アサーティブネスの「12の権利」
簡素化すると…アサーティブネスの理念は、「誠実」「率直」「対等」「自己決定」の柱からなる。
自分を大切にすること。
相手と対等な関係を築くこと。
自分の気持ちや意見を人に伝えること。
はっきり「NO」と言うこと。
これらはすべての人の基本的な権利。
1. 私たちは日常的な役割から自立した1人の人間として、自分の為の優先順位を決める権利がある。
2. 私には、賢くて能力のある対等な人間として、敬意をもって扱われる権利がある。
3. 私には、自分の気持ちを言葉で表現する権利がある。
4. 私には、自分の意見と価値観を表明する権利がある。
5. 私には、「イエス」「ノー」を自分で決めて言う権利がある。
6. 私には、間違う権利がある。
7. 私には、考えや気持ちを変える権利がある。
8. 私には、「わかりません」と言う権利がある。
9. 私には、ほしいものをほしい、したいことをしたい、と言う権利がある。
10. 私には、人の悩みの種を自分の責任にしなくてもよい権利がある」。
11. 私には、周囲の人から認められることに頼ることなく、人と接する権利がある。
12. 私には、アサーティブネスでない自分を選択する権利がある。
この権利のうち、どんな権利があなたにすんなり入ってきますか?
そして逆に、読んでみて抵抗を感じる権利はどれですか?
これらの権利があなただけではなく、子どもにもパートナーにもあるし、
あなたの苦手な人にも嫌いな人にもあるということを想像してみましょう。
相手にも、あなたと同様に間違う権利があり、
「イエス」「ノー」を自分で決めていう権利があるということをしっかり押さえておけば、
相手とぶつかった時に相手をただ非難することはないと思います。
あなたには、これらの権利があり、相手にも同じ権利がある。
だから、コミュニケーションをはじめるのはそれからでも遅くないと思います。