代表と
CFO (Chief Financial Officer)の二人と一緒に海外との電話会議に出席で
久しぶりに顔を合わせ、会議が予定より20分早く終わったので、
もしかしたら良いタイミングかも・・・と思い
まず日本代表に「5分ほどお時間頂けますか?」 と、退職すること、起業したいことを伝えると
「もしかして、マッサージとかハマっていたから、そういう分野か?!」
と、以前に「サンディエゴでアーユルヴェーダの講習受けてくるんです~♪」
と話していたので、ストーリーがつながったようでした。 退職の話しに驚きつつも
「俺も本当は何がやりたいんだろう~見つけたいなぁ!」
という感じでいろいろフランクにお話しが出来ました。
「CFOの△△さんにも直接話したほうがいいよ」 と言われたので
お隣の部屋に行って、「すみません、お時間少し頂いても良いですか?」
退職挨拶のハシゴをしてしまいました。 (まだあと四ヶ月先なのですが・・・!)
△△さんはインド出身の方だったので、「アーユルヴェーダ」で起業を・・・
と言っただけで、すぐに概要がつかめたようでした。
「BODY-MIND-SPIRITで総合的に健康を捉え、
ストレス社会に解決策を提供していきたいんです」
と伝えると、 もともと大きな目をさらに大きくして
「それはとってもいいアイデアだと思いますよ!
僕はいつも起業をすると言ってくる人にはシビアなんですが、これは本当にいい!
いつか誰かが日本でも始めると思っていました。」 と、とても応援してくれるので
「実は、、、一緒に日本で展開していこうとしているサンディエゴの施設の創始者の方が
インド出身で、アメリカで20数冊のベストセラーを出している人なんです」
と言うと、「ディーパック・チョプラ?」 とすぐ名前を言ってきたので
「え、ご存知なんですか?!」 と聞くと
「彼はものすごく有名な人ですよ!世界的に。 日本では知られていないようだけれども、
これはきっとうまく行きますね。」 といつもシビアなCFOから太鼓判を押されて
クラクラしながら部屋を出ました。
席に戻ると、またさらに多くの人から問い合わせが入ってきていて
起業計画を打ち明けると、みな興奮気味に応援してくれて。
・・・退職するというのに、なんだか不思議な感じ・・・
そんな不思議な感覚でボーっとしながら家に帰り、もう使って10年になる
13の月の暦のカレンダーを開いて「今月はどんな月だったっけ・・?」
と調べると、8月23日に始まって9月19日に終わる今月は、「月」の月で、
キーワード: 挑戦
問い: 私の挑戦は何か?
機能: 極性化する
行為: 安定させる
というテーマの月でした。
「ふ~ん、なんとなく今起こっていることは今月のテーマに合っているかも~」
と思って、今月第一日目が「8月23日」であることを確認して 「あれっ?!」
その日は、ちょうど、朝から胸騒ぎがして、突き動かされるようにして退職を決心したんだっけ・・・
ということに気がつきました。
今までも、13の月の「月末」になると、クライマックス、というか後に影響を与えるような
イベントが自分の意思とは異なるところでアレンジされてくるので面白いな~
とは思っていたのですが、月が変わって即、退職まで決意させるとはおそるべし。
そういえば「偶然の一致」「シンクロ」が起こりやすくなっていったのは、
この暦を使っていた影響もあるかも知れませんー