二十世紀的少女

お菓子三昧の毎日を送っておりますが、
さすがにこのままではやばいだろうと、
数日前より早起きをして小一時間、近所を歩いている。
たいした運動ではないが、ふだんのわたしはまったく身体を動かさないので、
お菓子の分のカロリーを少しでも消費しなくちゃ、と必死なのだ。

歩き終わって家に帰ると、ちょうど小腹も減ってきて
出勤前の夫とともにおめざをいただく。
（夫は家で朝食を摂らない）

今日のおめざは越前水ようかんと亀屋良長の烏羽玉（うばたま）。



烏羽玉の黒々とした黒糖入りのこしあんの黒光り加減は
小振りのあんこ玉のようだが、
あんこ玉よりほっこりした感じの食感。
黒糖のうまみが前面に押し出されていて、
黒糖好きにはたまらないお味。

残念ながら楽天での取扱はなかったが、こちらでお取り寄せ可能。


わたしの朝のお散歩コースに三匹の猫がいる。
毎朝同じ場所におとなしく寝そべったり香箱を作ったりしている。



茶トラ白猫は非常に警戒心が強い。


いつもこっちをじっと見ていて、
少し近づくだけで腰を上げて逃げの体勢に入る。

黒猫はドッシリしていてあまり動じない。
黒白猫は警戒心が好奇心の上を行くタイプ。


わたしのことが気になってしょうがない黒白猫と
まったく無関心によそ見をしている黒猫が対称的。

どうやら彼らはここで、毎朝、餌をくれる運送屋のおじさんを待っているらしい。
しかし、車から降りるおじさんに大喜びで駆け寄る姿と裏腹に
おじさんがちょっと手を伸ばすとビクッと飛び退いたりして、
「ごはんはいただくけど、触らせないわよ」って感じのフクザツな距離感。

わたしも毎日、少しづつ距離を詰めていき、
いつか馴染んでやろうと目論んでいるのだが、
ご飯をくれる恩人に対してあの態度じゃ、
仲良くなるのはなかなか難しそうだ。