カテゴリ:名所旧跡寺院あれこれ
大阪府岸和田市の滝の名所「牛滝山」と、その麓にあって秋には紅葉の名所として賑わう「大威徳寺」に行ってきました。
仕事に追われるのは嫌なもんで、ちょっと気分転換に自然に触れようって訳ですが・・・ 何と綺麗な?!温泉施設が山の中に建っていました。 古の名所に近代的なスパとは、なんともアンバランスですが、これが今風のビジネスってものでしょうか。 日曜日ということもあってか、温泉の駐車場は入場待ちの車でいっぱい。 温泉もいいな~と行列を横目で見ながら、まずは自動車道のどん突きにある大威徳寺へ。 大威徳寺山門 この古寺も、役行者が牛滝山にある48滝で修行した霊跡に建立されたものだそうで修験の霊地です。 その後、比叡山の恵亮という和尚さんが、この山の滝で修行していたとき、大威徳明王が青牛に乗って現れ、感激した和尚さんが謹み刻んだ大威徳明王像が今の本尊と言われています。 なので、宗派は天台宗ということになっています。 山門をくぐったところに座っている牛さん のどかで愛嬌があります 理由は不明ですが、牛滝山は古くから牛との関わりが深く、春と秋には牛祭り行われていたそうです。 遠方の和歌山などからも農家が牛を連れて大威徳寺へ参り、元気に働いてくれるようにお守りをもらって帰ったとか。 そういえば、本尊の大威徳明王も牛に乗っかった怖い怖い仏様です。 牛で賑わった土地柄ということで祀られたのでしょうか。 その逆で、大威徳明王顕現の地なので、牛が大事にされたとも考えられますが... 大威徳明王 (画像は『ウィキペディア』からリンク) 牛の向かい側に比較的新しい「しあわせ地蔵」という、ほんとに見てると幸せになりそうなお地蔵さんが立ってらっしゃいます。 私には子供を慈しむ慈父のように映りました。 微笑ましい「しあわせ地蔵」 しあわせ地蔵さんのお隣に、修験・密教寺院にはお約束の不動尊。 でも、このお不動さんはスリムで優しいお顔をされてます。 牛に象徴される?ように、のんびりとした雰囲気を感じます。 スマートで優しいお顔の不動尊 こちらも比較的新しい石像のようです このあと本堂から奥の滝へと進んでいきます。 国の重要文化財に指定されている多宝塔と、それはそれは古い本堂があります。 つづく...m(__)m 応援ありがとうございます "^^"v Namah Samanta Vajraa Naam Canda Mahaarosana Sphotaya Huum Trat Haam Maam 紫の雲 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 7, 2009 11:19:49 PM
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