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卓球療法士Kの日記

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2024.04.18
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カテゴリ:読書履歴


【タイトル】食品トレーサビリティシステム
【著者】新宮和裕
【ハマり度】★★★☆☆
 
トレーサビリティシステム導入のための入門書。
難しい技術論になりがちなトレーサビリティシステムの基礎的知識を、
やさしく初心者向けに解説するとともに、
導入時における課題の具体的対応策を、
現場に即した形で紹介する。
 
【まとめ】
トレーサビリティシステムは、
食品安全や品質管理において不可欠なツールです。
しかし、最新のIT技術を駆使する必要はありません。
現在の紙ベースの管理でも構築できるのです。
その目的は、製品回収や原因究明を迅速化し、
消費者の信頼を確保することです。
 
例えば、EUでは食品一般法によって仕入先と販売先の情報を記録し、
アメリカではバイオテロリズム法によって国内の食品関連企業が登録され、
輸入品は原産国からの情報提供が求められます。
 
トレーサビリティシステムは、
物と情報が別々に動く場合と一緒に動く場合があります。
識別コードやバーコードを付加し、
各段階の情報をデータベースに保存する方法や、
QRコードやRFIDタグを使って物に付与された情報を読み取る方法などがあります。
さらに、自動監視システムを導入することで事故の未然防止に役立ちます。
 
しかし、トレーサビリティシステム構築にはいくつかの課題があります。
導入及び運用コスト、システム設計、
データベースの管理や改善、従業員の理解とトレーニング、
情報セキュリティ管理、内部監査と第三者監査、
そして海外生産工場との連携などが挙げられます。
 
また、特性をデータベースで管理することは重要です。
これにより、問い合わせに迅速に対応したり、
特性をまとめた資料を提出したりすることが容易になります。
ただし、業界ごとに異なる仕様書を統一する処理は課題となります。
 
要するに、トレーサビリティシステムは単に情報提供するだけでなく、
安全性確保やコンプライアンスの遵守を支援する重要なツールであると言えます。
システムは簡潔であることが重要であり、
最先端のIT技術を駆使する必要はありません。
 

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Last updated  2024.04.18 19:30:08
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