【 映画のススメ(2) 】◆◆◆ヒューマンネイチュア◆◆◆ ◆監督: ミッシェル・ゴンドリー 脚本: チャーリー・カウフマン 出演: パトリシア・アークエット、リス・エヴァンス、ティム・ロビンス ◆ ◆―――ストーリー―――◆ ◆12歳のとき、いきなり毛むくじゃらの体になったライラ(パトリシア・アークエット)。通常の社会生活を送ることをあきらめ、森で自然とともに生活することに。その体験を本に著したところ一躍ベストセラーになる。その後も依然森の中で生活を続ける彼女だったが「セックスがしたい」という本能には抗えない。印税で稼いだお金でエステに通い、全身脱毛をして紹介されたのが博士ネイサン(ティム・ロビンス)。 厳格な夫婦の元で育てられた彼は、マナーに異常な関心を示し、ネズミにテーブル・マナーを学ばせるという研究に没頭していた。 ある日、二人が森を散歩していると、裸でうろついてる男を発見する。まるで動物のような反応する彼は、幼い頃精神に異常をきたした父親に森に連れてこられ、猿として育てられたのだった。 ネイサンは格好の研究材料として彼を"人間"として再教育することに…。◆ ◆22-20sの感想◆ ◆類人猿役の俳優の演技がすごい!この映画の見所? そりゃ、やっぱりね、あの盛りのついた人間を描くのうまいところ。だって、大体みんな男はあんなもんですよ(笑)喫茶店行ってちょっといい姉ちゃんがウエイトレスでいらっしゃったら、ウォウォウォウォってなるよ。みんなしないだけ、あれは理性で押さえてるんですよ。でも、ホントはやりたい(笑)パンツ、ガーッて脱いで、ずりおろしたいん気分。 僕はそういう衝動はしょっちゅうあるけどね(笑)それを見事に描いてくれましたね。これは最高ですね。奥の深いテーマ。この脚本家、最高のヤツ。 映画のラストシーンの話ですけど、これは人間を皮肉ってるんだと思うんです。人間は言葉を持ったが為に不倫をしたり3股かけたりするようになった。言葉がなければエイプ(類人猿)に戻っていたんじゃないでしょうか? こんなオモシロイ映画はない!!オススメ! (オススメ度★★★★☆)◆ ヒューマンネイチュア コレクターズ・エディション/¥3,590 ◆◆◆マルホランド・ドライブ◆◆◆ ◆監督/脚本: デイヴィッド・リンチ 出演: ローラ・エレナ・ハリング、ナオミ・ワッツ、ジャスティン・セロウ ◆ ◆―――ストーリー―――◆ ◆真夜中に、山道マルホランド・ドライブを走る1台の車。 後部座席にはブルネットの美女(ローラ・エレナ・ハリング)が。何者かに追われる女は事故を起こし、よろめきながらハリウッドの街に降りゆく。 サンセット大通りの高級アパートメントの玄関先で倒れこみ、翌朝目覚めた女は、アパートの住人で有名女優ルースの部屋に忍び込む。 ただ一人生き残ったブルネットの女性(ローラ・エレナ・ハリング)は記憶を亡くし、女優の留守宅に身を潜めていた。 しかし女優を目指し田舎からやってきた姪ベティ(ナオミ・ワッツ)に見つかってしまう。彼女はベティに事情を話し、同情したベティは彼女を助けようと決意、手がかりを求めて開けたリタのバッグには大金と青い鍵が入っていた。 リタという仮の名前で彼女の力を借り、自分探しを始めるが、それは恐ろしい出来事の幕開けだった…。◆ ◆22-20sの感想◆ ◆わからないけど、面白い!!そんな映画。 今までのディヴィット・リンチの中で一番良く出来てる映画だと思います。誉め言葉とゆうか、すごい自分のぜいをつくした作品。 ちょうど一時間以上経ってから、なるほどって思いました。そこがこの映画の謎を解くポイントですね。ナオミ・ワッツがちょうど、人相変わった辺りで、なるほどって思うはず。 それだけか、オマエ言いたいのは!とも思ったけれど、芸能界のまやかしと悲惨を描いているんだと思います。 謎が解けてからもう一度この作品を観ると、少し感動できます♪ (オススメ度★★★★)◆ マルホランド・ドライブ ◆20%OFF! ◆◆◆ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ◆◆◆ ◆監督・脚本: ジョン・キャメロン・ミッチェル 作詞・作曲: スティーヴン・トラスク 出演: ジョン・キャメロン・ミッチェル、スティーヴン・トラスク、ニミリアム・ショア ◆ ◆―――ストーリー―――◆ ◆全米各地を旅して巡る売れないロックシンガー、ヘドウィグ。 今日も彼女はステージの上で歌を通して自らの半生を語る。 ヘドウィグは共産主義体制下の東ドイツで男の子ハンセルとして生まれた。母親と二人暮らしで、米軍用のラジオ番組から流れるロックを子守唄に育った彼の夢は、いつか自由の国アメリカに渡り、ロックスターになること。 ある日、彼は厳格だった母親から「愛の起源」についての物語を聞かされる。それは、プラトンの魅惑的な物語だった。 その日以来、ハンセルは、自分の"カタワレ"を見つけようと心に決めた。ある日、優しい米兵ルーサーが「君を愛している、結婚して壁を越え、自由の地、アメリカに連れて行きたい」とささやいた時、その夢がかなうチャンスが訪れた。しかし、米兵と結婚しアメリカに渡るためには、性転換手術を受けなければならなかった。夢を実現させるため、嫌々ながら手術を受けるが、不手際で「怒りの1インチ(アングリーインチ)」が彼の股間に残されてしまう。 "アングリーインチ"を残したまま、名前もヘドウィグに変え「彼女」となった「彼」は、晴れて渡米するも、ルーサーは彼女の元を去っていった。 しかし、彼女は、ロックスターになる夢を思い起こしカツラを手に、韓国軍兵士の妻たち数人と、ロック・バンドを結成する。 そして 、片手間にベビーシッターやアルバイトをこなし、田舎町のトレイラーハウスでなんとか生計をたてながら暮らすある日、17歳の少年トミーに出会う。ヘドウィグは、同じくロックスターになる夢を持つトミーに、彼女のすべての愛情と、ロックシンガーとしての魂を注ぎ込む。しかし、トミーは彼女を捨てたばかりか、彼女のオリジナル曲すべてを盗んで、ビルボードNo.1のロックスターになってしまう。 果たしてヘドウィグは、自分の魂である歌をとりもどし、捜し求めていた「失われたカタワレ=愛」に出会うことができるのか・・・。 ◆ ◆22-20sの感想◆ ◆やっぱり音楽がすごい良い!ノリノリで観れます。 この作品、オカマ映画の満点だと思います。オカママイノリティには主張がよく出てるし、オカママイノリティ社会にとってはいい映画じゃないかな。世間に結構アピールしてる作品。僕ら少数派をどー思ってんだよ!っていう。歌ってますよ。 この映画に出てくる神話。太陽の子と月の子と地球の子のお話が個人的に好きです。俺のカタワレはどこに行ってしまったのでしょう?あー!アメリカか(笑)すいません。個人的な話です。 (オススメ度★★★★☆)◆ ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ ◆20%OFF! ◆◆◆バンディッツ◆◆◆ ◆監督: バリー・レビンソン 脚本: ハーレイ・ペイトン 出演: ブルース・ウィルス、ビリー・ボブ・ソーントン、ケイト・ブランシェット ◆ ◆―――ストーリー―――◆ ◆ジョー・ブレイク(ブルース・ウィルス)とテリー・コリンズ(ビリー・ボブ・ソーントン)は銀行強盗である。二人は、犯罪から引退して、静かなメキシコ国境での生活を夢見て、その資金調達のために、いくつもの強盗を続ける逃亡者である。魅力的なジョーと、そのパートナーでヒポコンデリー症のテリーは、「泊まり込み強盗」として、アメリカで最も有名な泥棒だった。オレゴン州からカリフォルニア州にまたがり、二人が襲った後には、怯える銀行員たちと、出来の悪い偽装の後と、拍手喝采する大衆が残された。 二人の手口はこうだ。銀行に押し入る前夜、銀行の支配人とその家族を人質に取り、一緒に夕食を食べ、彼らの家に泊まり込み、次の朝には支配人と共に営業時間前に銀行に出かける。銀行に押し入る必要はない。複雑な、驚きの、日中の襲撃はない。作業はまるで、魔法のように上手くいった。 ところが、ケイト・ウィーラー(ケイト・ブランシェット)に出会うことで、事はより複雑になった。ケイトは、自分の生活にうんざりしている普通の主婦で、たまたま車をテリーにぶつけてしまう。国を横断する二人の旅にケイトも参加することとなり、その結果、彼女も盗みを働く。二人の男の心を盗んだのだ。男は共にケイトに恋をし、ケイトもまた、二人に恋をした、ジョーとテリーは一人一人だと理想からは遠いが、二人を合わせると完璧な男ができあがるからだ ◆ ◆22-20sの感想◆ ◆やっぱりビリー・ボブ!僕はこの俳優が大好きです!あの男演技、細かい。ここ10年はあらしまくる怪優だと思います。 あの主演の三人組。かなりいい組み合わせだと思います♪ほんと観てて楽しいし、気持ちがいい。雰囲気が伊坂幸太郎の作品の銀行みたい(笑) ラストが少しあまいような気もしますが、あと味が最高によいです。絶対オススメ!(オススメ度★★★★)◆ バンディッツ ―特別編― ◆◆◆ロスト・イン・ラ・マンチャ◆◆◆ ◆監督:キース・フルトン、ルイス・ぺぺ 出演:テリー・ギリアム、ジョニー・デップ、ジャン・ロシュフォール、ヴァネッサ・パラディ ◆ ◆―――ストーリー―――◆ ◆『未来世紀ブラジル』『バロン』『12モンキーズ』…、他の追随を許さない圧倒的な映像世界とストーリーテリングで観客をうならせてきた鬼才テリー・ギリアム監督。待望の、待望の最新作「ドン・キホーテ」が始動!! 主演はハリウッドきっての実力派ジョニー・デップ、共演は彼の現在のパートナー・ヴァネッサ・パラディ、そしてフランス映画界の重鎮ジャン・ロシュフォール。総製作費50億、舞台は17世紀のスペイン、ラ・マンチャの地、タイムスリップしてきた現代のエグゼクティブ、ジョニー・デップが繰り広げる愛と冒険の旅!! そして彼らに降りかかる突然の雷雨、上空を飛び交うNATOの空軍機、ドン・キホーテを演じるロシュフォールの異変・・・、この空前の超大作に、一体何が起こったのか!?2002年ベルリン映画祭ワールドプレミアではロバート・アルトマン、ウディ・アレンも激賞し、『地獄の黙示録』の撮影現場を追った『ハート・オブ・ダークネス』を凌ぐ傑作とも言われる作品。◆ ◆22-20sの感想◆ ◆憧れの男、ジョニー・デップ主演?作品?の普段は見られない映画製作の動きを見られる!まあ、メイキング映画です。 でもメイキングを撮ることを初めから狙っていたのでは!?と思わせるほどの、不幸の連続だった(笑)絶対夢を捨てないというところで終わらせるのが感動的です!! いやー面白い!しみじみと酒飲める映画としてオススメしておきましょう(笑) (オススメ度★★★★☆)◆ ロスト・イン・ラ・マンチャ ◆20%OFF! ◆◆◆インソムニア◆◆◆ ◆監督:クリストファー・ノーラン 製作:スティーブン・ソダーバーグ、ジョージ・クルーニー 出演:アル・パチーノ、ロビン・ウィリアムズ、ヒラリー・スワンク ◆ ◆―――ストーリー―――◆ ◆白夜のアラスカで異常な事件が起こる。被害者の女性は殺害された後、髪を洗われ、爪を切られ、全裸のままゴミ袋に入れられていたのだ。 捜査にあたったのはL.Aから来たベテラン警部ウィル・ドーマー(アル・パチーノ)と相棒のハップ(マーティン・ドノバン)。ドーマーの見事なまでの洞察力により、犯人を追い詰めるところまで行くが、深い霧のせいでドーマーは誤ってハップを撃ってしまう。その現場を見ていたのは犯人(ロビン・ウィリアムズ)だけだった。 真実を隠し、捜査を続け、眠れぬ夜を過ごしていたドーマーのもとに、ある日、犯人から脅しともとれる電話がかかってくる…。◆ ◆22-20sの感想◆ ◆アルパチーノ最高です。120分間ずっとあきない!!短い映画が好きな人もこれは絶対飽きない!! でも、最後の結末がそうなのか・・・っていう。こうなっちゃうんだ・・・って、ぐっと泣けてくる人もいると思います。最後の暗さが、おもしろい!あーいう暗さの映画、最近ないと思う、あーいうトーン。。。いいんじゃないかなって思います♪ ハリウッドのバカバカしい、テロをやっつけるだけとかね、バンバンってただのアクション映画見てるより、断然おもしろかったです(笑) ただ、ミュージッククリップみたいな、画面展開が多過ぎるのが気になりました。もうちょっと落ち着いて撮ったらいいのに。。。と。でも、めっちゃおもしろいです♪ (オススメ度★★★★) ◆ <インソムニア 【PCBH-50049】=>20%OFF!インソムニア ◆◆◆アバウト・シュミット◆◆◆ ◆監督:アレクサンダー・ペイン 出演:ジャック・ニコルソン、キャシー・ベイツ、ダーモット・マローニー ◆ ◆―――ストーリー―――◆ ◆ウォーレン・シュミット、66歳。一流保険会社で計理士として働き、良き同僚を持ち、それなりのキャリアを積んだ。妻と愛する一人娘、家庭も安泰だ。 誰もが幼い頃に抱く大それた夢からは遠いけれど、男として誇るべきそれなりの人生を築いてきた。そう思っていた、退職するあの日までは。定年退職、妻との永遠の別れ、娘の結婚_ 一気に人生の三大転機を迎えるシュミット。 今まで築いてきた人とのつながりは何だったのか? 自分の人生はなんだったんだ?人生の終盤近くで、生涯をかけて築いてきたものを失いかけた男の、おかしくも、もの哀しい心の旅が始まった。◆ ◆22-20sの感想◆ ◆アメリカ映画!と思わせる、しみじみとしたいい話でした♪ セリフだけでなく顔でも喜怒哀楽を表現できるジャック・ニコルソンは、やはり素晴らしい役者です。 画面がものすごくしっかりしていて。一枚一枚が写真的でとても素敵です♪ 久々に人生を教えてくれる映画。私、まだまだ青二才ですが、主人公に共感できます。一緒に落ち込んだり喜んだりできたのがとても良かったです。 外国映画では2002年に公開された作品で一番好きです。 (オススメ度★★★★★)◆ アバウトシュミット ◆20%OFF! ◆◆◆アウトサイダー◆◆◆ ◆監督・製作:フランシス・F・コッポラ 原作:スーザン・E・ヒントン 出演:C・トーマス・ハウエル、マット・ディロン、ダイアン・レイン、レイフ・ギャレット、トム・クルーズ、ソフィア・コッポラ ◆ ◆―――ストーリー―――◆ ◆14歳のポニーボーイが住むタルサの若者たちは、貧しい“グリース”と、金持ちの“ソッシュ”たちに分かれ、喧嘩を繰り返していた。 彼は、二人の兄貴たちと暮しているが、一番上の兄はポニーボーイを理解してくれない。ある日、リーダー格のダラスや親友ジョニーとドライブインシアターに行ったポニーボーイは、“ソッシュ”の女の子チェリーと出会う。ポニーボーイが抱く淡い恋。チェリーのダラスへの思い。 でも、それがきっかけで“ソッシュ”たちと喧嘩になってしまう。そして、ポニーボーイとジョニーは、逆に相手のリーダーを刺してしまうのだ。家族や兄弟との葛藤や決別、貧しさ、行き場のない怒り、悲しみ、孤独。こんな町でも「俺みたいにタフに生きろ」とダラスは言い、ジョニーは「腐っていていも世界は素晴らしい」と言った。 そして、突然訪れる友の死。ポニーボーイはこのふたりの声を胸に、自分はどう生きていくかを決意するのだ・・・。◆ ◆22-20sの感想◆ ◆いやーこの作品は、いつ観ても新鮮です。とても感動しました♪ そして、ダイアンレインが可愛かった! この映画、ほんと今活躍している俳優、女優がいっぱいですね。 テーマはもう一回人間は輝けるんだから、輝けってことだと思います。 毎回見てそう思える。 もう、素晴らしい。その一言。 (オススメ度★★★★★)◆ アウトサイダー ◆20%OFF! ◆◆◆イン・ディス・ワールド◆◆◆ ◆監督:マイケル・ウィンターボトム 出演:ジャマール・ウディン・トラピ、エナヤトゥーラ・ジュマディン◆ ◆―――ストーリー―――◆ ◆パキスタン北西辺の町、ペシャワール。 この地域に住む難民の数は約100万人。 彼らは新しい夢を求めて自国を抜け出すことを望み、その大事な命を密入国者に託すことになる。 15歳の少年ジャマールと彼の従兄弟で20代の青年エナヤットはロンドンに自分たちの夢がかなう新しい人生があることを信じて。二人は空路より経済的だがより危険な陸路の旅を選び、出発前に身分証明書と電話番号を受け取った。 パキスタンーイランートルコーイタリアーフランスーイギリス・・。 二人の希望に向けた壮絶な旅がはじまった・・。◆ ◆22-20sの感想◆ ◆限りなくドキュメンタリーに近いフィクションで、 リアルで緊張感あります。観てからかなり経った今でも、主人公の走り続ける姿が目に焼きついて離れません。かなりの衝撃を受けました。。。 余計なものを省く手法、語り過ぎない映像、セリフですので。観る者の想像力をかき立て、作品に引き寄せていく。監督の手腕と能力に感心しました。この映画を観てからは、語りすぎの作品に嫌気がさすようになったほど。 陸路でパキスタンからロンドンまでって・・・そりゃ~大変な旅です。 旅をじっくり追っていくというより、10日後、とか40時間後という字幕をつけて飛ばすのですが実はその間がさぞかししんどいだろう、としみじみわかる仕組みになってます。国が違えば言葉も違う・・・あえて少年の話す言葉以外は字幕をつけない、という監督の意向が最初に出てびっくりするのですが、それがまた、次々と国を超えていくリアルさに繋がっています。 しかし、少年はとにかく前へ前へと進んでいく、その姿に感動しました。 ほんと素晴らしい映画。 (オススメ度★★★★)◆ イン・ディス・ワールド ◆20%OFF! ◆◆◆グッバイ、レーニン!◆◆◆ ◆監督・脚本:ヴォルフガング・ベッカー 出演: ダニエル・ブリュール 、カトリーン・ザース 、チュルパン・ハマートヴァ、マリア・シモン ◆ ◆―――ストーリー―――◆ ◆ベルリンの壁崩壊前の東ドイツ。 主人公アレックスは、東ベルリンのテレビ修理店に勤める青年。 彼の父は、10年前に家族を捨てて西側に亡命。その反動で必要以上に社会主義に執着する母のクリスティアーネと暮していた。 ある日、反社会主義デモに参加して捕らえられたアレックスを見た母は、ショックで心臓発作を起こしてしまう。8ヶ月の長い眠りから奇跡的に目覚めた母だがその間にベルリンの壁は崩壊し、ドイツは劇的に変化していた。 「もう一度強いショックを与えたら、命取りになる」 医者の言葉に、東ドイツの崩壊を知った時の母のしょっくを思い浮かべるアレックス。 母を自宅に引き取って、東ドイツの体制がずっと続いているフリを装うのだが・・・。◆ ◆22-20sの感想◆ ◆もっと難しい話だと思ってたんですけど分かりやすく、笑えたし、泣けました。 私が思うに映画っていうのは、何にも名前を知らない女優さんや男優さんが出てても面白いものは面白いです!前にご紹介した【暗い日曜日】も無名の役者さんばかりですが、素晴らしい作品です♪逆に有名な人気俳優や人気女優がでてるのに駄目な映画は駄目映画。最近多いな(笑) 私にとって、無名の役者さんだらけでも、面白かったら時間忘れてしまう。みなさんもそうじゃないですか?この作品テンポがイイし。しゃれた作り方してます。画面もしゃれてるし♪ほんと楽しい良い時間を過ごせました★( オススメ度★★★★☆)◆ グッバイ、レーニン! ◆20%OFF! ジャンル別一覧
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