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2023/07/05(水)20:26

中古の茶道陶器のカビを殺菌と分解する('◇')ゞ

食品・飲料(69)

茶道陶器は非常に残念な点が底面はむき出しなので下からカビが発生している可能性がある。 今回購入したものは見た目は全くかびていない。恐らくカビも生えていないだろう。というか作りがかなり精巧なのでカビは生えずらいだろう。だがカビは油断してはならない。 カビを殺菌する方法は薬剤か熱である。 食器に効果的なものはハイター等の漂白剤である。 だがしかし、今回の茶道の食器に関しては金属を含有しているので漂白剤を導入した場合、白い底部から浸透していき内側から金属に接触して内部腐食する可能性がある。それが時間とともに腐食とサビが発生していきメンドクサイことになっていることだろう。よって漂白剤関係は使ってはいけない。 一番簡単な殺菌方法として熱殺菌をすることにしました。 50~70℃で30分くらい熱をかければ殺菌できるようだ。陶器だと熱湯で急に加熱するとよくないようなので、水からゆっくり加熱してから2時間を放置しました。底面は湿った色をしていないが指で触れるとしっとりした感じになりました。確実に陶器内部に若干であるが水分が吸水されたのだろう。ということは内部にカビ菌が混入する可能性は十分に考えられる。 有機溶剤を使うことでカビを分解する。 今回はコストの問題でネンコールを使うことにする。一応ネンコールはアルコールに該当するのだが、メタノールを100%にしないことで劇物の該当から外すというチートアルコールである(笑)。合法劇物といっていいだろう(笑)ただし、基本的にアルコールの機能を有しているのでカビを分解する目的ならコスパが非常に良い。無水アルコールが1000円以上だがネンコールは400円くらいで買えるのだ! 浸透可能な面は底だけである。適当なガラス容器にネンコールを底面が浸る程度に浸す。 サランラップをぴちぴちに貼って念のためにテフロンテープで縛って揮発しないようにしっかり密閉する。とりえあず今日から3日間放置することにする。3日もすればしっかり内部にアルコールが浸透するだろう。 そのあとは一日乾燥させてアルコールをざっくり乾燥させて、オーブントースターで80℃設定で20~30分を何回か繰り返してゆっくりアルコールを完全に蒸発させる。そして、ユーコートを塗って焼いてを繰り返して1~3週間かけて塗布していき膜ができるまで塗る。 陶器って何のために作られたんでしょうね?管理がメンドクサイだけなのになぜ茶道に陶器が用いられたのでしょうか?汚染が徐々に浸食していく茶道食器とはなぜいまだに有効なのだろうか・・・。未だに謎が深まるばかりである。 ネンコールは安いがメタノールが主であるので劇物として扱っていると考えていいだろう。手で触れることと揮発したガスを吸気することは絶対厳禁です。リスクを考慮したうえで使用しましょう。 万能なアルコールとしては無水アルコールである。精密機器を拭くのでも、水含有のスプレーの腐食抑制剤としても、コスパは良くないが利便性がぴか一である大体3年は問題なく使用できます。それ以降でも十分使えますが・・・吸気中の水分を加水してしまうだけなので基本普通に使えます。とはいっても、どっちみちアルコールも器官にダメージを与えるのでメタノールもエタノールも関係ないと思いますが・・・。

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