2021/10/09(土)21:06
VFRをいじるのね!・・で、びっくり!
つい先日、
VFR400R(NC24)でぶらっとしていたときですが
ヘッドライトを点けて信号待ちしていて
ブレーキ握ってウィンカー点けると
ウィンカーの点滅に合わせてエンジンの回転が下がる。
どうかすると止まりそうになるんですね。
う~ん、ウィンカーのリレーがおかしいのか
充電系統がおかしいのか・・・・・・
今までの経験だとこういう場合、
レギュレーターがダメになっていてレギュレーターと通った電圧が低めなのが多い。
でもウィンカーのリレーも古いですからね。
ウィンカー点けるとおかしいので、ここも疑われる。
ということで、ここしばらくメンテしてました。
まずレギュレーター関係ですね。
とりあえず新品のレギュレーターは持ってますから余裕ぶっかましてます。
今までつけていたレギュレーターのまま
エンジンかけてバッテリー電圧を測ります。
アイドリングで13.2V。
あれ?なんか低いな。
まぁでもバッテリーが12Vなんで、それより充電電圧高いんで大丈夫かな??
とはいえ本当ならアイドリングで14Vはあるはずなんだけど。
そのままヘッドライト点けると12.9V。
LEDに換えてるんであんまりドロップしない。
ブレーキ握ってブレーキランプ点けると12.6V。
で、ウィンカー点けると12.3Vくらいをふらふら。
う~~~~ん、でも以前レギュレーターダメになったときは
この時点で11.5Vくらいになってはっきりおかしいの分かってたんだけど
まだ12V以上あるもんね・・・・・。
ま、しかたない。
新品のレギュレーターに換えてみよう!!
新品に交換して、同じように電圧測ってみます。
・・・・あれ???おんなじ????
ほとんど同じで、今までつけてたのと変わんない!!
エンジン回転上げても同じ傾向ですね。
ふむむむ。
もしかしてACジェネレーター?????
これは発電しているコイルですけど、まぁ10数年前は
これに泣かされましたもんね、新品に交換したのでした。
でもあれから年数経ちましたからもしかして・・・・って思っちゃいました。
しかしジェネレーターの抵抗を測定しても良好。
社外品のレギュレーターにも交換すると、純正よりまだ高電圧になるので
発電が弱いわけではないみたい。
では基本に戻って、各接続部分、カプラーを見てみようってことにして
充電系からバッテリーまでのカプラーを全部いったん外し
そこに接点の導通がよくなるコンタクトスプレーを吹いていきました。
で、抜き差しを繰り返して
さて、これでどうでしょう???
これでエンジンかけて電圧測定!!
するとアイドリング時で14.3V!!
おいおい~~~~1Vも上がっちゃったよ~~~~~~~。
このままライト点けてもウィンカー点けても
今までより電圧高いまま。
こういうの、電気系には効くんですよね、接続部分の抵抗!!
古いバイクですから気をつけておかないと!!
ま、きっとこれで不具合は良くなってるでしょ。
でついでにウィンカーのリレーも新品に交換!
電球関係も全部新品に交換しちゃいましたよ。
よしよし~~~~~・・・・・
・・・・って感じなんですが
実は今回、以前買っていた新品のイグニッションコイルを4個とも交換します。
で、点火プラグも新品に!
V型4気筒のVFR。
プラグ交換はフロントのラジエーターを取り外す必要があるんですよね。
取り外さないとラジエーターコアのフィンをつぶしちゃいますし。
まぁ大変な作業になっちゃいますよね~~~~。
なははは・・・・
さてプラグ交換するのに今までついていたプラグを取り外します。
いつも参考程度にプラグホールから中を覗きます。
ライトを照らして中のピストンのヘッドを見るんです。
だいたいピストンヘッドは黒い感じでカーボンの付着が見えるんですよね。
30年もののVFRですから、長年の燃焼カスが見えていたんです。
今回もそうやって覗いてみると、
あれ?なんか他のが見える。
あれ?????ほんとおかしい。
プラグ差し込んだ先に、こんな部品があったかな・・・・・・・・・。
ってしばらく考えました。
構造考えてもあるわけ・・・・ない。
やばいな、ヘッドばらさなくちゃいけないのか?????
って思ってもう一回ライトを照らしてプラグホールをのぞき込みました。
すると・・・・これって・・・・
ピストンのヘッドやないの???????
なんでこんな感じなのさ!!
銀色ぴかぴかで新品の部品みたい!今までの黒いデポジットが付着したピストンとは違う!
だからピストンとは違うものに見えちゃったんだね~。
ってなんでぴかぴかなんじゃ???
考えられるのはガソリン添加剤。
タービュランスGA-01ですね。いや、その前にフューエルワンも入れたっけ。
カーボン、デポジットを取り去って行くっていう添加剤。
ポリ・エーテル・アミン(PEA)100パーセントでしたけど
まさかここまで綺麗になってるとは思いませんでした!!
よく見れば周囲にはまだ黒いところがあるんですが、この変化には驚き!!
繰り返し添加しながら1500kmくらい乗り続けた甲斐があったってもんです!!!
うへ~~~こりゃすごい!!
点火系も新品にして、
添加剤の効果も確認できて、
組み上げたVFRはそりゃぁもう、エンジンが軽いのなんの!!
久しぶりに満足できたメンテナンスでございました!!
まぁ点火プラグは約2年ぶりくらいに換えたんですが
ちょっとサイクル遅かった感じ。
とはいうものの・・・プラグ交換の度にラジエーター外すのキツイですもんね~。
でも・・・・今度からもっと早く交換しよう!
そうそう、プラグにはあんまり今まで見たことのないブラウン色の汚れが付着してました。
きっと添加剤で剥がれたカーボン、デポジットの溶けたものが
プラグにも付着した感じ。
タービュランスなんかの強力な添加剤入れたらそのあとには
プラグも交換した方がいいんじゃないかと思います。
そうしたら、フィーリングが激変しちゃいますよ~~~~~~~