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ちりめンのぼや記

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2010.12.06
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カテゴリ:ばいく
11月27日。この日も前日の予報ではだった。
でもまぁ濡れても行ったろ、という決意で。そら晴れるに越したことはないけど。

で、昨日「当たる」なんて言ったiPhoneアプリも外す、まさかの晴天
よっしゃ。ナイス。張り切って行くべ、と、福井のホテルをチェックアウト。



朝靄の中、まず向かった先は「一乗滝」
それほど大きな滝ではないものの、山の中なのは確かで道中は田舎道。
左右の山々からは蒸気がMO☆KU☆MO☆KU☆TO!
わー山の息吹だ、とクサいことを言ってみる。

国道158号から県道に入り、一乗滝すぐ手前の駐車場にバイクを駐める。
まだ朝早い時間ってこともあり、見物客は俺1人。

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~一乗滝~
一乗谷の一番奥まったところ、一乗山(標高740m)の山懐にある
木々に囲まれた流水の滝を一乗滝という。落差は12m
剣豪佐々木小次郎は修行場とし
心技の秘術「燕返し」をあみだしたところと伝えられている。


滝壺への道の入口には小次郎の像も。

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滝自体に迫力はないにしても
佐々木小次郎に縁があると思うとちょっと圧倒される感はある。

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充分に満喫し、次へ行こうとするとすれ違いに一家が。
高校生くらいの兄妹かな。あと父母。石川ナンバーの車で。
いくら他に人がいないと言っても、すぐそばにちゃんと駐車場があるんだから

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この駐め方はダメだろ。イタい親だなまったく。
せめて道の横に寄せて路駐とか。橋のド真ん中ってお前。
こんなオトナにはならないと誓った俺。



来た道を戻り、国道にまた出て少し東へ。県道2号で南下し、細い道を行く。
バイクじゃなきゃ対向車のすれ違いがメンドーな感じの道を。
目指すは「龍双ヶ滝」
山道の下から、坂道を上るカタチでの位置関係は駐車場1ー滝ー駐車場2。
ガラガラだったから第一駐車場に遠慮無くバイクを駐める。

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ここから滝まではルートが2つ。
山道を通って観瀑台を経由するか、舗装された道を通って先に滝壺の方へ行くか。
俺は後者を選択。まず滝壺へ行ってみた。

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やっつけ合成写真その1

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そして観瀑台へ。急な、舗装されてない階段。
よくアスレチック広場にあるような、木で土を堰き止めて段をなしてるヤツ。
距離は短くともしんどい。滑って転ぶ危険性も。
こうして地味に息を切らせて辿り着いた観瀑台は
5,6人でいっぱいになりそうな小さなもの。

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この観瀑台では居合わせた女性と会話を…と言っても年輩のご夫婦。
ケータイで写真を撮りたいけど使い方がわからない、教えてくれ、とのこと。
これこれこーすればいいですよ、と俺。
どちらから滝に? 東京からです。バイクでこの辺を回ってまして。
写真ですか? いや趣味と言うほどのものでは…ハイ。
え? そうですね、下でも撮ってましたけど、まぁ記念って程度の写真ですよ。

とかなんとか。んー、もう少しこっちからも話題フればよかったかな。

帰りしなは駐車場すぐ横の「甌穴」をついでに。
これがまたホント見事にボッコーンと穴で。

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~オウ穴群~
部子川渓谷に見られる得意な渓谷美。
何百年もの間、急流に浸食されて、なめらかな大きな穴を作り上げた。
自然の偉大な力と、神秘を十分に味わうことのできる静かな場所。




これにて福井での目的は終了。いざ岐阜県へ。

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その前に。道の駅九頭竜にて休憩。小用を足し、フラッと歩く。
「揚げたてだよー」というおばちゃんの声に惹かれて、昼メシにと揚げもちを購入。
砂糖醤油で3つ。200円。
道の駅のすぐ裏にはこんな場所もあって
鉄道と恐竜はオトコノコなら誰しもが1度は…もういいか、この文句。

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道の駅九頭竜を過ぎてすぐ、県道127号に入る。
しばしワインディングを楽しみ、岐阜県最初の目的地「阿弥陀ヶ滝」
遊歩道すぐ手前までバイクで乗り入れ、斜面になってる駐車場に駐める。
ここから徒歩数分。

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やっつけ合成写真その2

動画は↓。



~阿弥陀ヶ滝~
霊峰白山の峰を源とする落差約60mの大滝。
白山中宮長滝寺の僧道雅がこの滝壺で護摩修行したところ
忽然と阿弥陀如来が現れたことから阿弥陀ヶ滝と呼ぶようになったと言われている。
日本の滝百選。岐阜県の名水50選。


そんな神聖な滝壺にて。よつば的俺

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普段の日記ならおまけ写真になりそうな↑。
それをこうしてフツーに出す。いかに今回のおまけが豊富かうかがい知れる。


「龍双ヶ滝」と「阿弥陀ヶ滝」で「日本の滝百選」制覇まであと94

ちなみにここは↓な地でもあるらしい。

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流しそうめんっつーとのイメージだけど、こんな感じのも風流だな。



これで後は宿を取った下呂温泉に向かうのみ。

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日の暮れるちょい手前に無事到着。ホテルは安い、完全なビジネスホテル。
風呂トイレ洗面所共用。
寮のような感じの部屋でも、横になれる和室で妙に落ち着く。
ホテルのグレードを抑えた分、温泉は「湯めぐり手形」で3つまわる算段。

手形で回れる中でも高級なお宿「花水亭」
「土日で宿泊客が多く、大浴場が狭いから」とNG。ちっ。
まぁ予測はしてた。しゃーない。次の候補だ。
で、この日入ったのは「望川館」「吉泉館」
前者はちょっとお湯がぬるかった…。
後者ではまた出会いが。男湯だからもちろん相手は男性。おじいちゃん。
今日は泊まりで? いや、あ、泊まりですけどこのホテルじゃなくて。
そうです、宿泊は安くすませて温泉は手形にしようと、ええ。
東京から。学生です。個人的に時間ができたんでバイクで旅を。ハイ。
ギリギリですね。この時期以降はもう寒くて。

とかなんとか。
あのおじいさん、体洗ってすぐあがったのかな。露天の方には来なかったけど。

両温泉とも湯船に時計がないから時間配分は感覚で。
手形の入浴時間があるならその辺も親切だと計画立てやすいのに。

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風呂上がりの牛乳はお土産屋で。店内で飲んで瓶を返す。
そして温泉街をカラコロと歩く
浴衣にハンテンを羽織ったおにゃのこに萌えつつ夜の下呂を散策。

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↑チャップリンと林羅山

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↑湯気が出てるんだけど映ってないな。

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湯冷めをしないうちに部屋に戻り、和室にちゃぶ台
建物全体に感じる歴史とは不釣り合いな地デジにてめちゃイケを見る。



こうしてツーリング6日目終了。
次回、姉さん事件ですの巻(仮)。





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Last updated  2010.12.06 23:24:42
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