へいぐ
今日は午後から出張。講習会に参加するため。何の講習会かっつーと、英語によるプレゼンの講習会。要は海外発表やらなんやらで必要なスライド、スピーチ、そのコツなんかを学ぶもの。講師は社外の方。日本の某大学の某イギリス人教授。時折日本語が交じるものの、9割英語での講義でした。3時間の講義内容をまとめると…日本人はマジメすぎなんだよ文法とか語彙とかどーでもいいんだって英語ってさ、それを母国語としてる人よりも母国語としてない人の方に話されてるって知ってる?むしろ母国語の人だって完璧な英語話せる人なんて少ないし世界には色んなEnglishがあるんだ"Englishes"なんだ誰も完璧な英語なんて話せないんだから日本人もこだわらずにドンドン話すこと日本人に足りないのは知識じゃない練習と自信だよYouしゃべっちゃいなよだってさ。んー、知識じゃなくて練習と自信が足りないってのは言い得て妙だね。そもそも日本の英語教育がそうだし。英語のプレゼンは細かい所を気にせずにとにかく練習を重ねることが大切、とのことで。なんだろーね、この辺も国民性なのかも。細部に気をつけたがる日本人と、そうじゃない海外の方、みたいな。海外での発表で不安なのはわかるけど発表を成功させたいのはオーディエンスだって一緒だから自信持って気楽にいきなよ、とも言ってたっけ。で、ちょっと面白かったのは「To read, or not to read」原稿を読むべきか読まざるべきか。不安だからっつって原稿を用意するとついついそれを読むだけになって抑揚がつかない。前を向くこともできないから表情が見えない。そして文章として書いてしまうと話し言葉にない長い文章になってしまうこともある。よって聞いてる人の心の中には入ってきづらい。発表はストーリーであるけども発表者が単なるストーリーテラーになってはいけない。発表はパフォーマンスであり発表者がアクターになるのがいい発表である、とか。What=「何を言うのか」が大事。でもHow=「どのように言うのか」も大事。ユーモア、ジョークも交ぜろ、と(笑)日本人はその辺の遊びが少なすぎる、と。ここはむちゃくちゃ同感。このブログも基本的にダイアリーっつーよりもパフォーマンス色が強い…気持ちで書いてる。根が「ウケたい」性格の俺なので。人前で話す時はひとネタふたネタ挟む。でもなー…。ユーモアやジョークを挟める空気じゃねーんだよなー…研究の発表って。いや、研究の発表を練習するような部署内って。2週間後、この講習の第2回があります。そこでは実際に何人か英語でプレゼンし、色々アドバイスを貰うらしい。その「何人か」に俺は含まれていませんがおそらく9月にモントリオールで発表させられるのでしっかり吸収しておかねばっ(汗)