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2019年12月18日
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カテゴリ:音楽

新築時価格から1.5倍に上昇する例も なぜ高速道路脇の中古マンションが人気に?


櫻井幸雄 | 住宅評論家
12/3(火) 11:00

高速道路に近い「東京ツインパークス」(右側の2棟)は中古で人気が高い。筆者撮影

20世紀の間、高速道路に面したマンションは買うべきではないとされた。交通量が多い高速道路脇に建設されるマンションは環境の面で問題が多かったからだ。まず、車の音がうるさい。排気ガスもひどかった。そのため、空気がよどみ、洗濯物も干せない。そして、建物の外壁は排気ガスで黒く汚れていた。みるからに、劣悪環境のマンションになったので、「買うべきではない」とされたわけだ。

新築時価格から1.5倍に上昇する例も
ところが、21世紀になって20年近く経とうとする現在、高速道路脇のマンションに対する評価が変わってきた感がある。というのも、東京の都心部では高速道路脇に建つ、中古での人気マンションがいくつもあるからだ。

その代表例となるのが「東京ツインパークス」だろう。新橋駅に近い汐留エリアに建つ2棟の超高層マンションで構成される「東京ツインパークス」は、建物の南側に首都高速の都心環状線がある。それだけではない。建物の北側には東海道新幹線とJR山手線をはじめとした複数路線の線路がある。浜離宮が近いなど眺望はよいのだが、騒音を問題にすれば、これ以上ないほど残念な場所となりそうだ。

「東京ツインパークス」を別角度から見る。奥にあるのが、首都高速都心環状線。手前側にはJRの線路がある。筆者撮影
にもかかわらず、「東京ツインパークス」は中古市場で高値を維持している。2000年から01年にかけて新規分譲された価格は、約41平米~131平米のワンルーム~3LDKが4280万円~1億9500万円だった。

「東京ツインパークス」は2002年に完成。以後、中古市場で絶大な人気を誇り、17年経った今も新築時価格の1.5倍以上の売り出し価格を維持している。

同様に、高速道路沿いに建つ人気マンションの例が湾岸エリアの台場にある。

首都高湾岸線のそばに建つ「ザ・タワーズ台場」。印象的な外観で人気が高い。筆者撮影
首都高速湾岸線を走っていると、お台場でフジテレビジョン本社のそば、頂上が王冠のようになっている超高層マンションが見える。目立つ建物なので、わかりやすい。それが、「ザ・タワーズ台場」だ。06年の新規分譲時、私の資料では約30平米~177平米のワンルーム~4LDKが1990万円~2億1000万円。こちらも、現在の中古市場で1.5倍程度まで値上がりしている住戸が多い。

品川駅から徒歩13分でも、倍に値上がり
もっと大きく値上がりしているマンションが、首都高速神奈川1号横羽線沿いにある。

品川エリアに建つ「ワールドシティタワーズ」だ。横羽線で都心から横浜方向に向かう車線を車で走ると、部屋の内部が見えそうなくらい近い。が、このマンションは値上がり幅が大きい。

同マンションは総戸数が2000戸を超える規模で、10年ほどをかけて販売された。そのため、分譲時期によって価格が異なるのだが、建物の完成が近づいた06年当時で、約41平米~134平米の2LDK~3LDKが2630万円~1億7900万円だった。

現在の中古価格は、1.5倍以上。新築時3000万円前後だった住戸ならば、2倍の6000万円以上になっている。

「ワールドシティタワーズ」は、駅に近いマンションとはいえない。東京モノレールの天王洲アイル駅から徒歩4分だが、JRの品川駅からは徒歩13分、東京りんかい線天王洲アイル駅から徒歩8分となる。JRの駅から離れ、高速道路に近いのに、中古価格が高止まりしているわけだ。

ほかに、高速道路に近い人気マンションを探すと、板橋区で、首都高速5号線に近い「サンシティ」という大規模マンションがあるし、千代田区内で、首都高速都心環状線近くに都心高級マンションの代表格「ザ・パークハウスグラン千鳥ヶ淵」がある。

首都高速3号線では、大橋ジャンクション上に建つ「クロスエアタワー」という超高層マンションがある。「クロスエアタワー」は、高速道路のジャンクション(複数の道路を連絡路によって立体的に接続する施設)上に建っているため、これ以上高速道路に近いマンションはなさそうだ。

それら、高速道路に近いマンションは軒並み中古市場での人気が高く、値上がりもしている。

「クロスエアタワー」の上層階からは、眼下に首都高速3号線が見える。高速道路沿いにマンションが立ち並んでいるのが印象的だ。筆者撮影
多くの人の目に触れることが、人気の理由か
高層道路の脇や、高速道路に近いマンションで人気物件が続出している。なぜ、そんなことが起きているのか。

理由のひとつとして、高速道路脇の環境が以前より改善されていることが挙げられる。首都圏の一都三県では、03年以降、旧型式のディーゼルトラック・バスの乗り入れを禁止。ガソリン車に対する騒音や排気ガスの規制も強まって、車全般がクリーンで静かになった。

おかげで、今は、高速道路の脇でも外壁が黒く汚れているマンションは見かけなくなった。20世紀まで、都心でも真っ黒な排気ガスを出して走るトラックをよく見かけたものだが、それがなくなっただけでも、高速道路脇のマンションは汚れなくなったのだろう。

黒く煤けたマンションを見かけなくなると、高速道路から見えるマンションのイメージが変わってきた。夕暮れ時、高速道路を走る車から、いくつか明かりの付いたマンションの窓が見えると、「こんな都心部に住んでいるのは、うらやましい」と思ってしまう。

夜遅くに都心から車で帰るときなどは、「もう、すっかりくつろいでいるだろう」とおぼしき家庭の明かりがさらにうらやましくなる。高速道路からよく見えるマンションは、21世紀に入ってから、憧れの目で眺められることが生じるようになったわけだ。

マンションは目立つ物件ほど、「あんなところに住んでみたい」と思う人が増える。憧れる人が多ければ多いほど、中古価格が上がるし、賃貸に出したときの家賃も上がる。つまり、資産価値が上がる。

高速道路脇のマンションは人の目に触れる機会が多く、その姿が薄汚れることがなくなったので、以前とは異なる評価を受けるようになったのである。

櫻井幸雄
住宅評論家
年間200物件以上の物件取材を行い、全国の住宅事情に精通。正確な市況分析、わかりやすい解説で定評のある、住宅評論の第一人者。毎日新聞に連載コラムを持ち、テレビ出演も多い。著書多数。

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住宅評論家 櫻井幸雄の経歴と活動内容



小田和正の特番「クリスマスの約束」2年ぶり復活 清水翔太らと「この日のこと」披露


12/4(水) 4:00配信スポーツ報知

“クリ約”収録に臨んだ(前列左から)矢井田瞳、熊木杏里、和田唱、松崎ナオ、清水翔太、(後列同)常田真太郎、大橋卓弥、KAN、小田和正、JUJU、水野良樹、根本要

シンガー・ソングライターの小田和正(72)がホストを務める恒例のTBS系音楽特番「クリスマスの約束」(25日・深夜0時10分)の収録がこのほど、神奈川・横須賀芸術劇場で行われた。2年ぶり18度目。5年ぶり出演の清水翔太(30)と10年ぶりに「この日のこと」を披露するなど、貴重なハーモニーを響かせた。

7月まで自身最長となる約1年半のロングラン64公演の全国ツアーを行うなど過密スケジュールの中、昨年は01年の初放送から初めて延期。今年3月に代替特番「風のようにうたが流れていた」が放送されていた。収録では、約3万通の応募から選ばれた1600人を前に「“my home town”(横浜)を突き抜けて、横須賀までやってまいりました。楽しくやっていきたい」と笑顔で語り掛けた。

清水を含めオールキャストで披露した「この日―」は、01年に番組テーマ曲として制作。今年8月に清水が「未発表曲という事で、皆さんに聴いていただきたい」と弾き語り音源を自身のSNSで投稿した。小田は「“クリ約”は、この歌で始まったなということを改めて思い出した。今年はぜひ翔太を呼んで、この曲でと思った」と原点回帰への思いを胸に、充実の3時間を締めくくった。

報知新聞社



ジェフ・ベゾスはなぜ「アマゾンも必ずいつかは崩壊する」と言い切るのか


12/3(火) 7:10配信ビジネス+IT

大成功を収めた企業について、人々は「どうしたらあのようにすごい結果を出せるのだろうか?」と思い、何とかして成功の秘訣を解き明かそうとする。元アマゾン幹部ジョン・ロスマン氏は、自身に何度も投げかけられてきたその問いに対するアンサーとして、著書『アマゾンのように考える』を上梓したという。「アマゾンには結果を出すための一貫した戦略、信念体系、やり方がある。それらを理解できれば、あなたもベゾスのように考えられるようになるはずだ」とロスマン氏。かつて“ベゾスの右腕”を務めていた彼だからこそ知る、アマゾン流の成功のヒントを紹介しよう。

●ジェフならどうするだろう?

1990年代、「イエス・キリストならどうするだろう?」を意味するWWJD(What would Jesus do?)という略語が書かれたバンパーステッカーやTシャツが、米国中で見られるようになった。

その後、さまざまなバリエーションが現れた。科学者は「ダーウィンならどうするだろう?」、デッドヘッド(グレイトフル・デッドの熱狂的ファン)たちは「ジェリーならどうするだろう?」と問いかけた。「アティカス・フィンチ(『アラバマ物語』に登場する弁護士)ならどうするだろう?」と書かれたステッカーまで見たことがある。どれも元来の意味から大きくかけ離れているが、当時はそのくらい流行っていた表現なのだ。

過去5年間、私はクライアントや、著書の読者たちから、同様の質問を何度もされた。「ジェフ・ベゾスならどうするだろう?」と。もちろん彼らが「WWJD?」と問うとき、本当に聞きたいのは、おそらくこういうことだ。

「“ビーイング・デジタル”ってどういう意味なんですか?」「ディスラプション(破壊的イノベーション)をどうしたら避けられるんでしょう?」「アマゾンはこの分野、あるいは地域に進出するでしょうか?」「アマゾンはどうやってこんな結果を出せるのだろうか?」「アマゾンは私との提携に興味を持ってくれるでしょうか?」「アマゾンはこの会社を買収しようと思うだろうか?」「どうすればアマゾンのように買い物しやすいWebサイトができるのですか?」。

これらすべてを一言でまとめると「ジェフならどうするだろう?」ということになる。

なぜ彼らは、私がそれらの質問に答えられると思ったのか。ひいては、なぜこの本を書いて、デジタル時代に競い合っている人々を助けられると思ったのか。2005年にアマゾンを辞めて以降、私はさまざまな業界の、違う目的を持つクライアントたちに、たくさんのシナリオを示して、これらの質問に答えてきた。

しかし「ジェフならどうするだろう?」という問いに答えるために本当に必要なのは、ジェフ・ベゾスとアマゾンの問題対処法、事業やテクノロジーの展開のやり方、新しいアイデア、市場、成長についての考えが、まったくぶれていないと認識することなのだ。

言い換えると、アマゾンには結果を出すための一貫した戦略、信念体系、やり方がある。それらを理解できれば、あなたもアマゾンのように考えられるようになるはずだ。本書に書かれた幅広いシナリオや実例は、あなたの質問に直接答えるものではないかもしれないが、ジェフの全般的な考え方を理解できれば、彼の見識や信念を、あなたの環境に合わせて上手に使うことができる。

●最良の攻撃は、さらに強力な攻撃

現在のフォーチュン1000社の80パーセントが、これからの10年で入れ替わると考えられるのはなぜだろう? “ディスラプション(破壊的イノベーション)”は、なぜ脅威なのだろう? 複雑な質問に簡潔すぎる答えを出すことにリスクはあるが、私はこう答えるだろう。

第一に、会社は以前の考え方やモデル、アプローチが絶対と考えてしまう。

第二に、変化を起こすのは本当に難しい。“トランスフォーメーション(変換)”という概念は、とても素晴らしく思えるが、実は、とてつもなくわかりにくい。この組織やビジネス活性化のための大いなる理想は、持続的な変化や長期的な価値創造ではなく、短期的なプロジェクトやエネルギーとして現れることが多い。

「企業の命は短いので、アマゾンだっていつかは崩壊する」と、ベゾスは2013年のインタビューで話している。「そんなことは心配していない。それは避けられないとわかっているからだ。会社は生まれては消える。ある時代、最も輝き最も重要と考えられていた企業も、20年もすればなくなっている」(Charlie Rose, 2013)

古いモデルや過去の成功にとらわれない企業はリーダーであり続け、次の時代をつくる力を維持する。そして、この変動の激しい時代に変化し成長することができる。そのような力を育くみ維持するには、世界レベルの思考の敏捷性が求められる。そのためアマゾンは、既存のビジネスの勢いに安住するのではなく、現在も元手を取るのに何年もかかる(取れずに終わるかもしれない)ものに投資を続けている。

2018年6月に行われた、オンライン薬局ピルパックの買収は“さらなる攻撃”例の一つである。

ピルバックは顧客に処方された薬を、1回分ずつ個別包装をして家まで届けてくれる。顧客の都合に合わせた包装と配送を採用したのだ。もしあなたがたくさんの薬を飲まなければならず、薬局まで行きたくない、あるいは物理的に行けない事情がある人にとって、ピルパックは他の普通の薬局よりもはるかに利便性が高い。アマゾンは今、ヘルスケア市場に参入する必要はないが、すでに小さな一歩を踏み出している。

今後、同社はこの事業の内容、ピルパックの機能と医薬品を販売する州の免許を活用する(いずれホールフーズを薬局に?)ことを、全体的な戦略の一部として、多くの角度からの視点を持ち、さまざまなビジネスモデルを検討していくだろう。

●AWSがなぜアマゾンから生まれたのか

アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)は、最大の“オンデマンド”クラウドコンピューター会社であり、業界最初の会社でもある。しかしこの事業は、従来のハードウェアとソフトウェア業界の資材調達、ライセンシング、マネジメントのモデルをひっくり返すという破壊的戦略から生まれたものではない。戦略のほうがあとから生まれたのだ。この事業は小売店であるアマゾンが、コンピューターのインフラを拡大する必要性から生まれた。

ここでその経緯を説明してみよう。

2003年のホリデーシーズン、年間を通じて最も忙しく重要な時期に、アマゾンのWebサイトの信頼性に問題が生じた。休暇中は十分な作業ができず、休暇が明けてすぐ、Webサイトの規模拡大と信頼性向上に取り組む特別部隊がつくられた。このチームがコンピューター・インフラとマネジメントを集中化することを決定した。

これは同じ社内の他部署のスタッフ、いわゆる内部顧客のために働くということだ。すると内部顧客は手がかかる客ではないことがわかった。本当に手がかかるのは一般の外部顧客だけなのだ。そこでこのインフラを、外部の開発者にも提供すると発表された。開発者はすぐに、そのオンデマンドの性能を気に入った。こうしてAWSの戦略が発展したのだ。

●なぜアマゾンのように考えるべきなのか

現在のアマゾンの事業について考えてみよう。あらゆるカテゴリーに展開する小売業。マーケットプレイス。クラウドコンピューティング。映画とテレビ番組制作。書籍出版。ロジスティックス。スマートスピーカー。エコー、キンドル、リングドアベルなどのデバイス。輸送とサプライチェーン。食料品。80を超えるプライベートブランド。ヘルスケア。

アマゾンは進取の気性を持ち、顧客中心主義で、アンチ官僚主義を誇るコングロマリットである。それぞれの事業が外部顧客を持ち、概念的にはクラウドが独立した企業として他のアマゾンの部署と、他の企業とその顧客のために仕事をする。アマゾンがそれを、数え切れない何層ものお役所的手続きに押しつぶされることなくやってのけているのは、主にリーダーシップの原則、そしていくつものアイデアのおかげだ。

もちろんアマゾンのように考えることは、イノベーションに限ったことではない。そのすべてを支えているのは、常識では考えられないような世界的なオペレーションだ。Relentless.com はベゾスが立ち上げたベンチャー企業の名前で、このアドレスは今でもAmazon.comにつながる。Relentless(容赦ない)というのは、アマゾンの事業に対する姿勢をよく表している。

アマゾンは、ガートナー社(格付け会社)が“マスター企業”とランクするわずか5つの企業の1つである。ガートナーはアマゾンを、2つのモード(安全・安定/スピード・柔軟性)を持つサプライチェーン組織であり、大規模経営とイノベーションの両方で他に類のない企業としている。2016年当時、アマゾンはサプライチェーンのテクノロジーだけで、なんと80もの特許を持っていた(CB Information Services, 2017)。

世界的大企業として経営を行うと同時に、顧客重視の組織的イノベーターになること。これはすべてのCEOが望むことではないだろうか? それこそが“アマゾンのように考える”重要な理由である。

※本記事は『アマゾンのように考える』を再構成したものです。

〔参考文献〕

ジョン・ロスマン



価格高騰のきっかけになった!? ハリウッド映画に登場した日本車3選


2019/12/03 14:10くるまのニュース

映画には、最新型のクルマだけでなくクラシックカーやカスタムカーなど、さまざまなクルマが登場します。なかでも映画の本場であるハリウッド映画に登場するクルマは世界中の多くの人を魅了し、そのなかには日本車も含まれています。そんな、ハリウッド映画で活躍したイケてる日本車をご紹介します。

ハリウッド俳優並みの存在感を発揮する日本車たち
なぜハリウッド映画には、日本車が度々使用されるのでしょうか。それは、日本が経済成長真っただ中の時代まで遡ります。

当時の日本は、経済力や技術力が年々向上しており、国際化や産業化が著しい時期でした。そんな日本という国は世界にとってオリエンタルでエキゾチックな存在でもあり、脅威でもあったのです。

その存在感はハリウッドも無視できないものとなり、さまざまな日本製品がハリウッド映画で使用されはじめました。もちろんその中にはクルマも含まれており、アメリカ車やヨーロッパ車にはない魅力や興味を引いたことから、映画の撮影に使用されました。そんな、ハリウッド映画に登場した日本車を3車種ピックアップして紹介します。 

●『ワイルド・スピード X2』/日産「スカイラインGT-R R34」

日産「スカイラインGT-R (R34型)」は、近年のカーアクション映画でもっとも有名な『ワイルド・スピード』の続編となる『ワイルド・スピード X2』のオープニングシーンで使用されました。

主人公はチューンナップされたシルバーのスカイラインGT-Rに乗って登場。違法なストリートレースに参加したあと、警察官たちに取り囲まれて華麗なテクニックで逃げ切ろうと試みますが、最後は仲間と共に捕えられます。

スカイラインGT-Rは、警察の架空の特殊兵器によってクラッシュしてしまいますが、フロリダの夜を疾走する姿は多くの自動車ファンを虜にしました。

そんなスカイラインGT-Rは、1999年に最後のスカイラインGT-Rとして販売され、スカイラインファンに限らず国内外から高い人気を得ています。

搭載されたエンジンは最高出力280馬力でR32型やR33型と変わリませんが、トルクは392Nmとアップされ低回転域での快適性を向上。ボディサイズもホイールベースで75mm、全長で55mmと先代のR33型よりも小さくなり、フェイスデザインも、より端正なものとなりました。

人気も販売台数も好調でしたが、残念ながら2002年に生産終了。しかし、生産終了前に発売された限定モデルが発売直後に売り切れるなど、最後のスカイラインGT-Rとして有終の美を飾ったモデルです。

●『ベイビー・ドライバー』/スバル「インプレッサ WRX」

スバル「インプレッサ WRX」は、2017年に日本で公開されヒットしたカーアクション映画『ベイビー・ドライバー』のオープニングで、強盗シーンに登場しました。

真っ赤なインプレッサ WRXが、仕事中に自ら選曲した音楽を聞くことで神業のようなドライビングが可能となる主人公によって、華麗に操られています。

警察の追跡から逃れるために180度ターンを繰り出したり、シボレー「クルーズ」とフォルクスワーゲン「ジェッタ」と共に並走するなど、とても印象的なシーンが多く登場します。

また、映画で使用されたインプレッサ WRXは複数用意された上で撮影がおこなわれ、カーチェイスのシーンなどは特殊効果があまり使用されていないようです。

劇中のインプレッサWRXは2005年にマイナーチェンジして、フェイスデザインがそれまでの涙目から鷹目になったモデルでした。

搭載されたエンジンはラリーやレースなどで培われた水平対向4気筒ターボで、最高出力は280馬力、最大トルクは421.4Nmと力強く、インプレッサ WRXの加速性能や走行性能の高さがスクリーンから溢れ出ていました。

●『ルーパー』 /マツダ(ユーノス)「ロードスター」

マツダ(ユーノス)「ロードスター」が登場するのは、近未来の腕利き殺し屋が主人公のハリウッドSF映画『ルーパー』です。

主人公は、普段の仕事ではくたびれたトラックに乗っていますが、余暇を楽しむ時は赤いロードスターに乗り換えて同僚達とドライブを昼夜楽しみます。そんな主人公と共に優雅に走るロードスターの姿は、殺伐とした物語の中で美しさを放っていました。

映画『ルーパー』の舞台は、主人公が生きる2044年に設定されています。そのため、このロードスターは1997年に生産が終了してから50年、もしくはそれ以上経ったクラシックカーということ。実際に2044年になった時、これほど綺麗な状態のロードスターが残っているのかは、気になるところです。

初代ロードスターはアメリカで1989年に「MX-5 ミアータ」として発売され、同年9月に日本でも販売が開始されました。

1.6リッターの直列4気筒DOHCエンジン(NA6CE型)を搭載し、最高出力は120馬力とあまり大きくありませんが、軽量ボディのため老若男女が軽快な走りを楽しむことができる1台です。

販売台数は世界各国で順調に伸び、アメリカのスポーツカー専門誌では1990年のカー・オブ・ザ・イヤーに選ばれました。

※ ※ ※

今回ご紹介したほかにも、日本車が活躍する映画はまだまだあります。

今後公開される映画の中で日本車が使用されていた際は、ぜひチェックしてみてください。



日本は治安が良いって聞くけど本当? データを見たら「本当だった」=中国メディア


2019/12/03 11:12サーチナ

日本は治安が良くて安心して暮らせる国と一般に知られている。それは単なるイメージに過ぎないのだろうか。中国メディアの今日頭条は11月29日、「日本は本当に安全なのか」と題する記事を掲載した。世界の犯罪率と比較して分析している。

日本は電車内で熟睡してしまっても心配なく、女性の夜の一人歩きが可能な国ではあるが、物騒な事件が起きることもある。記事は、10万人に対する犯罪率を国別に調べ、比較している。まず紹介したのは「殺人事件の発生率」で、10万人当たりの事件発生率は多い国で108件なのに対し、「日本はわずか0.31件」で221カ国中197位だったと紹介した。

次に「窃盗事件」の発生率については、韓国では531.65件、米国は1773.4件だが、「日本はわずか356.2件」と非常に低い数字となっている。「暴力事件・強盗事件」は、米国が101.74件のところ、「日本はわずか2.41件」、「性犯罪」の発生率は、韓国が13.36件、米国は38.55件、フランスで20.12件のところ、日本では「0.99件と極端に低い」と重大犯罪の少なさを伝えた。 

しかし、「小さな事件は多い」とも紹介。自動車の置き引きは10万人あたり20件と、米国、フランスの約160件と比べれば8分の1と少ないもののそれなりにはある。また特に多いのが「特殊詐欺」で、2017年の1年間だけで1万8000件もあったと伝えた。アジア各国でも米国でも少ないのに、日本の多さは目立っている。

結論として記事は、「重大犯罪の少ない日本は、イメージどおり実際かなり安全な国だった」と伝えている。日本に多い犯罪は置き引きや特殊詐欺のような事件で、海外旅行者にとって日本は「旅行を台無しにされる確率が低い」安全な国であると締めくくった。

こうしてみると、日本は命や身体に関わるような重大犯罪は少ないので、多くの中国人のイメージ通り「治安の良い国」と言えるだろう。この治安の良さはますます多くの訪日外国人を引き寄せるに違いない。(編集担当:村山健二)



沢尻エリカ容疑者所有の粉末は錠剤より“重篤ジャンキー”を示唆する証拠


2019/12/03 09:26日刊ゲンダイDIGITAL

薬物所持で逮捕された女優の沢尻エリカ容疑者(33)の自宅から押収されたのはカプセルに入った“粉末のMDMA”だった。「これほど沢尻さんの依存度が重篤になっているとは驚きました」というのは薬物事情に精通する、さる人物だ。実はコレ、依存度の高さを示しているというのだ。

報道されるMDMAの映像はラムネ菓子のようなカラフルな錠剤で、沢尻容疑者の所持していた粉末とは形態がまるで違う。

「粉末を持っていること自体、相当の常習者ですよ。街中で広まっているMDMAとはレベルが違う。粉末は純度が高く、カプセル1錠分で2万円くらいと高価。一般の人が手を出せないセレブドラッグで、依存度も高い。さまざまなドラッグを使って効果の強いものへと段階を踏み、行き着いたのがMDMAだったんでしょう。最初は1錠分で5時間効果が持続したものが、次第に2時間、1時間と薄れ、使用量が増えていくんです」

電子たばこのようなものを吸いながらダンスフロアにいる動画や写真もあったが。

「あれは電子たばこじゃなくて、大麻を吸う道具だと思います。中にオイルが入っていて、大麻のメス(雌花、雌株の花冠)を砕いてオイルに浸して吸うんです。クスリの効果を最大限に味わえてコンパクトで使いやすい。オランダでは購入できますが、日本ではかなりヤバいツテがないと手に入りません。

よく知られている大麻はオス(雄株の葉)で、効果はたばこ程度なのに比べ、雌花はぶっ飛ぶし、依存度が高い。値段も格段に高くなる。沢尻さんの持ち物だけで“ドラッグのプロ”で、依存度もかなりのものだとわかります。毎晩クラブ通いしていたということは、ドラッグなしではいられないほど、薬物依存度が高いのでしょう。だから、自分からクスリの隠し場所を教えたのでは。本人的には“これでやめられる”と正直ホッとしてると思いますよ」



松岡茉優は土屋太鳳と…芸能界「共演NGリスト」の裏に周囲の忖度


日刊ゲンダイDIGITAL / 2019年12月3日 9時26分

本当のところは…?(松岡茉優)/(C)日刊ゲンダイ

【ギョーカイ“マル秘”雑記帳】

映画「勝手にふるえてろ」や「万引き家族」に出演し、日本アカデミー賞、ブルーリボン賞、エランドール賞などで主演女優賞や助演女優賞などを総ナメにした松岡茉優(24)。若手演技派として不動の地位を築いているが、「共演NGリスト」が存在するという。

きっかけは松岡が同世代の土屋太鳳(24)や広瀬アリス(24)について、テレビ番組で、同じオーディションを受けて負けたことなどを暴露したこと。これがリップサービスではなかったというのだ。

松岡といえば、9月に行われた映画「ひとよ」のジャパンプレミア試写会の会見でも、共演する佐藤健(30)や鈴木亮平(36)をハイテンションで質問攻めにし、「司会者の仕事を取るんじゃない!」などと突っ込まれていた。松岡のデビュー当時を知る雑誌関係者はこう語る。

「当時から年上の人にもタメ口で、気さくな印象でした。ガラッパチというか、言いたいことをズケズケいう感じでオバちゃんくさい(笑い)。それが年上に受けることもありますが、わざとガサツに振る舞いながら、心の底でこちらの出方をジッと観察してるような感じでしたね」

その後、連ドラ「あまちゃん」出演などを経て、実力派女優に成長していった松岡。芸能ジャーナリストの城下尊之氏はこう語る。

「本当に仲が悪くて本人が“共演NG”と言い出すというのは実はまれです。むしろマネジャーとかプロデューサーとか周りが忖度するんです。また、ドラマでもバラエティーでも、当然“キャラ被り”を嫌うので、似たような世代やタイプの女優は登場させません。さらに女優の場合、格が上がってくるとギャラも上がっていくので、安い方を使おうということになったりします。そういう話が広がって、“共演NG”が既成事実となっていくことも多いですね」

女優はプライドで生きているからこその“共演NG”か。



お金持ちが「現金よりローン」を積極的に選ぶ訳 借金・負債との"正しいつきあい方"


東洋経済オンライン / 2019年12月3日 7時35分

負債には、いい負債と悪い負債があります(写真:William_Potter/iStock)

「超低金利時代」と言われつつ、終身雇用の前提が崩れた今、ローンを組むのに二の足を踏んでいる人も多くいるでしょう。しかし一方で富裕層はローンを好み、積極的に組んでいくといいます。お金をたくさん持っている彼らが、なぜわざわざ利子のかかるローンを組むのでしょうか?

元野村證券のトップセールスであり、マザーズ上場のフィンテック企業を経営する冨田和成氏の近著『資本主義ハック 新しい経済の力を生き方に取り入れる30の視点』から、ローン・負債に対しての考え方を紹介します。

■負債とは便利なテコである
元手が少ない中で資本の利回りを得るための手段として、ローンというものがある。通常、ローン、あるいは借金・負債と聞くと多くの人は怖がる。

しかし、逆に富裕層はローンが大好きだ。

私はかつて東南アジアのあるオーナー社長から日本で不動産投資をしたいと相談を受けたことがある。

そのためにめぼしい物件を探し、見つけることができたが、その物件の購入条件に「キャッシュで払うこと」というものがあった。借り手が海外に住んでいたら、いざというときに取り立てに行けないからだ。

その話を社長にしたら、「人の金で儲けられるから不動産投資をするのだ。そこにキャッシュを使うくらいならほかにもっと有効な使い道はいくらでもある!」と怒られた。まさに正論である。

資本主義のゲームをわかっている経営層や投資家は、負債のことを「テコ」だと認識している。自分では動かせない重たいものを動かすときに一時的に借りる便利な道具だ。道具の利用料を少し支払って重たいものを動かし、利用料を上回る利益を出せれば、自分のお金をほとんど使っていないのに利益が生まれる。

不動産投資なら、毎月の賃料収入がローン返済額を上回れば、毎月お金が生まれる仕組みになる。

経営もそうだ。銀行からお金を借りて工場を作り、工場が生み出す利潤が返済額を上回れば、自社のキャッシュに手をつけずに事業を拡大することになる。

この「負債=テコ」という発想はあらゆる場面で持ちたい。自分にとってリターンの見込めそうな大きな石が転がっていたときに「絶対動かせないや」とすぐに諦めるのではなく「これを動かすテコはどこかにないかな?」と考えるのだ。

例えば、会社員をしながらブログを書き続けていて、いずれはフリーか副業でライターになることを考えている人がいたとしよう。

ある日、たまたまAmazonで一眼レフのカメラを見て「写真も撮れるライターなら編集者に重宝がられて差別化できるかもしれない」と気づいた。

しかし、価格は30万円。手持ちのキャッシュはないがクレジットカードは持っている。

1年かけて貯金をするか、いま買うべきか?

私がライターを目指すならすぐさま買う。撮影技術で付加価値をつけたいなら1日でも早く練習しないといけないからだ。

そもそもクレジットカード会社に支払う利息は、年率12.5%で12回払いだとしても2万700円だ。この「2万700円」という金額は、「カメラを1年前倒しで使える権利代」である。

つまり、1年という時間をお金で買っているのと同じことだ。1年前倒しで副業をはじめたら余裕でペイできる。だったら借りたほうが得だ。

■挽回が効かない借金は必ず避けよ
しかし、もちろん負債には、いい負債と悪い負債がある。いま説明してきたような、「自分が持つスキルや不動産などといった資本にレバレッジをかけるための負債」はいいものだ。

一方で、「資本ゼロの”着の身着のまま”の状態で負わされる借金」については、この資本主義経済というゲームの中においては絶対に避けなければならない。

というのも、通常の投資では大きな武器となるはずの「複利の強烈な威力」がマイナスの方向に効いて、あなたに牙をむくからだ。借金を返すためにさらに高利の消費者金融からお金を借りるというような状況を想像するとすぐにわかるはずだ。

例えば直近の仮想通貨バブルでは多くの億超えの資本家を生んだが、その陰には億単位の負債を抱えた人もいる。値動きやその値付けに根拠がない仮想通貨のトレードは、運で勝負が決まる文字どおりのギャンブルといって差し支えない。

そんな対象に対して「絶対に上がるはずだ」という夢しか見たがらない人が下手にレバレッジをかけると、利益をもたらし続けてくれるはずの手元の資本がなくなるばかりか、損失を生み続ける借金のみが残ってしまうという事態になりうる。

心理学の概念に「正常性バイアス」というものがある。これは本来誰が見ても危機的な状況に陥っているのにもかかわらず、「自分だけは助かる」と勝手に思い込んでしまうという人間心理の性質を表す。

高いレバレッジに麻痺して、急降下する仮想通貨のリアルタイムチャートを見ながら「大丈夫だ、こんなことがあるわけがない。必ずいつか反転するはずだ」と確たる理由もない希望的観測を持ってしまうというのは、誰しも本当にありうる話なのだ。しかしそうなってしまっては、挽回が難しくなってしまう。

とはいえ、そうした事態を怖がりすぎてリスクを取らないというのも違う。リスクを取らなければリターンを得ることはできないのは、資本主義社会の大原則だ。

重要なのは、リスクを取る中で「最高のシナリオ」と「最悪のシナリオ」をどちらも読むということ。これがリスクコントロールの肝である。前職での経験の中で富裕層の資産管理を通じて感じたのは、こうした人たちはこのリスクコントロールが非常にうまいということである。

未来を確実に読むことは不可能だ。未来は、現実世界にある複雑な要因がそれぞれどう作用するかによって「分岐」する。

すべての事態がうまく噛み合って素晴らしい結果をもたらしてくれるシナリオ。

やることなすことすべてが裏目に出てしまって最悪の結果となるシナリオ。

そしてその中間に位置する無数のシナリオが、一つひとつの可能性として存在する。

富裕層には経験豊富な経営者が多いが、こうした小さなことが積み重なって起きる連鎖反応の強烈さを、ポジティブなほうにもネガティブなほうにも経験していることが多い。だからこそ、「どちらもありうる」という姿勢で、その両端についてリミッターを外して考えることの価値を知っている。

「運命の歯車」という比喩があるだろう。彼らは、今その運命の歯車がどちらに回っているのかを、客観的に捉えることができる。ギアが「ドライブ」に入っているときに思いっきりアクセルを踏み、「バック」に入っているときにはブレーキを踏んで落ち着かせる。確率に支配される資本主義経済の下では、このアクセルとブレーキの踏み分けが勝負を分ける。

■「自己分析」と「ルール化」が冷静なリスク管理のコツ
もっとも、冷静に自分を捉えることは並大抵のことではない。うまくいっていれば調子に乗るし、うまくいかなければ悲観的になるのは普通だ。また、そもそもポジティブな性格なのかネガティブな性格かによっても、状況の捉え方は変わってくる。

そういう意味で、内省の時間というのはとても重要であり、「メタ認知能力」を磨くことが、資本家としての実力を伸ばすために必要なことなのだ。

例えばもし自己分析の結果、自分がネガティブな感情に寄ることが多いということがわかったのなら、それをルールによって対応することができる。いつも「もうこれより上がるわけがない」と早めに株を売ってしまって機会損失を被ることが多いなら、「売ると決めたタイミングからさらに2日待ってみる」というようにルールを設定するのだ。

一代で富裕層になることを目指すのであれば、小さな元手を低利率で投資していては間に合わない。株や不動産などの資本への投資はもちろんのこと、自分自身への投資についても、どこかでハイリスク・ハイリターンの選択に踏み出すタイミングが必ず来る。

その中で勝算は高い選択肢は何かを突き詰めて考え、徹底的にリターンを追求しつつも、一方で資本をまるっきり失ってしまうような危険な賭けだけは避ける。そのようなリスク管理能力を身に付けることが、資本主義経済を“ハック”するための一番のキモとなる。

冨田 和成:ZUU代表取締役



財政健全化の信認失うと民間経済活動を下押しする恐れ=日銀総裁


ロイター / 2019年12月3日 11時47分

12月3日、日銀の黒田東彦総裁は、参院財政金融委員会で「財政健全化に対する信認が失われると、金利上昇や国民の将来負担の高まりなどを通じて民間経済活動を下押しする恐れがある」と警鐘を鳴らした。写真は都内で7月30日撮影(2019年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 3日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は3日午前、参院財政金融委員会で「財政健全化に対する信認が失われると、金利上昇や国民の将来負担の高まりなどを通じて民間経済活動を下押しする恐れがある」と警鐘を鳴らした。

その上で「中長期的な財政健全化への信認確保と経済成長とのバランスをとっていくことが大事だ」と強調した。

西田昌司委員(自民)の質問に答えた。

企業の資金需要に関しては「ここ数年は企業収益は高水準を維持して、投資スタンスが徐々に積極化するもとで、設備投資は増加傾向にあり、資金需要も増加を続けている」と説明。「この先も企業の投資が一段と活発化し、資金需要がさらに高まる形に経済がなっていくためには、緩和的な金融環境が必要だが、さらに潜在成長力を高めていくことで企業の成長期待が高まることも重要だ」と語った。

(志田義寧)



田中美里、寺島進主演『駐在刑事』シーズン2のマドンナに


オリコン2019年12月2日 18:00 0

『駐在刑事 Season2』(1月24日スタート)寺島進演じる江波がほれてしまう移動販売パン屋“ラ・メール”の店主・綿谷夏子役で田中美里が出演(C)テレビ東京

女優の田中美里が、寺島進が主演するテレビ東京系金曜8時のドラマ『駐在刑事 Season2』(1月24日スタート、毎週金曜 後8:00※初回2時間SP)にレギュラー出演することが発表された。

同ドラマは、寺島が演じる、かつては警視庁捜査一課の敏腕刑事、そして今は奥多摩の人々に“駐在さん”として親しまれている江波敦史がさまざまな事件を解決し、“奥多摩の平和を守る”ため奮闘する物語。笹本稜平氏の「駐在刑事」 「駐在刑事 尾根を渡る風」(ともに講談社文庫)を原作としている。

これまでスペシャルドラマとして5本放送された後、昨年10月期に連続ドラマ化。そのシーズン2から加わる田中が演じるのは、小学生の息子とともに奥多摩・水根に引っ越してくる、移動販売パン屋“ラ・メール”の店主・綿谷夏子。主人公・江波のハートを撃ち抜き、淡い大人の恋模様を描いていく。

田中は「寺島さん演じる江波さんにほれられる役なので、とにかくチャーミングさが出ればいいなと思って演じています。事件と恋愛部分とのメリハリを楽しんでいただけたらなと思います」と、コメント。夏子はパンの移動販売で生計を立てていることから「すごくおいしそうなパンが、いろんな場面で出てくると思うので、そこも楽しみにしていただきたいと思います」と予告した。
番組ポスタービジュアルも完成。「悪さすんじゃねーぞ、奥多摩で!」というキャッチフレーズとともに、寺島と、警視庁捜査一課管理官の加倉井を演じる北村有起哉の、前シリーズを上回る激しいバトル、水根の人々のあたたかな雰囲気が表現されている。



堺正章、川口春奈を激励…大河もONETEAM


2019/12/03 04:00スポーツ報知

堺正章、川口春奈を激励…大河もONETEAM

力強い歌声を響かせる堺正章 【報知新聞社】

(スポーツ報知)

タレントの堺正章(73)が2日、東京・ブルーノート東京でディナーショー形式の単独ライブを行った。開演前にスポーツ報知などの取材に応じ、女優の沢尻エリカ容疑者(33)が麻薬取締法違反で逮捕された影響で初回放送が2週間遅れの来年1月19日になったNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(日曜・後8時)について語った。

京の医師・望月東庵役で出演する堺は沢尻との共演シーンはなかったが、「どこかで傷ついたというか、挫折感というか、被害者という部分がある」と出演者、スタッフの思いを代弁。「私は撮り直しはありませんが、撮影が後回しにされたり、余波がある。1月19日の初回に向けて、しっかり修正していけたら」と影響を明かした。

沢尻の代役を務める川口春奈(24)とはリハーサル室で会ったという。「とても緊張されている様子でした。衣装合わせがあって、セリフも長いから大変。早くなじんで、ワンチームでやってもらえたら」と、この日流行語大賞に選ばれたワードを交えて激励した。

ライブでは代表曲「街の灯り」など10曲を披露。軽妙なトークと力強い歌声で2公演計500人の観客を魅了した。



倉木麻衣「負けないで」カバーに酷評コメントが殺到した切ない理由


アサジョ / 2019年12月3日 10時15分

歌手の倉木麻衣が11月27日放送の音楽特番「ベストアーティスト2019」(日本テレビ系)に出演するも、その歌唱力をめぐって辛辣な声が寄せられている。

同特番にて倉木は、1993年にリリースされたZARDのヒット曲「負けないで」をカバーするも、冒頭からその声は震え、高音キーの際には辛そうに絞り出しているかのような印象となり、ZARDのボーカルである坂井泉水が持つ透明感や力強い躍動感とは対照的な、か細い、囁くような歌声であったことから、やや違和感を伴うカバーとなってしまった。

本来、ハスキーなウィスパーボイスを持ち味とする倉木がなぜ坂井泉水の『負けないで』を選んだのかという疑問はあるが、本人は「坂井泉水さんの『負けないで』という想いが届けば良いなという気持ちでリスペクトを込めました。自分自身にもプレッシャーに『負けないで』という気持ちで歌わせていただきました」とコメントしており、曲が持つ雰囲気やリズム感よりも、そのメッセージ性を好んで選んだことを示唆している。

「倉木は過去にも何度か同曲をカバーした経験がありますが、高音のパートでは苦しそうに息が続いていないような印象もあり、視聴者からは『倉木さんのささやくような歌い方だとしっくりこなくて、違和感しかなかった』『心を込めて歌ってるんだろうけど、ちょっと残念ではありました』『曲や声質が坂井泉水さんとは別物。すまんが歌わないでほしかった。歌が始まってすぐ番組を見るのをやめた』『歌わない方が良かった。声が辛そうで聞いていて不快』と散々な言われようです。敢えて尊敬するZARDの曲を選んだのでしょうが、ヒット曲を多く抱える倉木だけに、『良い持ち歌があるんだからそっちを歌った方が国民は満足すると思うよ』との声もありました。やはりオリジナルの楽曲には多くのファンや信奉者が存在しますから、カバーするのであれば、そうした方々を満足させられるようなクオリティであるべきだったと言えるでしょう」(テレビ誌ライター)

辛口評価にも“負けないで”と言いたくなる切なさを漂わせてしまったが、ここは無難に自身のヒット曲をチョイスするべきだったのだろう。

(木村慎吾)



稲垣吾郎、ラジオ生番組で「僕らSMAPが…」と発言「夜空ノムコウ」がトレンド急上昇


スポニチアネックス / 2019年12月3日 19時50分

俳優の稲垣吾郎(45)が3日、月曜&火曜のレギュラーMCを務めるTOKYO FM「THE TRAD」(月~木曜後3・00)に生出演。SMAPが1998年1月にリリースしたヒット曲「夜空ノムコウ」を作詞者・スガシカオ(53)のカバーバージョンで流し、ファンを喜ばせるとともにツイッターのトレンドに「夜空ノムコウ」が急上昇した。

「THE TRAD」は架空のレコード店「THE TRAD」を舞台に「上質な音楽を、じっくり味わう。」をコンセプトに稲垣と「OKAMOTO’S」のハマ・オカモト(28)が各音楽ジャンルに秀でたマイスターたちとともに、本質的で流行に左右されない上質な音楽と趣味の話題を届ける音楽番組。アシスタントは元TBSでフリーの吉田明世アナウンサー(31)が担当し、今年9月にスタートした。

この日は冒頭から数々のトリビュートアルバムやカバー曲を紹介した同番組。ラストの曲に選んだのが2001年にスガシカオがセルフカバーした「夜空ノムコウ」だった。曲が終わると、稲垣は「いやー…これ。いい歌なんですね」と楽しげな声で話し出し「スガシカオさんが作ってくださった曲。僕らSMAPが1998年1月にリリースして。これ、今でも覚えてますよね。カセットテープでサンプルいただいて。まだ当時カセットだったんですよね。それをかけた瞬間にこの曲は素晴らしいなって…もう思いましたね。これは売れるなって…思いましたね」と思い出を口にした。

そして、後番組「Skyrocket Company」(月~木曜後5・00)のパーソナリティーを務める元お笑いタレントで脚本家のマンボウやしろ氏(43)とのエンディングのやり取りで「『夜空ノムコウ』…やっぱいい曲ですね」と声をかけられると「ありがとうございます!」と嬉しそうに反応。「僕も久々に聞いたんですけど、あ~なんかいい曲だなと思って…」としみじみ話した。

また、やしろ氏は「Skyrocket Company」が始まると「SMAPの声でも聞きたいな、と」「ここからいかせてください!」と話して最初の1曲にSMAPが2013年6月にリリースした「JOY!!」を選んだ。



徐々に進む「ソシャゲ離れ」、引退を決意したユーザーたちの声


2019/12/03 16:00マネーポストWEB

ソーシャルゲーム(ソシャゲ)業界が苦戦を強いられている。DeNA、グリー、mixiなど、スマホゲームを手掛けるIT企業の直近四半期の業績は軒並み減収減益。各社、ゲーム以外の事業にも力を入れ始めているが、ゲーム分野の落ち込みをカバーするには至っていない。

背景には、特定のゲームタイトルから離れるユーザーがいるのにくわえ、ソシャゲそのものから離れてしまうユーザーが増えている点も挙げられるだろう。ソシャゲを敬遠しはじめたユーザーたちの声を聞いた。

20代男性会社員・Aさんは今年の夏まで複数のソシャゲをプレイしていたが、この秋にすべて“引退”したという。

「移動中の暇つぶし感覚で始めたのに、いつの間にか生活のすべてを支配し出したことがやめた大きな理由です。朝起きたらまず複数ゲームを起動して、ログインボーナスを取得し、デイリーやウィークリーのノルマをこなし、イベントがあれば走る。そんな生活の中で、無理がたたったのか、体調を崩して会社を休むようなこともありました。でも、しんどいにもかかわらず、布団の中でもずっとスマホだけは手放せなかった。その時、これはもう完全にソシャゲに支配されているなと気が付き、もっと時間は有効活用すべきだと引退を決意しました」(Aさん)

現在は資格取得という目標をもち、早朝や勤務後もコツコツと勉強するようになったAさん。「ソシャゲをやめたことで、ストレスもなくなり、時間に余裕もできた」と言う。

「ランキングや対人戦要素があると、いくら時間をかけても重課金や廃課金ユーザーには勝てない。私のような微課金で時間もそれなりに費やしてきた中間層ユーザーは、そういう部分でストレスになりがち。ソシャゲをやめると、解放された感じで本当にスッキリしました」(Aさん)

「ソシャゲのすべてがムダとは思わないが、やめて後悔はない」
30代男性会社員・Bさんは、ソシャゲでゲームを有利に進められるアイテムやキャラクターを入手するために課金するガチャにハマった。だが、「息切れ」を感じたため、ソシャゲをやめた。

「婚約してお金を貯めなければならないと思っているのに、月5万?10万円の課金が止められませんでした。たとえるなら、終わりがないマラソンみたいな感じで、ずっと走っているイメージ。

課金しないと追い抜かれることに焦り、性能インフレのせいで初期キャラが使えなくなることに涙し、人権キャラ(ゲームを進める上で持っていることが大前提とされるほど重要なキャラ)をガチャで入手できないとついていけなくなり、脱落もしくは苦労することになる……。そんな状況に息切れしはじめていました。

この苦痛から逃れたいばかりに、『早くサ終(サービス終了)してくれ運営!』と心で叫んでいたのですが、『あっ、俺がやめればいいだけでは?』と気がつきました。簡単なことでした (苦笑)」

これまでガチャに結構な金額をつぎ込んでいたBさんだが、そこまで深い後悔はないと話す。

「ソシャゲ課金は、『サ終したら金の無駄』『所詮データだから後に何も残らない』などとよく言われますが、ゲームをきっかけに友達もできたし、キャラとの思い出もあるので、すべてムダとは思いません。これからはコンシューマー(家庭用ゲーム)に移行したいと思います。もちろん“リアル嫁”のためにお金も時間も費やしていきます」(Bさん)

姿を消すゲームタイトルもある一方で、毎月のように新たなタイトルがリリースされているソシャゲ業界。ゲームから離れるユーザーも増えつつある中で、業界の生き残り合戦はさらに熾烈を極めていくのかもしれない。



「パパ活や風俗で稼いだ金も彼をナンバー1にするために」新宿ホスト血まみれ刺殺未遂 21歳被告が初公判で述べた“ホストの魔力”


12/3(火) 19:54配信文春オンライン

「パパ活や風俗で稼いだ金も彼をナンバー1にするために」新宿ホスト血まみれ刺殺未遂 21歳被告が初公判で述べた“ホストの魔力”
高岡被告(インスタグラムより)

東京・新宿区のマンションで好意を寄せていたホスト男性の腹部を刃物で刺し、殺人未遂の罪に問われているガールズバーの元店長・高岡由佳被告(21)の裁判が、12月3日、東京地裁818号法廷で開かれた。

高岡被告は逮捕後、「(ホスト男性が)好きで好きで仕方がなかった」と供述し、初公判では「間違いありません」と起訴内容を認めた。

高岡被告は黒いスーツに丸メガネ姿で出廷。公判中は終始うつむき、被害男性が目の前に現れても目を合わせようとしなかった。

「今回の裁判は、被害男性が500万円で示談に応じ、寛大な処分を求める嘆願書を提出していることから、注目されるのは量刑です。高岡被告はホストの客であり、彼をナンバー1にするため、風俗やパパ活をして稼いだ金を貢いでいました。裁判員たちに対し、“被告はホストに騙された不幸な女性”だとアピールするような発言がありました」(司法担当記者)

高岡被告は2歳で日本に帰化した中国生まれのひとりっ子
高岡被告は中国で生まれ育ったひとりっ子だ。2歳で日本に帰化し、都内の小中学校に進んだ。私立高校へ進学し、大学では保育を学んだものの中退。塾の受付をした後、塾の経営者が経営するガールズバー「ときめきBinBim」(現在は閉店)の店長として2019年4月まで働いていた。

被害者であるホスト、琉月(るな)さん(20)と出会ったのは昨年10月頃。高岡被告のガールズバーに琉月さんが客として来店したのがきっかけだった。今年3月末、高岡被告が琉月さんからツイッターのDMを受けとったことをきっかけに、ホストクラブに来店するようになった。

12月3日午後に行われた被告人質問では、高岡被告がホストの“魔力”へと堕ちていった様が自身の口から語られた。

「通うようになってすぐに(琉月さんの)すべてが好きになってしまった。週2、3回通うようになりました。(店で)1度に使った金額は5万円~60万円。(ホストの月の売り上げが決まる)お店の締め日や、売り上げの悪い日、彼がラストソングを歌いたいときは(お金を)多くつかいました(※その日の売り上げが最も高いホストが閉店間際にラストソングを歌う)。総額で250万円くらいだったと思います。(デートは)猫カフェ、映画、原宿に買い物、ホテル代はすべて私が払いました。(お店以外での支払いは)総額50万円くらいだったと思います」(高岡被告)

パパ活海外旅行で200万円を稼ぎ、ホストに貢いだ
男女の関係となったのは今年4月。関係は週2、3回のペースで続いたという。ホストクラブで彼にお金をつかうため、高岡被告はガールズバーの仕事を辞め、渋谷のデリヘルやパパ活で資金を稼いだ。デリヘルは琉月さんに「汚いと思われて、嫌われたくない」という理由で話せなかったが、ゴールデンウイークにはパパ活で知り合った男性と海外旅行に行き、200万円を稼いだ。パパ活については、琉月さんにも打ち明けていた。

引っ越ししたら「毎日通う」「一緒にいられる」と彼は言った
「『いつもありがとう。お金をつかわせてごめん』と言われました。すごく辛くてみじめな気持ちになりました。9月に彼が店を辞めて一緒にいるという言葉を糧にしていた。彼から『ずっと一緒にいよう。結婚しよう。9月にホストをやめるから一緒に住もう』と言われました」(高岡被告)

だが実際には、琉月さんは高岡被告からしつこく会いたいと言われ、徐々に距離を置くようになっていったという。それでも店に行かなければ、琉月さんはさらに離れていく。LINEを通じて口論になったり、ケンカになると殴られることもあったと被告は説明している。

そんな中、5月20日に高岡被告は犯行現場となるマンションを借りた。

「新宿にしたのは彼の店が近いのと、新宿でキャバクラをしようと考えていたから。彼は(私がそこに)住んだら、『毎日通う』『もっと一緒にいられる』と。引っ越し費用は総額150万円。家賃は11万円。すべて私が負担しました」(高岡被告)

だが、引っ越しのわずか3日後に事件が起きてしまった――。

「週刊文春デジタル」編集部/週刊文春デジタル



掛布氏、阪神“残留”へ 阪神電鉄が新ポスト用意 来季以降もチームに助言


12/4(水) 5:30配信スポニチアネックス

ミスタータイガースが残留する!! 今季まで阪神のオーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザー(SEA)を務め、すでに退団した掛布雅之氏(64)が、新たに電鉄本社の用意するポストに就任する方針であることが3日、分かった。契約満了のため10月末日でいったん球団から退団したが、電鉄本社は偉大な存在感、影響力に敬意を表しており、来年以降もグループの一員として助力を仰ぐ算段だ。

電鉄本社筋の関係者が、経緯を説明した。

「“ミスタータイガース”の掛布さんは偉大な球団OBであり、存在感、影響力が大きいですし、ファンの皆さんからも多大な支持をえています。いったん球団からは退団するという形になりましたが、来年以降も改めて電鉄本社に籍を置く形で、タイガースに関するアドバイスなどを、いただくことになる予定と聞いています」

掛布前SEAは88年の現役引退後、長らく阪神とは距離を置いていたが、13年オフに、当時の坂井信也オーナー、南信男球団社長、中村勝広ゼネラルマネジャー(GM)らの尽力により、GM付育成&打撃コーディネーターとして25年ぶりの古巣復帰を果たした。16年から2シーズンは2軍監督も務め、若手を育成。そして18年から今年10月末日まではSEA職を担った。そのSEA職が契約満了を迎えたため、いったんは退団となった。だが「阪神」との縁が切れたわけではない。

関係者の話を総合すると、来年以降は電鉄本社に籍を置くことが内々で決まっている段階。現時点で、まだ正式な肩書は決まっていないが、1年契約更新制の“特別顧問”のようなポストが用意される見込みという。甲子園球場などで定期的に試合を観戦し、藤原崇起オーナー、秦雅夫オーナー代行らのかたわらに侍して、チームに関する助言、提言などを行う予定だ。

昨秋の矢野燿大監督就任後、清水雅治ヘッドコーチ、井上一樹打撃コーチらを1軍首脳陣に加え、今秋キャンプでも山本昌臨時投手コーチを招へいするなど外部の「血」を採り入れることで、組織の新陳代謝を進めてきた。だからといって来年で球団創設85周年を迎える猛虎の伝統を、ないがしろにするわけではない。タテジマの歴史を紡いできた球団OBの代表格「ミスタータイガース」こと掛布前SEAの存在感、影響力にも敬意を表しており、来年以降も「阪神」の一員としてともに戦う方針だ。



働く女性の4割が非正規という現実…「私たち、老後が不安でたまりません」


LIMO / 2019年12月3日 19時15分

働く女性の4割が非正規という現実…「私たち、老後が不安でたまりません」

お金に対する不安は人それぞれ。周囲から見れば「あの人は独身だから貯金がたくさんあるはず」と思うような人でも、実際は老後に対する不安を抱えているケースも珍しくありません。

そこで今回は、さまざまな立場の女性に、お金に関する悩みを聞いてみました。彼女たちは、一体どのような状況に陥っているのでしょうか。

おひとりさまのケース
結婚資金や教育資金がかからない独身女性は、貯金に余裕があるイメージを持っている方も多いのでは。しかし、実際は意外な出費の多さに悩まされているケースも珍しくないようです。おひとりさまの女性に、その悩みを打ち明けてもらいました。

「年を重ねるにつれキャリアも積み重なり、収入は初任給の頃よりアップしました。それなら貯金もスムーズに増えていく…と思いきや、支出もそれなりに多くなっていったのです。

とくに30歳を超えてからは、ファッション代や美容代が増加していきました。贅沢をしているわけではないのですが、年代にあった商品を選ぶとどうしても金額が高くなってしまうんですよね。20代の頃と同じブランドの服、同じメーカーの化粧品を使うのは気が引けますし…。

なにより大きな出費だったのが婚活費。結婚相談所や婚活パーティー、街コンなどに参加しているうちに、参加料や入会金でお金がどんどん飛んでいきました。結局結婚相手には巡り合えず、貯金が減ってしまっただけ。婚活を続けたい気持ちはあるものの、お金をかけすぎると老後資金がなくなる…という壁にぶつかっています」

非正規社員のケース
最近では、非正規として雇われている人も少なくありません。たとえ正社員でなくても、仕事があれば安心…とは言い切れないのが現状のようです。

国税庁の「民間給与実態調査(https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2018/pdf/001.pdf)」によると、1年を通して勤務した給与所得者は5026万人(男性2946万人、女性2081万人)、そのうち非正規雇用労働者は1167万人(男性354万人、女性813万人)となっています。非正規のうち7割弱が女性で占められ、働く女性の4割ほどが非正規という現実があります。

さらに「平均給与」についてみてみると、正規504万円、非正規179万円という大きな格差があります。
その中でも性別による格差は大きく、正規についても男性560万円に対して女性386万円、非正規については男性236万円、女性154万円となっています。

非正規女性と正規男性の差額は406万円という現実があります。

その実態を聞いてみました。

「就職活動がうまくいかず、非正規としてしか採用されませんでした。給料は正社員より低く、昇給のペースもかなり遅め。でも、『結婚して寿退社すれば関係ない』と思っていたんです。

ところが、周りは『自分と同じくらいの収入を得ている人がいい』と考えている男性ばかり。結婚相談所にも通いましたが、高収入の男性は自分と似た立場の女性を希望している人がほとんどでした。

最近では、いっそのこと独身を貫こうと結婚相談所を退会。老後資金を1人で貯めるため、日々節約に勤しむ毎日です。非正規なので、定年まで働ける保証もありません。自力で老後に備えられるのか、不安が募る一方です」

隠れ貧困OLのケース
収入面や今後の雇用に不安を感じている非正規がいる一方、正社員のOLが貧困状態に陥っているケースもあるようです。一見華やかな生活を送っているように見える、隠れ貧困のOLの方に話を聞いてみましょう。

「収入は安定しているものの、毎月の家賃や奨学金の返済が支出の大半を占めており、貯金がほとんどできない状態です。学生の頃のように友人との食事をファミレスやファーストフードで済ませるわけにもいかず、人付き合いにかかるお金も増えてきました。

その結果、食費をギリギリまで削り、風邪をひいても自然治癒に任せて乗り越えることに。必死に働いているのに貧しい生活を送っている現状が、ふと辛くなる瞬間もあります。

今はなんとか赤字ではありませんが、婚活や結婚に充てるお金はほとんどありません。職場では出会いがないし、出会いを求めに行くお金もない…。もしかして、独身のまま老後を迎え、苦しい老後生活を送ることになるのでは…と悩んでいます」

まとめ
年齢を重ねるごとに増える衣服代や美容代、長期化するほど増えていく婚活費、学生時代の奨学金…。女性たちを悩ませる出費は、決して少なくないようです。

婚活をして結婚を目指す、はたまた独身を貫くことにする…。どちらの道を選んでも金銭的な不安は解消されないため、今後の方針に思い悩むのも無理はありません。「老後のお金を全て婚活につぎ込んでしまった…」なんて事態に陥らないためにも、老後の見通しをしっかりと立てておきましょう。

【参考】
「男女共同参画白書 平成30年版」(第1節 就業をめぐる状況)内閣府男女共同参画局
「平成30年分 民間給与実態統計調査」国税庁



最新版!これが「金持ち企業トップ500社」だ 1位がソニー、2位が任天堂という結果に!


東洋経済オンライン / 2019年12月4日 7時0分

最新版!これが「金持ち企業トップ500社」だ




2019年も残すところ1カ月を切った。12月は1年で最も忙しくなる時期だ。

企業にとって12月は従業員への冬のボーナス(賞与、一時金)の支給のほか、取引先への支払いなどがかさむ時期。無事に年が越せるかと気をもんでいる企業経営者や経理担当者もいるだろう。

一般家庭だけでなく、企業もお金がなければ破綻する。そんな企業の財務健全性を示すのがネットキャッシュだ。現預金と短期保有の有価証券の合計額から、有利子負債と前受金を差し引いて算出する。企業の実質的な手元資金であり、多いほど財務安全性が高い。

東洋経済オンラインは約3700社以上の上場企業の直近本決算をベースにネットキャッシュを割り出し、上位500社をランキングにした。例年同時期に同じ内容のランキングを公表しており、その最新版だ。

■ソニーが二連覇、ネットキャッシュは1兆4351億円
1位はソニーの1兆4351億円(前年1兆4178億円)。直近の2019年4~9月期連結決算は3年連続で営業利益が過去最高を更新した。売上高は前年同期比で減ったものの、営業増益となった。ただ、ゲーム事業でPS4の減速などもあり今2020年3月期の業績予想は営業減益を見込んでいる。

今後のキャッシュの使い道は画像センサーなどの半導体事業の設備投資だ。2021年3月期までに7000億円規模の投資をする予定で、2021年度には長崎県に1000億円規模を投じた新工場も稼動させる見込みとなっている。

2位は任天堂の1兆0829億円(前年9879億円)。2012年3月期や2014年3月期は数百億円レベルの赤字を出したが、今年は新型の家庭用据え置き型ゲーム機「Nintendo Switch」の大型タイトルや、新しい「Switch Lite」が貢献した。

11月15日に世界同時発売された「ポケットモンスター ソード・シールド」はニンテンドースイッチソフトとして史上最速・最多の全世界600万本の初週販売本数を達成。ポケモン効果もあり当面は安定した高水準の利益が見込まれ、今後はさらにキャッシュを積み上げることが予想される。

3位は信越化学工業の1兆0274億円(前年は1兆363億円)。塩化ビニル樹脂、半導体シリコンウエハで世界首位、ケイ素樹脂、フォトレジストなどの材料も手がける化学メーカーだ。足元での市況下落でシリコンウエハの採算悪化懸念もあるが、強力な事業ポートフォリオを持つ同社への評価は高まっている。以下は6位キーエンス、7位SUBARU(旧・富士重工業)、8位ファナック、9位京セラ、10位ファーストリテイリングなど業績も堅調な優良な企業が続く。

覚えている人も少なくないかもしれないが、2008年秋のリーマンショック時に頻発したのが「黒字倒産」だ。決算上の業績は黒字なのに資金繰りが急速に悪くなった企業が何社も倒産した。逆にいえば、本業がいくら赤字であってもキャッシュが回り続けていれば、企業が潰れることはないということ。手元資金を厚くしておくことは、企業経営者や財務・経理担当者にとって安心できることでもある。

一方で、ネットキャッシュが積み上がっていることだけを単純に喜べない。成長のための投資や株主への還元という意味で、手元資金を持て余しているという見方もあるからだ。財務が健全だから、すべてが順調とも限らない。それでは今年のランキングを見ていこう。

東洋経済オンライン編集部



彼らがヤクザになった理由

過酷な環境にいた少年たちを、社会は本気で救おうとしたのか


2018.12.10(月)
廣末 登

大阪・道頓堀の繁華街
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筆者は、2003年から今日まで、ヤクザについて犯罪社会学というツールを用いて研究を続けてきた。その中で、過去100人以上のヤクザ(元ヤクザ、親分や元親分)、姐さん(組長や若中の妻)などに話に耳を傾けてきた。そして、彼らの声を、書籍として紹介するという形で、世に出してきたわけである。

ページ上に活字で残されたヤクザたちの声というものは、よく書店で見掛ける「大組織を束ねる名が知れた大物」ではない。彼らの多くは、市井、すなわち、我々の生活空間で生き、子育てをしつつも、ヤクザとして何らかのシノギをして、細々と生きている人々である。2018年9月3日、AbemaTV(アベマTV)が企画したヤクザの日スペシャルで、「ヤクザの年収はどの程度か」と、スピードワゴンの井戸田潤氏から質問された。筆者が回答した年収額は、スタジオの出演者には衝撃的だったようである。

ヤクザのイメージは、良かれ悪しかれマスコミによって作られている。その中で取り上げられる彼らは、ビッグショットであり、金回りが良さそうに見えるかもしれない。しかし、我々一般人でも、給与はピンキリである。自営業者でも、蔵が立つような者も居れば、春の確定申告に備えて、領収書をかき集める者もいる。表の社会も裏の社会も人間の営みであり、得てして同じようなものである。しかし、彼らの生い立ちは、我々には想像もできないほど悲惨な例が多い。今回は、ヤクザになる以外に、生きる道がなかった人たちの人生行路につき、読者の皆様にお伝えしたい。

生まれながらに背負っているもの
人は誰しも生まれながらに背負っているものがある。それは両親から受け継ぐものが多い。

しかし、それは、子どもの時分には、さほど重たいものではないかもしれない。だから、平均的な家庭で育った人は、昼は学校に行き、放課後は友人と遊び、帰宅して風呂に入った後、家族と食事をしてテレビを観るというありふれた日常を経験している筈である。クリスマスには、枕元にプレゼントが置かれていた記憶もあるだろうし、正月には両親や祖父母からお年玉をもらって、好きなものを買いに行った思い出もあるのではないだろうか。これが、一般的な少年時代であろう。

では、ヤクザの人たちはどうであったか。

一言でいえば、規格外である。クリスマスも、盆も正月もなく、常に腹を空かせ、生きることに必死であった。総じて厳しすぎる少年時代を経験している。

筆者が取材した元ヤクザの中でも記憶に刻まれている人がいる。それは、彼らが経験した少年時代の過酷さゆえである。以下、どん底の代表格2名を紹介したい。

小学校4年生でゴミ箱を漁って飢えをしのぐ
一人は拙著『ヤクザの幹部やめて、うどん店はじめました』(新潮社)の主人公、中本氏である。彼は小学校の4年生の時に両親が失踪し、市場のゴミ箱を漁って飢えをしのいだという。近所の人が両親の失踪に気づいて、親戚筋を探し出して預かってもらったものの、そこでの生活は野坂昭如の作品『火垂るの墓』の清太と節子を彷彿とさせる。親戚の家に住んでいながら、トイレですら屋外でさせられている。寝室も当てがわれず、廊下で寝た。たらい回しにさせられた親戚の家で、モノが無くなったら本人が疑われた。あげくの果てには、親戚の叔母ちゃんの目が悪くなったら「お前のせいだ」とまで言われ、いわれのない非難を受けている。

『ヤクザの幹部をやめて、うどん店はじめました。ーー 極道歴30年中本サンのカタギ修行奮闘記』(廣末登著、新潮社)

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当時「腕白でもいい、逞しく育ってほしい」という丸大ハムの宣伝が流れていたが、彼の場合は腕白などという上品なレベルではない。まさにサバイバルな少年時代であった。学校には行っていたのだから、本来であれば学校の先生が気付かないといけない訳だが(毎日、同じ服を着て登校しているから、彼の置かれている窮状に気づかないはずは無い)、中本氏は「何も言われなかった」と回想している。

最初に就職した先は床屋。ここでは坊主の駆け出しで、月の給料は3万円であったという。筆者と、中本氏は、少し年齢が違うが同じ世代を生きている。筆者が中卒で世に出た頃の時給は450円だったと記憶するから、朝から晩までこき使われて月給3万円は、修行中とはいえ、割に合わない。

そんな時、銭湯に行った時、溝下親分と出会い、彼の中でヤクザへの憧れが花開いていった。彼が理想とする男というロールモデルに出会ったからである。以降、彼はひたすら男道に生きようと研鑽努力を重ね、指定暴力団の専務理事にまで登り詰める。一体、ヤクザのサブカルチャー以外で、彼の能力を磨く場所があったであろうか。現在、繁盛うどん店を切り盛りする中本氏の人格を磨き上げたものは、決して清い水だけではない。水質の清濁を問わず、日夜磨かれ続けた結果の現在である。

小学生の妹を妊娠させた義父
筆者が主に取材をするのは関西方面である。理由はいろいろあるが、地元で取材をすると、狭い街なので何かと面倒であるということと、九州ヤクザは口が重たいというのが主たるものである。

2014年、西成の一角で取材した一人のヤクザの人生は、鮮烈に筆者の記憶に刻まれている。なぜなら、彼は筆者と同級生であるが、彼の少年時代は、壮絶という言葉では表現できないものであったからである。拙著『ヤクザになる理由』(新潮新書)に収録されている中から抜粋して「生の声」紹介する。

「おれの家は、オヤジが指名手配犯やったんですわ。せやから、あちこち逃げ回る生活でしたんや。おれが小学校に上がる前の年に関東で死にまして、オカンはおれを連れて、郷里(の西成)に帰ってきたんです。そんとき、オカンの腹には妹がいてましたんや。

帰郷して直ぐに、オヤジの友人いうんがなんや世話焼く言うて、家に出入りし、そんうちにオカンと内縁関係になりよりました(義父になった)。おれとしてはどうということは無かったんですが、おれが小学一年の時に起きたある事件――言うてもしょうもないことですわ――をきっかけに、虐待が始まったとですわ(ある事件とは、アイスクリームばかり食べる彼を窘めた義父にヤマを返したこと)。

まあ、殴る、蹴るの虐待の毎日ですわ。こっちは子どもですやん、手向かいできんかったですわ。それからですよ、路上出たんは。

まあ、小学校低学年ですやろ、公園のオッちゃんらのタンタン(焚き火)当たりたいですが、怖いやないですか。で、あるとき、気づいたんですわ。こん人らが飲みよる酒(ワンカップ)持っていったら仲間に入れてもらえんちゃうかとね。子どもの手は、自販機に入りますから、相当抜いて持っていきましたわ。案の定、オッちゃんら喜びはって『若! 大将!』とか呼ばれて仲間になってましたわ」

『ヤクザになる理由』(廣末登著、新潮新書)
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彼は小学生の頃からスリの常習犯でもあった。小学校四年生の時には、同じような境遇の仲間を組織して電車専門スリ団を結成して新聞にも載ったほどである。子供の頃は野宿か児童相談所、教会の養護施設のどこかに居たという(この養護施設は、現在でも西成の三角公園前に存在する)。

「そないな生活のなか、初めて遊園地や動物園に連れて行ってくれたんは、近所のアニキでした。この人は、筋金入りの不良やってましたんやが、おれら子どもには優しかったんですわ。アニキに連れて行ってもらった動物園、生まれて初めて見るトラやキリン……今でも鮮明に覚えてますわ。いい時間やった。

おれもこのアニキのようになっちゃる思うて、不良続けよったある日、まあ、いつものように年少(少年院)から出て、妹の通う小学校に行ったんですわ。すると、担任が「おまえの妹はここに居らんで」言うて、児相(児童相談所)に行け言うとですわ」

妹は小学校5年生なのに妊娠していた。相手は彼に虐待を繰り返していた、オッちゃんだった。

「もう、アタマの中、真っ白ですわ。出刃持って家に帰りましたら、ケツまくって逃げた後やったです。あの時、もし、そのオッちゃんが家に居ったら、間違いなく殺人がおれの前歴に刻まれとった思います。

ヤクザになったんは、それから数年してからです。動物園とかに連れて行ってくれたアニキと、久々に街で会いまして、『おまえ、どないしてんのや』言うんで、『まあ、不良やっとります』言うたんです。そしたら『そうか、ブラブラしとんのやったら、おれんとこ来い』と言うてくれました。

それからですわ、ヤクザなったの。『よし、おれはアニキだけ見て生きてゆこう。アニキ立てるんがおれの仕事や』と、決心しましてん。アニキと看護婦の嫁さん、それとおれの3人での生活がはじまったんです」

筆者が出会った時、彼はアニキの死を転機としてヤクザから足を洗っていた。しかし、世間の暴排の風は余りに強く、日雇いですら居場所を見いだせなかった彼は、アウトローに身を落としていた時期であった。以後、紆余曲折を経て、現在は元の組織に戻ったと聞いている。筆者は、その方がいいと思う。彼らのような経験をしてきた人でも受入れてくれる、居場所を与えてくれる社会は、まだ現在の日本には少ない。そうであれば、細々とでもヤクザとして仲間と寝食を共にする日々の方が幸せであろう。そのような観点から、三代目山口組二代目柳川組組長・谷川康太朗氏の言葉を、社会学的に捩ると「ヤクザは哀愁の共同体」であるといえるのかもしれない。

安心、安全、そして「健全な」社会へ
暴排の嵐が吹き荒れる現在、ヤクザは反社会的集団と烙印を押され、辞めても「元暴5年条項」に基づき、5年間は銀行口座すら作れないことは前回の記事(「辞めるも残酷、残るも地獄──平成ヤクザの現在(いま)」https://post.jbpress.ismedia.jp/articles/-/54645)で紹介した。もっとも、東京都や福岡県の社会復帰協議会では、暴力団離脱者の「元暴5年条項」解除に向け、改善の方向を模索しているが、自治体ごとの温度差は否定できない。

そうした中、世間のヤクザ観は、暴排条例制定というターニングポイントを経て、大きく変わった。ヤクザであることは自己責任であると断罪され、排除された結果、社会的孤立を招く時代である。 

しかし、それでいいのかと、筆者は社会に問いたい。暴力団構成員、暴力団離脱者が、生まれた時から「おんどりゃあ、はんどりゃあ」と泣いて、暴力をふるっていただろうか。彼らが十数年かけて発達する中で、家族社会、近隣社会、交友と、様々な社会的諸力を受けて、暴力団加入に至っているはずである。例えるなら、人生とは様々な要因によって縒り合されたロープのようなものである。そして、その始点は、家庭である。先に紹介した事例のように、家庭に問題があって、ヤクザに進むしか選択肢がなかった人たちもいる。彼らは人生のスタート時点から放置され、過酷な人生を歩まざるを得なかった社会的被害者とみることもできよう。

「いやいや、そうした家庭に生まれても真っ当に生きている人もいる」というむきもあるかもしれない。それは、家庭に問題があったけれども、その後、発達の中で、近隣、交友、学校社会などの何れかの時点で「いい出会い」という幸運があったからではなかろうか。

一般化するつもりはないが、筆者が取材してきたヤクザの人たちは、生まれた時から「重すぎる何か」を背負って生きていかなくてはならない境遇にあった。彼らの過酷な生い立ちを一顧だにせず、非難し、排除することは簡単である。しかし、国が再犯防止推進計画を策定し、オリンピックに向けて、安心、安全な社会を世界にアピールするのであれば、元ヤクザの人たちも社会の仲間として受入れ、やり直すチャンスを与える度量と理解を日本社会に期待する。世界に安心、安全そして健全な日本をアピールするために。



「キン消し」そっくり? 松本人志の肉体が“上半身だけムキムキ”な理由


日刊サイゾー2019年12月2日 12:05 0

噂のマッスルがテレビで躍動する!

ダウンタウン・松本人志が12月14日放送の『炎の体育会TV』(TBS系)に出演することがわかった。

「今回、松本は体育会TV軍の超強力助っ人としてベンチプレスに挑戦。松本は日頃の筋トレでも体重の倍以上のバーベルを挙げているといい、トレーニングの成果がテレビ初披露されます」(芸能ライター)

松本といえば、テレビ番組でのボクシング企画で筋トレに目覚め、2011年頃から本格的にウエートトレーニングを始めたそう。

「トレーナーはつけずに完全な独学で、そのトレーニング法は『松ザップ』と名付けられています。気を紛らわすために『あいうえお』や『うそよねん』でカウントしたり、限界超えさせる時には松本ではなく『橋本』という別人格を登場させ、バトンタッチして頑張るのだとか。その結果、全体重の80%近くが筋肉という体を作り上げることに成功しています」(放送作家)

しかし、松本の体型をよくよく見ると、上半身だけが異様にムキムキで下半身はいたってフツー。実際、松本の筋トレメニューはすべて大胸筋や背筋など上半身に集中させているため、かなりアンバランスだ。

「松本のシルエットはそれこそキン肉マン消しゴムそのもの。ネット上でも『上下の比率が悪くて、体張ったギャグみたい』『胸ばっかり鍛えすぎ』との指摘を受けています。下半身を鍛えないのにもきちんと理由がある。松本によれば、下半身の筋トレはしんどいし、面白くないからとのこと。また、過去の股関節のケガが原因で、そもそも上半身ほど鍛えることができないようです」(前出・芸能ライター)

ラグビーW杯では、日本代表の中島イシレリが松本にそっくりと話題になったが、どうやら松本のほうが寄せにいっているようだ。



なぜ相次ぐ空港保安検査ミス 「喜ばれない仕事」の厳しい労働環境


産経ニュース / 2019年12月3日 21時20分

空港の保安検査員が乗客の刃物を見落とすミスが相次いでいる。世界各国でテロ事件が続発する中、日本の空港への信頼を傷つけかねない重大な事態。背景として指摘されているのは、保安検査という「お客さんに喜ばれない仕事」を担う厳しさゆえに、離職率が高く、人材が育っていない現状だ。「全国で同様の事案が発生していてもおかしくない」。空港関係者は、今回の事態は氷山の一角との見方を示している。

■「人為的なミス」

9月26日、大阪(伊丹)空港の全日空の保安検査場で、検査員が乗客の手荷物にあった折り畳みナイフを確認したにもかかわらず、誤って返還した。このため発着便30便以上が欠航、さらに羽田空港でもこの乗客のナイフをエックス線検査で見落としたことが判明した。伊丹空港では10月と11月に刃物を見落とすミスが日航の検査場を含め少なくとも計3回発生している。

空港の保安検査は航空法に基づき航空会社が責任を負うことになっているが、実際には民間警備会社などに委託するケースが多い。羽田の一部と伊丹の保安検査は警備会社「にしけい」(福岡市)が担当。同社はほかに福岡など3空港で保安検査を行っている。「人為的なミスと言わざるを得ない。会社全体で再発防止に取り組みたい」。同社空港保安事業本部の担当者は言葉少なに語った。

■「精神的にしんどい」

「お客さんに怒鳴られているのを何度もみたことがある」。国内のある空港の関係者は、検査員の仕事の実態をこう打ち明ける。早朝や深夜に及ぶ不規則な勤務。旅客の手荷物検査やボディーチェックで喜ばれることはない。「お客さんが笑顔で対応してくれず、精神的にしんどい」という。

一方、待遇は決していいとはいえない。厚生労働省の毎月勤労統計調査によると、検査員が含まれる警備業の30人以上の事業所の昨年度の平均月給は約23万7千円。全産業平均に比べ約13万3千円低かった。

大規模な空港の場合、警備会社は保安検査場を使用する複数の航空会社から委託を受けており、契約料を引き上げるためには多くの受託先との交渉が必要だ。格安航空会社(LCC)の登場で航空券価格が下落傾向にある中、委託料引き上げ交渉は簡単ではない。

検査員の退職は後を絶たず、結果的に効果的な検査方法や旅客のクレーム対応の仕方などを身につけた熟練の人材が不足する。成田空港では平成28年4月に約940人いた検査員のうち、4分の1以上の約240人が1年後に辞めていたことが明らかになった。

桜美林大の戸崎肇教授(航空政策)は「機内に持ち込まれる手荷物が増え、危険物の発見が難しくなる一方、経験のある検査員が少なくなっている。人間だけでは限界があり、人工知能(AI)による識別など技術を導入することが不可欠だ」と指摘している。

■強い危機感、対策強化急ぐ

刃物などの航空機内の持ち込みは、テロやハイジャック、事故につながる恐れがあり、航空法などで禁止されている。検査で発見し、原則、没収すべきものだが、人為的な見逃しがなくならないのが現実だ。

国土交通省は、隠し持った刃物などの危険物を服の上から検知できる「ボディースキャナー」など、人間による検査の限界を補う先進的機器の導入を進め、航空会社などと協議して教育カリキュラムの向上も急いでいる。

米国では、2001年の米中枢同時テロで、航空機を乗っ取りビルに突っ込んだテロリストが、凶器を持ったまま保安検査を通過したことが判明。ずさんな検査が問題化し、保安検査を政府が直轄し、政府職員が行うようになった。

しかし、日本ではそうした対策は検討されていない。航空評論家の青木謙知氏は「日本の検査員は世界的に質が高い。公務員でなければ検査の質が落ちるとはいえない」と指摘する。

ただ、東京五輪を前に、より厳格な検査が求められているのも事実。国交省でもこうした危機感は強い。今回のように見逃しが発覚し、保安検査を経た安全区域にあたる「クリーンエリア」に危険物が持ち込まれれば、すべての検査をすぐやり直すことを各航空会社に求めている。

最近の刃物見逃しについて、警備関係者は「全世界のクリーンエリアが航空機で直結しており、リスクが一気に拡散する重大事だった」と厳しく批判した。



女性からの圧倒的支持を獲得!田中みな実が“美のカリスマ”になれたワケ


アサジョ / 2019年12月4日 10時15分

新木優子と高良健吾がW主演するドラマ「モトカレマニア」(フジテレビ系)。11月28日に放送された第7話では、田中みな実が演じるラジオパーソナリティ・来栖むぎと元カレ山下章生(浜野謙太)の別れる場面が登場。“美のカリスマ”の切ない別れに、キュンキュンコメントが寄せられている。

「北海道に戻ると言いながら、内心は山下に止めて欲しいと思っているむぎ(田中)。しかしむぎの夢を尊重して『優柔不断はもう終わりにする』と別れを切り出す山下。お互い好きなのにハグをして別れを決めた二人にネットでは『元カレを忘れようとしている田中みな実見て泣いちゃいました』と言ったコメントが躍っています」(テレビ誌記者)

2014年、TBSを退社以来フリーアナとして活躍してきた田中だが、今年に入って女優にも挑戦。深夜ドラマ「絶対正義」ではベットシーン、「ルパンの娘」(共にフジテレビ系)ではボンテージファッションに身を包みアクションシーンを演じるなど話題を集めている。

しかし、田中の快進撃は止まる所を知らない。

「12月13日にはファースト写真集『Sincerely yours…』を発売。写真集のための設けられた期間限定インスタグラムは、フォロワー数がなんと100万人突破。東京、大阪、福岡で行われる発売イベントにも応募が殺到しています」(女性誌記者)

そんな中、11月25日に放送された番組「しゃべくり007」(日本テレビ系)に田中が出演。“美のカリスマ”として呼ばれた田中は、「美容のこだわり」について聞かれ、「外側からじゃなく、内側から保湿するために、1日水を3リットル飲む」「お腹いっぱい果物をとって、酵素を体にいっぱい取り込む」と話している。さらにボディケアについて尋ねられると、スタジオから驚きの声が上がった。

「田中は『保湿はすごい大事』と前置きした上で、『顔を保湿するとき、首、デコルテ、さらに胸まで一緒にケアする』『胸まで顔です』とコメント。これには『やりまひょ』『田中みな実先生のお言葉を胸にクリーム塗ったわ』と言った声の他に『田中みな実の胸は最高よね、はっ、切実に分けて欲しい、、』と言った声もネットをにぎわせました」(前出・女性誌記者)

“ぶりっ子キャラ”で同性からバッシングされていた田中が、今や“美のカリスマ”として大ブレイク。女優・田中みな実からも目が離せない。

(窪田史朗)



日本の”割安感”が外国人旅行者を引き寄せる!? 銀座の賃料は香港の半分以下に
LIMO / 2019年12月3日 20時25分

日本へのインバウンドが増えてきています。日本政府観光局のデータ(https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/visitor_trends/index.html)(2019年10月末時点)によれば、2019年の年初からの訪日外客数は2691万人となり、前年同月末の2611万人と比べ約80万人・3%増となっています。

10年前の2009年10月末時点での年初来の外客数はわずか560万人でしたから、この10年でインバウンドは約5倍に増えていることになります。すさまじい増え方ですね。

訪日客大幅増加に関する疑問
筆者が感じるだけでも大都市圏への外国人観光客は増えていますし、冬にはゲレンデの半分くらいがオーストラリアや中国からの外国人スキーヤーでいっぱいのスキー場もあります。また、日本人でも知らないようなところにもインバウンド観光客が増えているのを実感します。

たくさんの訪日客に来ていただけるのはありがたいことですし、地元にそれなりのカネを落としてくれるので大歓迎なのですが、根本的な疑問が残ります。

それは、「日本がなぜそんなに人気の観光地なのか?」です。

まず観光という観点からは、たしかに訪れるべき場所やモノ・コトには事欠きません。西洋とは全く異なる歴史や文化。東洋でも島国として長く鎖国をしていたくらいの異端の国。欧米列強国にも屈さなかったアジアの稀有な国。

そして、伝統とテクノロジーが渾然一体となっている社会。冬は北海道でスキーを楽しみながら、同じ時期に沖縄で海水浴を楽しめる南北3000キロにわたる列島ならではの四季と食。

確かに訪れる価値はある国だと思います。それでも、なぜ今さら?と思うのは筆者だけではないでしょう。

筆者はその理由をこのように推量します。それは、観光地としての日本がかなり割安になっているからではないかということです。

インバウンド客は海外から飛行機なり、近場であればフェリーなどで来日するわけです。時間をかけ交通費を出してまでわざわざ来日するということは、そのコストをカバーして余りある価値がないと、わざわざ来ません。加えて、それが他国と比べて安ければなお良しといったところでしょう。

世界の主要商業地の賃料を見てみる
実は日本が割安になっているのではないかと推察できるデータがあります。

米国の不動産会社であるクッシュマン・ウェイクフィールド社は、例年発表している“Main Streets Across The World”(世界の大通り)というレポートの中で主要商業地の賃料を毎年発表しています。図表1は、そのデータからアジア地域を抽出し、主要都市の賃料を1平方メートルあたりの高い順で並べてみたものです。

図表1:アジア主要都市の商業地賃料ランキング

(/mwimgs/c/5/-/img_c58edce4f4603b923e7669b13d5267c3191847.jpg)
拡大する(/mwimgs/c/5/-/img_c58edce4f4603b923e7669b13d5267c3191847.jpg)

出所:2018 edition of Cushman & Wakefield’s global flagship report, Main Streets Across The World 表は筆者作成。

このデータによると、アジア地域で最も賃料が高い都市は香港です。香港の銅鑼湾(コーズウェイベイ)はアジアだけではなく世界で最も賃料が高い商業地です。ちなみに世界の賃料トップ5は次のようになります。

1. 香港 銅鑼湾(コーズウェイベイ) 296 (賃料:平米・万円/年、以下同)
2. 香港 尖沙咀(チムサーチョイ) 277
3. ニューヨーク 五番街 250
4. ニューヨーク タイムズスクエア 194
5. ロンドン ニューボンドストリート 193

これらのデータを見ると、香港がずば抜けて高いことが分かりますが、ニューヨークやロンドンよりも高いのは驚きです。

また、東京(銀座)もアジアでは3番目ですが、驚くのは賃料のレベルが香港の半分以下(新宿は約3分の1)であることです(余談ですが、最近の香港で騒乱があっても中国が香港を決して手放そうとしていないのは、こうした不動産価値にもあると思います)。

さらに、かつて東京にアジア本部を設置していた多くの外資系金融機関が、香港やシンガポールに本部を移していることも見逃せません(筆者のかつての勤務先での実体験です)。ヒト・モノ・カネの動きが完全にアジアシフトしていることが分かります。

結局、商業地の賃料が高いということは、そこで販売している商品やサービスも高いわけで、観光を通じて同じ効用を得るのであれば割安な日本に足を伸ばしたほうがおトクということになります。

インバウンドの経済的効果は…?
でも問題が一つあります。これだけインバウンドが増えると日本の経済成長に大きく貢献してほしいところですが、今までは大きな効果があったという声は聞かれません。

端的に言うと、みなさんの給料やボーナスがドンと上がって懐具合が暖かくなっているかどうかですが、インバウンド観光客が増えたからといって給料が増えたということはないですね。

筆者はその点悲観的です。経済成長率が年間1%程度の低成長の日本では、物価ましてや賃料を大幅に上げることは叶いません。良くて現状維持。もちろんインバウンド観光サービス業では多少宿泊料などは上げることはできるでしょうが、日本人のお客さんもいるので極端なことはできません。

全産業を見渡しても、国内では低成長・低インフレ・低金利がしばらく続くでしょうから、日本の相対的な割安感は続くと思います。

かつての円高時に訪日を敬遠していた外国人は、低成長が続き為替が安定している現状を見るや、こぞって訪日しています。バリューのある日本で実利を得ようとする彼らの嗅覚は、まことに素晴らしいと言わざるを得ません。今後、日本企業がその標的にならないことを祈るばかりです。



いま、韓国のソウルで「旭日旗居酒屋」が大繁盛している件――文藝春秋特選記事
文春オンライン / 2019年12月4日 6時0分

自衛隊観閲式で掲げられた旭日旗

「文藝春秋」11月号の特選記事を公開します。(初公開 2019年10月16日)

 韓国が日本の旭日旗にしきりにイチャモンをつけている。来年の東京オリンピックにからめて嫌がらせは進みつつある。世界で唯一(?)、旭日旗を「戦犯旗」などといって反日メニューに仕立てたのはもっぱら民間の反日マニアだが、今や韓国政府までそれに乗っかっている。韓国側は意気揚々かもしれないが、日本の反韓・嫌韓世論は悪化の一方だ。

 この韓国の反日・旭日旗シンドロームのことを先日、日本のテレビ討論で「病的」と語ったところ、司会者から「その表現はまずいと思います」と叱られた。同席者が後でささやいてくれたが、日本では「病理的」といえば問題ないとのことだった。

旭日旗問題で思い出す「パブロフの犬」
 筆者は以前、近年の韓国における旭日旗拒否反応のことを「パブロフの犬みたい」と皮肉ったところ「またクロダ妄言」とネットなどで叩かれた。

「パブロフの犬」とは、旧ソ連の生理学者パブロフ博士が犬を使って条件反射の研究をしたことからきている。犬にベルの音を聴かせてエサをやるということを繰り返すと、犬はベルの音を聴いただけでヨダレを流すことが分かった。

 博士はこの条件反射の解明でノーベル賞を受賞したが、後に学問とは関係なく、俗に実体は無いのに思い込みなどからむやみに反応することを「パブロフの犬」と皮肉るようになった。「幽霊の正体見たり枯れ尾花」のたぐいである。

 旭日旗問題でなぜ「パブロフの犬」を思い出したかというと、韓国人の拒否反応が日本の自衛艦旗になっている旗だけでなく、赤と白の陽光風の模様を見ただけで「あっ、日本軍国主義!」と騒ぐようになっているからだ。

東京パラリンピックのメダルにも「旭日旗狩り」の手が……
 その代表例はロンドン五輪(2012年)の日本の女子体操選手のユニフォーム。赤と白の縞模様だったのを韓国メディアが見咎め「政治的宣伝行為だ!」と騒いだ。IOC会長のところまで告げ口に駆け込んだが、この時は相手にされなかった。

 この延長線上で、来年のパラリンピックのメダルのデザインも旭日風だといって、韓国パラリンピック委員会は日本に文句をいってきている。

 そのほか、英国留学の韓国人女子学生が大学出入りのランチ屋から買って食べた「お寿司弁当」の包装紙に旭日デザインを発見。英国人の業者に抗議して止めさせたという自慢話が韓国マスコミを飾ったり。寿司を食べながらの反日だから面白かったが。

 ついには赤白にとどまらず、米ニューヨークではさる銀行のビルの壁に描かれた抽象画が、放射状の黄色い陽光だったにもかかわらず「日本軍国主義を思い出す!」という顧客の在米韓国人に抗議され、撤去にいたったとか。

 韓国内でもコメディアンが赤白ラインの衣装でテレビ出演したところ、ネット世界で「旭日旗を連想させる!」と叩かれ「国民の皆さまへの謝罪」を余儀なくされている。旭日ないし陽光デザインはもはやタブーなのだ。

 まさに「パブロフの犬のヨダレ」である。このような“旭日旗シンドローム”は韓国内外で枚挙にいとまがない。これに味を占めた“旭日旗オタク”みたいな徐敬徳・誠信女子大学教授などもいて、内外での反日発信がマスコミを飾っている。

そんな韓国で「旭日旗居酒屋」が大繁盛!?
 ところがそんな韓国なのに、旭日旗が“売り”(?)の日本風居酒屋があって韓国人で大盛況なのだ。ソウル中心街の大通りに面したビルの2階で、赤提灯がぶらさがっている。そして店の入り口には何と、例の旭日旗がついた朝日新聞(!)のでっかい看板がドーンと掲げられているのだ。

若いサラリーマンやOLでにぎわう店内
 頭に白地に旭日鮮やかな朝日新聞の社旗が描かれ、大きく「朝日新聞」と記されている。日本で朝日新聞の販売店などによく見られる看板だが、客寄せに格好とばかり日本からもってきたようだ。主人はもちろん韓国人。反日ムードのご時勢をよそに実に愉快な店である。

 店内にはレトロな旭日デザインの旧「アサヒビール」が描かれた宣伝ポスターも張ってある。人気メニューはもっぱら、焼き鳥にビールは「アサヒの生」といったところか。あたりはビジネス街でもあるが、アサヒビール排撃に血眼のマスコミが扇動する反日・不買運動もものかは、店は若いサラリーマンやOLで連日、にぎわっている。

 店の名前については、朝日新聞、いや旭日旗保護(!)のため、ここではあえて紹介しない。ひょっとして「パブロフの犬」が抗議に押しかけるかもわからない? いや、韓国では朝日新聞はもっぱら親韓的と思われているから大丈夫か? 屋号は「あさひ」でないことだけは確かだが。韓国流にエールを送れば「旭日旗、ファイティング!」である。

◆◆◆

「文藝春秋」12月号と「文藝春秋digital」では、日韓関係悪化の原因を分析した座談会「 『反日種族主義』を追放せよ! 」(司会・黒田勝弘氏)が掲載されている。こちらもご一読いただきたい。

(黒田 勝弘/文藝春秋 2019年11月号)



中村仁美、ラジオ出演の裏で夫・さまぁ?ず大竹が子どもの世話に奮闘「頑張ってくれております」


イータレントバンク2019年12月4日 06:20 0

12月3日放送のTBSラジオ『伊集院光とらじおと』に出演した中村仁美が、家族についてのエピソードを語った。

中村は、普段火曜日のアシスタントを務めている出演者の代役として番組に登場。番組パーソナリティの伊集院光が、今年6月に第3子を出産した中村に対して「いかがですか?」と尋ねると、中村は「毎日もう幸せで…」「ただただ可愛いですね、三男が」と幸せな生活ぶりを覗かせた。

これを受け、伊集院が「“三男ただただ可愛い”になっちゃうとさ、上の2人っていうのはさ、変わんない?大丈夫なの、赤ちゃん返りとか」と質問すると、中村は「やっぱり次男は初めてのことなので、赤ちゃん返りひどいですけど」「でもまあ、親からしてみると、三男も可愛いんですけど、より長男次男も可愛いって感じられるようになるのが不思議ですよね」と語った。

また、中村が「今日は夫が」「頑張ってくれております」と、夫のさまぁ~ず・大竹一樹が子どもたちを見てくれていると明かすと、伊集院は笑い声をあげて「たぶん夫は『言うなよ、そういうの』『いいんだよ』って思ってると思いますけど」とコメント。中村は「数日前から夫が心構えをずーっと」「いろんな準備をしといてくれ、と」と笑い混じりに話していた。



花屋とキャッシュレス決済の相性は? 「Airペイ」を導入したメゾン フルーリに聞く


ITmedia Mobile2019年12月4日 06:05 1

東京の二子玉川にお店を構える「メゾン フルーリ」

消費税が8%から10%に増税され、軽減税率やキャッシュレス・消費者還元事業といった施策も行われているが、特に軽減税率は基本的に飲食料品(と新聞)を対象としているため、軽減税率の影響がない店舗は多い。

そんな中で、現金仕入れが主流のためにキャッシュレス化が難しかったという花屋「メゾン フルーリ(Maison Fleurie)」代表取締役の佐々木久満氏に、リクルートライフスタイルのモバイルPOSレジ「Airレジ」と、キャッシュレスサービス「Airペイ」の導入で変わったことを聞いた。

●増税を機にキャッシュレス決済を導入

メゾン フルーリは、東京・世田谷区にある二子玉川駅から徒歩5分ほどの閑静なエリアにある生花店。色とりどりの花を販売する他、ワークショップなども開催して、地元に親しまれている店舗だ。同店がAirレジを導入したのは3~4年前のこと。当初はカード決済を導入したが、同店のような小規模の花屋の仕入れは基本的に現金であり、売り上げの入金タイミングによってキャッシュフローに影響が出てしまうことがあり、いったん停止した。

それでもAirレジを継続したのは、クラウド会計ソフトとの連携機能があったからだという。Airレジがないと、日々の集計結果を帳簿から会計ソフトに転記する手間がある。「これを税理士や会計士にお願いすると、それだけでその日の売り上げが飛んでしまう」と佐々木氏。

Airレジとクラウド会計ソフトの組み合わせであれば、現金決済でもレジに入力した結果はそのまま会計ソフトに連動するため、日々の処理が簡単になる。こうした小規模の商売では省力化が必要と佐々木氏は指摘。そのためにAirレジを導入したそうだ。

現金での決済を続けてきた同店だが、増税を機に改めてキャッシュレス決済導入の検討を開始。佐々木氏が同業者に確認してみたところ、昨今は入金タイミングが月に数回というサービスも増え、それほどキャッシュフローの問題が起きないという話だったそうだ。そうした背景から、キャッシュレス決済としてAirペイの導入を決めた。利用できるのはクレジットカードと非接触決済、コード決済だ。

タイミングとしてキャッシュレス・消費者還元事業の登録も同時に発生したが、そうした登録も全て、リクルートライフスタイルが対応してくれたという。同店は長野県にも2店舗を構えているが、こちらも同時に導入することで、その店舗での登録も対応してくれたそうだ。「あっという間に導入と登録が済んだ」と佐々木氏。

●キャッシュレス対応で高価な贈答品が売れ、7~8%の売上増に

キャッシュレス決済を導入したことで、メゾン フルーリは何が変わったのだろうか。実は佐々木氏自身、当初はキャッシュレス決済に懐疑的だったという。もともと現金決済を長く続けてきて、周囲の花屋も現金払いが多い。そうした中でクレジットカードなどに対応した結果、「意外とカードで払いたい人がいる」というのが分かったそうだ。

二子玉川近辺で、クレジットカードを使って花を買いたい場合、多くの人は「駅前の大手の店舗に行く」(佐々木氏)。ただ、そうした大手の店舗は支払いで並んでいたり、画一的な商品しか置いていなかったりすることが多い、と佐々木氏は指摘する。

こうした大手店舗では、営業で出歩く人が飛び込みで客の元に届ける花を注文する、といった例もあるそう。必然的に客単価が高くなり、カードでの支払いを求める人が多くなる。ホームユースだと客単価は1800~2000円だったが、キャッシュレス決済に対応してから、1万円のスタンドや3万円の胡蝶蘭といった高額商品の動きがよくなった。「割合的にそうしたことは多くはないが、従来はなかったお客さまに対応できるようになった」(佐々木氏)という。

メゾン フルーリの客層はホームユースが中心だったが、キャッシュレス決済対応によって、ビジネスユースで5000円~1万円の贈答品を購入する人が増えたそうだ。高額商品が増えたことによる売り上げの伸びは「7~8%ぐらい」(佐々木氏)だというが、これまで取り逃していた潜在顧客をキャッシュレス決済で獲得できるようになったことを、佐々木氏はメリットに挙げる。

それに加えて、ホームユースでも帰宅途中に花を買い求める人など、交通系電子マネーを使って購入する人も増えた。客単価が高いものではカード払いが増え、キャッシュレス決済を求めている人がいたことが分かり、キャッシュレス決済導入のメリットを感じているという。

佐々木氏は、小規模な花屋という業態の関係上、天気や季節などで1日の売り上げの変動が大きいと話し、そこに7~8%の売り上げ増につながるのは「素直にうれしい」と、その効果を強調する。

また、客単価よりも同じ顧客の来店頻度への影響を感じているという。実際、来店者数の延べ人数が増加し、前年同月比で売り上げの20万円、15%ほどの増加につながったそうだ。

普段開催しているアレンジメントレッスンのようなワークショップの支払いをカード対応した店も喜ばれているそうだ。キャッシュレス決済の場合、消費者還元事業によって5%の還元もあるが、それによってキャッシュレス決済が増えたという感覚はないという。ただ、売り上げ自体には効果があったそうだ。

●コード決済が少ない理由は?

実際に使われている決済手段は、やはり圧倒的にクレジットカードが多いという。その次は交通系電子マネーが多い。それに対して少ないのがQRコード決済だという。その背景について佐々木氏は、「(二子玉川エリアは)若い人も多く住んでいるが、都心に勤めている人が多く、日中は高齢者が多いからでは」と分析する。とはいえ、都心部の同業者の話ではコード決済もそれなりにいるということなので、二子玉川エリアにはまだそれほど浸透していないのでは、と同氏は推測している。

キャッシュレス決済が増えると、決済手数料の負担が大きくなるという課題もある。それに対して佐々木氏は、「おびえていたほどは使われていない」と話す。逆に「都心の六本木や赤坂の花屋さんに話を聞くとほとんどカード払いだと聞いた」(同)とのことで、そこまで使われると厳しいと感じていたそうだ。

Airペイの入金サイクルは、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行の場合は月6回で、メゾン フルーリもここに該当する。これは意外と高い頻度だと感じたようで、「入金が2カ月後といった古いイメージを持っていた」と佐々木氏は笑う。そのため、手数料もそれほど苦にはなっていないという。

キャッシュレス比率は3割程度だといい、特に5000円以上の高額商品だとキャッシュレス決済を利用する人が増えるという。この割合について佐々木氏は「4割まで行くと微妙なライン」と指摘する。これは入金サイクルの問題で、月6回とはいえ、一定の現金が手元にないと「大きな突発的な仕事に対応できない」からだという。花屋の仕入れが現金という点が影響していて、佐々木氏はこうした点を課題に挙げる。

●増税の影響は見えていない

現時点で「増税の影響は見えていない」と佐々木氏。10月の増税後、大きな台風が直撃した結果、休業するなどした影響が大きく、前年同月比で2割程度の落ち込みとなったそうだが、それが増税影響かは分からないそうだ。

佐々木氏は、キャッシュレス対応によって高額商品をはじめ、これまでカバーできなかった顧客層に拡大できた点に加え、共通ポイントにも対応できている店もメリットとしてあげる。店舗のオリジナルポイントとは別に、dポイントなどの共通ポイントをカバーできているのは「地域でアドバンテージが取れそう」と期待する。
こうしたメリットに加え、もともと会計ソフトとの連携を行っていたことから、会計やレジ締めの手間は増えることはないため、佐々木氏はキャッシュレス対応のメリットの大きさを感じているようだ。現金のみでもAirレジのようなモバイルPOSを導入することで、いざキャッシュレス対応しようというときに余計な手間がかからずに済む、というメリットはありそうだ。



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最終更新日  2019年12月18日 00時00分19秒



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