カテゴリ:名所旧跡寺院あれこれ
15日は今年最後の「甲子の日」でした。
「甲子」といっても阪神タイガースの「甲子園」とは無関係なようです。 「甲子園」の「甲子」は「六甲(山)の子」って意味でしょうか... 「甲子」と書いて「きのえね・かっし・こうし」と読むそうですが、「干支(えと)」のひとつですね。 「干支」は「十干(じっかん)」と「十二支(じゅうにし)」が組み合わさって出来たものらしいですが、難しいので書きませんm(__)m とにもかくにも「甲子の日」は60日ごとに回ってくる珍しい?日だそうです。 ちなみに、「甲子の年」は西暦年を60で割って4が余る年、「甲子の月」は西暦年の下ひと桁が3と8の年の11月に当たるそうです?(TT)? さてさて、前置きが長くなりすぎましたm(__)m 「甲子の日」は、大黒さんの縁日です。 ということで、四天王寺・三面大黒天の一時千座供養法要に行ってきました。 三面大黒天 (画像は京都・高台寺圓徳院) 今年最後の甲子の縁日でもあり、小さいお堂は100人くらいの参拝者でいっぱいになりました。 四天王寺の管長猊下自ら、10人ほどのお弟子を引き連れ供養をされましたが、貫禄ありましたねーヽ(^。^)ノ 四天王寺は聖徳太子が戦勝を四天王に感謝して建立した「日本仏教の最初の寺」だそうです。 天台宗に属していた時期が長かったのですが、既存の仏教の諸宗派にはこだわらない全仏教的な立場から、1946年に「和宗総本山」として独立しました。 天台密教の影響からか、供養の作法も密教的です。 密教法具を使い、手には印を結んで真言を唱えます。 般若心経と四天王寺作成の「大黒天和讃」を参加者全員で合唱しました。 最後に、お神酒が振舞われ、供養した黒豆が配られました。 秘仏の三面大黒天が開帳されましたが、臼に乗った小さな黒い尊像でした。 いかにも霊験ありそうですw(__)w 如来・菩薩・明王といった仏教上は高位の神仏の法要はお馴染みですが、天部諸尊の特別な法要もいいですね。 より人間に近い感情を持った神様ということで親しみがあります。 我利我利の現世利益をお願いしても、聞いていただけそうです...ってのは、やっぱり甘いか(笑) 今度は比叡山(三面大黒)や信貴山(毘沙門天)にもいってみましょう。 南無三面大黒天 おん まか きゃらや そわか 応援ありがとうございます "^^"v Namah Samanta Vajraa Naam Canda Mahaarosana Sphotaya Huum Trat Haam Maam 紫の雲 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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