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カテゴリ:地元話
実家暮らしで近所を走るっつーと、専ら南下していた俺。
同じ道を行って帰っての往復3kmちょい。 今日は気分を変えて、北上からの"周回コース"を走ってみた。 バス通りを行き、坂を下りきったところで左折。神社の方を通る道を帰ってくる。 とかなんとか詳細を書いてもイメージできんのは空母君くらいですな。 とにもかくにも、いつもと違う道を走ってみたわけだ。 で、この道を 正確にはこの道のとある一角を通る度に思い出す小噺が1つ。 あれは…中学の2年だったかな…。 ほわほわほわほわほわわ~~ん…(←回想の効果音) 別のクラスに転校生が来た。 背の低い、"可愛いと言うより可愛らしい"オンナノコ。 (卒アルのクラス写真で見るとそんなでもないな…) まー俺のアンテナには引っかかんなかったんだけどね。 姓を「平(タイラ)」さんと言う。 数日が経ったある日。 バスケ部仲間、かつ俺と帰りが一緒の方向の友人が言い出した。 「俺タイラさんの家知ってるよ」 話を聞くと、中学の学区内でも俺らの家の方らしい。 ウソつけ、と。それはないだろ、と。 「いや、表札にタイラケって書いてあるし」 …あのさ。 確かに人ンちを「○○家」とか「××宅」とか言うわいな。 ただそれを表札にするかい? 「~家」って自分で使うかい? まぁいーや、とりあえず行くだけ行ってみようか。 アレだ。 その頃ってムダにオンナノコの家(の周り)に行って 何するわけでもなくただテンション上がる年頃じゃないか。 その娘が可愛いかどうかは関係無く…ってこともないかもしれんけど。 未だそんな童心を忘れていない人間もいるっちゃいますがね。 そんな雰囲気も手伝い完全なる興味本位で行ってみた。 帰る方向が同じ友人数人と連れだって。 ホラ、ここ。 と、前述の友人が指さす家。 1階部分がガレージ。小さい階段があり、上に玄関。 ガレージ横の郵便受けには住所と…その家の持ち主の名字。 「平塚」さん。 タイラケ。平家。ヒラツカ。平塚。 …。 これで「家を知っている」とギャグでもなくのたまったアホさ加減。 思わずソイツに対し、そこにいた諸人目をすましけり。 山田く~ん。 このオチ(太字)わかりにくいから俺の座布団全部持ってってー! 逆にわかった人は文学に精通してる人に違いない。 俺は単にこの一節をググって探しただけの浅い人間ですよ、ハイ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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