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LOST RELIGION

【 映画のススメ(3) 】

◆◇◆ディープブルー◆◇◆
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◆―――ストーリー―――◆

◆地球の表面積の実に70%を占め、膨大な生命を育む海-。 隊列を組んで海を渡りながらジャンプを競い合う、陽気なハシナガイルカ。まだ満足に泳げない子供のアシカを狙い、浅瀬まで乗り上げてきたシャチの決死の狩り、その残酷な結末。
透明な体を青く輝かせ、無数に漂う幻想的なミズクラゲ。外敵から身を守るため、巨大な塊となって素早く逃げ回るイワシの大群と、海鳥やイルカ、サメの激しい攻防…。
カメラは世界中の海を尋ね、あらゆる生物の営みを捉えていく。
製作7年、ロケ地200ヶ所、撮影7000時間-。
こうした迫力の映像を、説明は極力排した詩的なナレーションと、映画音楽を初めて引き受けたベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が壮大に彩っている。7色に発光するUFOのような深海生物を見るだけでも、一見の価値ある作品だ。◆

◆【22-20sの感想】◆

◆◇◆これはもう絶句!海の生物の神秘に言葉を失ってしまいました。開始三分。鳥肌が立ちました。マジで、人間であることを忘れさせられます。
この撮り方はないよ。ここまで教えてくれる映画は。大人も十分楽しめます。
でも、子供にはちょっと気の毒かも(笑) 子供は千葉の鴨川シーワールドとかでシャチのショーとか見てるし、 アレ見てる子供はついてこれないかも(笑)海のギャングの本領発揮してるとこ見たら鴨川シーワールド行きにくいし(笑)
まあ、それはともかく、ほんとに圧倒されて、すごい興奮しました!あのリアルな迫力に感動です。世界は残酷で美しい!【オススメ度 ★★★★☆】 ◆◇◆
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◆◇◆モンスター◆◇◆
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◆―――ストーリー―――◆

◆1986年。
娼婦としての生活に疲れきっていたアイリーン・ウォーノス(シャーリーズ・セロン)は、ある夜立ち寄ったバーで、同性愛者の少女セルビー(クリスティーナ・リッチ)と出会う。
アイリーンは、純粋に自分を慕ってくれるセルビーに希望を見出し、2人で新しい生活を始めるため最後の客を取る。
しかし、烈しい暴力を受けたアイリーンは男を射殺してしまう。セルビーを連れて逃げ出したアイリーン。
「彼女のためなら何でもする」。
その決意は、次第にアイリーンを追い詰めていく。
アメリカ初の女性連続殺人犯として、「モンスター」と呼ばれた女性アイリーン・ウォーノス。
その痛々しい人生を描いた本作は、主演のシャーリーズ・セロンが2003年度のアカデミー最優秀主演女優賞を獲得し、その他多くの映画賞で高い評価を得た超話題作品。
シャーリーズ・セロンといえば、輝くような美貌とスタイルを誇るスター女優。
そんな彼女が13キロも体重を増やし、義歯もつけ、
不器用ながら必死に生きるアイリーン像を作り出した。 ◆

◆【22-20sの感想】◆

◆◇◆愛を探してる姿がよくわかる。
自分のことわかってくれないから、ああいう風になっていった。
分かってくれるやつが一人でもいたら、そうはならなかったと思います。
そうであって欲しい。
この映画の一番の見所はシャーリーズ・セロン だと思う。
この作品での体当たり演技はすごいの一言。
女優魂を感じました。
日本の女優や男優も見習って欲しいです(笑)
そうすれば、日本映画はもっと面白くなる。【オススメ度 ★★★★☆】◆◇◆
【DVD】モンスター【DVD】モンスター/¥3,591

◆◇◆オールド・ボーイ◆◇◆
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◆―――ストーリー―――◆

◆オ・デスは妻と一人娘を持つ、平凡なサラリーマンだった。
ある日、娘の誕生日プレゼントを買って帰る途中、忽然と姿を消す。
妻との不仲から、殺人容疑で指名手配されるが、実はオ・デスは何者かに連れ去られ、15年もの間監禁されていたのだ。
15年後、監禁から脱出した彼は、敵を突き止め復讐することを誓う。
その時敵から、「犯人と監禁された理由を5日間で解き出さないと殺す」とメッセージが。
復讐に燃えるオ・デスは、美しい恋人ミドと知り合い、共に犯人を捜す。
しかし、これも犯人が巧妙に仕組んだ罠なのだった。 原作は「漫画アクション」にて連載された同名のコミック。
日本ではなく韓国で映画化され、カンヌ映画祭でグランプリを獲得した。
本作は、ハリウッドでもユニバーサル社よるリメイクが決定し、その主演にはジョニー・デップなど、ビッグスターが候補に挙げられている。
『オールド・ボーイ』はアクションだけでなく、韓国映画らしい純愛とせつなさも織り交ぜた、傑作サスペンスに仕上がっている。 ◆

◆【22-20sの感想】◆

◆◇◆原作にないオリジナルな発想がすごい。
だからクギ付けになる。
そして、主役のこのおっちゃん!
この人の演技はちょっと、日本ではできる人いないでしょう。
これはもう韓流とかじゃないっすよ。
違う。
もうやめてくれ!
こんな発想するなよ!
ずるいよ、こんな発想!
主役のこの人もうますぎてずるいよ(笑)
まあ、今回、マンガを読んで、それより更に面白くなってて、発想とかアイディアが全然違ってきてて・・ホント、面白かったです!
マジオススメ!【オススメ度 ★★★★☆】◆◇◆
オールド・ボーイ プレミアム・エディション ◆20%OFF!オールド・ボーイ プレミアム・エディション ◆20%OFF!/¥3,550

◆◇◆息子のまなざし◆◇◆
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◆―――ストーリー―――◆

◆オリヴィエは職業訓練所で大工仕事を教えている。
ある日、その訓練所にフランシスという少年が入所してくる。
フランシスは大工のクラスを希望したが、オリヴィエは手一杯だからと断り、
フランシスは溶接のクラスに回される。
しかし、オリヴィエは人に気づかれぬよう、フランシスを追う。
フランシスとは誰なのだろう?
何故、オリヴィエは訓練所の廊下、街角、ビルの中までフランシスを尾けるのか?
何故、オリヴィエはそんなにもフランシスに興味を持つのか?
何故、オリヴィエはそんなにもフランシスに怯えるのか?

成長していく上での指針を持たずに育ってきた少年フランシス。
少年は目指すべき大人を知らず、
自分を受け入れてくれる人を無意識のうちに求めていた。

ある事件から心を閉ざしてしまったオリヴィエ。
彼は他人を受け入れることができなくなっていた……。 ◆

◆【22-20sの感想】◆

◆◇◆この映画は、提示されてくる「単語」のような情報がまるで変則的な音楽のように提示される。タンタンタタタタンタン、という感じに。そして一定の緊張感が途切れない。カメラワークは計算されていながら、単調なリズムに陥らない見事さ。お見事!
そして、かなり奥深い!
映画は同じ題材でも色々な撮り方があるなあと、感心しました。
スゴイっす!
殺人犯と被害者の家族の関係がテーマのこの映画。
私は被害者の家族が、自分なりの答えを見出したラスト1秒間の映像に、心をうたれました。
【オススメ度 ★★★★☆】◆◇◆
息子のまなざし【TBD-1094】 =20%OFF!《発売日:04/05/28》 息子のまなざし /¥3,759

◆◇◆ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア◆◇◆
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◆―――ストーリー―――◆

◆余命わずかと診断された脳腫瘍患者のマーチンと、末期の骨髄腫患者のルディ。
たまたま同じ病室になった二人は酒を酌み交わし、そしてルディも海が一度を見たことがないことを知ったマーチンは耳打ちした。
「天国じゃ、みんなが海の話をするんだぜ。」
死期を真近に控えた二人は、病院の駐車場から車を盗み出し、それぞれの最後の願いを胸に海を目指して冒険の旅に出る。
ところが盗み出した車はギャングのもので、トランクには大金が積み込まれていた??
本当の意味で怖いもの知らずの二人の暴走と友情が、テンポよくコミカルに展開され、限られた時間の中で人生の思い出を必死に求める彼らだが・・。


◆【22-20sの感想】◆

◆◇◆物凄く面白かったです。
これほどの映画はなかなか出会えません。
軽快なテンポで、気持ちよく観れました。
特に思ったのが、音楽が抜群に良いってとこ。
最後のシーンが非常に印象的でした。
海に向かう道を歩く二人。
そして静かに海を見つめ浜辺に座りこむと静かに流れてくるボブ・ディランの「KNOCKIN' ON HEAVES DOOR」。
このラストはたまらなかったです。
心に残るシーンになりました。
最後まで一滴も残さず生ききってやるみたいなところが、
とても好印象だった。
死ぬぐらいの思いをした人はぜひ見て欲しい。
サントラもオススメです♪【オススメ度 ★★★★☆】◆◇◆

◆◇◆ロスト・イン・トランスレーション◆◇◆

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◆―――ストーリー―――◆

◆『ヴァージン・スーサイズ』で鮮烈な監督デビューを飾ったソフィア・コッポラ。
そのリリカルな感性がさらに際立つ待望の第2作目が『ロスト・イン・トランスレーション』である。
違う文化、違う言葉、とりわけ無国籍都市として不思議な変貌をくり返す東京に放りだされたハリウッドの俳優、ボブ・ハリス(ビル・マーレイ)と若いアメリカ人女性シャーロット(スカーレット・ヨハンソン)の出会い。
ともに、言い知れぬ不安と孤独感にさいなまれながら、年齢も性別も超えて2人の魂は溶けあっていく・・・。◆


◆【22-20sの感想】◆

◆◇◆すっごい良いです!
ソフィア・コッポラ監督はいいところ抑えてるなあって思う。
ちょっと崇拝しちゃったかなって感じ。
私のベスト監督みたいな。(誉めすぎかな(笑))
撮りかたとかものすごい好きだし、あの淡々とした映像は美しかった。
よく説明してない感じが素晴らしいかなと思う。
あのノスタルジックさは◎
ボブを演じたビル・マーレイはさすがの存在感で、
中年の持つ空しさとか孤独感をどことなくユーモラスに演じていて良い。
シャーロットを演じたスカーレット・ヨハンソンもどこか冷めてるような視線が良いね。
素朴で淡々としてて、感情表現が希薄なのに、でもにじんでくるような女優だと思いました。
この作品のテーマは日本映画でもできるかな。
ソフィアにさきこされちゃいましたね(笑)
彼女の目の付け所が良いってことか。。。天晴れです。【オススメ度 ★★★★☆】◆◇◆
ロスト・イン・トランスレーション ロスト・イン・トランスレーション/¥3,037

◆◇◆イン・ザ・カット◆◇◆

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◆―――ストーリー―――◆

◆ニューヨークの大学講師のフラニーは、過去に傷ついた経験から、世間との繋がりを絶ち、腹違いの妹とだけの静かな生活を送っていた。ある日、近隣で猟奇的な殺人事件が起きた。フラニーは犯人らしい人物を目撃したのだが、聞き込み捜査の刑事マロイには、話すことができなかった。彼女はマロイと関係を持つようになるが、2人につきまとうように不審な出来事が続き、マロイが犯人ではないかと疑うように。しかし、心の奥底にあった「性」が目覚めてしまったフラニーは、激しい感情に揺れるのだった。◆

◆【22-20sの感想】◆

◆◇◆メグ、エロいわ。
いやらしいわ。普段はまじめで男を寄せ付けない地味な女ぶってて、
いざセックスとなると急にノースリーブワンピを着て化粧をして「女」になる。
そしてその疲れ果てたヌードがいやらしい。いやーいやらしいわ。
たれたおっぱいといい、たるんだ目元といい、とにかくいやらしいのよー 。
色気とはまた違うんだけど、ひた隠しにしていた女の部分がちらちら出てくるいやらしさ。(いやらしいばっかでごめんなさい(笑))
監督もメイキングで言ってましたが「今の時期のメグでないと演じられない」
そうでしょうね。
同年代のほかの女優、
たとえば二コール・キッドマンでもそりゃ演技は達者でも 、
ここまでのエロさは出ないと断言できる。 だから製作に回ったのかなー
脱いでたるんだ体見せたからだけじゃなくて、メグは凄かったです。なんか凄い。
“女の目覚め”はうまく描けており、飽きないで見れました。
ただ、もっと濃厚なラブシーンが欲しかった…。。。もっとね(笑)
あと、マロイ役のマーク・ラファロの演技は秀逸!
歳とってからもう一度見たい作品ですね。
でも、この映画、万人受けしないな(笑)(オススメ度 ★★★☆)◆◇◆
イン・ザ・カット ◆20%OFF! イン・ザ・カット ◆20%OFF!/¥3,040

◆◇◆ギルバート・グレイプ◆◇◆

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◆―――ストーリー―――◆

◆知的障害を持つ弟と過食症の母の面倒を見る青年の愛と苦悩を描くヒューマンドラマ。グレイプ家の家族愛に世界中が感動!ディカプリオがアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、注目を浴びた愛の名作。
アイオア州の田舎町に住むギルバート・グレイプ。退屈な毎日を過ごすギルバートだが、彼には町を出られない理由があった。知的障害を持つ弟のアーニーと、夫の死以来家に閉じこもっている母のボニーである。ある日ギルバートは、車の故障で町にキャンプしていたベッキーと出会い、2人は急速に仲良くなっていく・・・。◆

◆【22-20sの感想】◆

◆◇◆いやあ、名作なんで、知ってる人は何をいまさら!
って思ってますよね(笑)
でも好きな映画なんで、今日久々に観たし。書きます♪

ホント久々に面白い映画観ました。
やはり、ラッセ・ハルストレム監督ですね。良い。
とにかくジョニー・デップがムチャクチャよかったです。
変に演技していなくて、本当に淡々と普通の人を演じてますね。
ジョニー・デップは本当に良い俳優だと思いますわ。

あとレオ。
最近のレオは好きじゃないけど、この頃はいいね。
うまいよ。
何で今あんなになっちゃったんだろう(笑)
そんなことを久々のパールジャムを聴きながら思う今日この頃。(オススメ度 ★★★★☆)◆◇◆
ギルバート・グレイプ ◆20%OFF! ギルバート・グレイプ /¥1905

◆◇◆バタフライ・エフェクト◆◇◆

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◆―――ストーリー―――◆

◆ それは、神にも許されない行為。
特殊能力を持つエヴァン(アシュトン・カッチャー)は、愛する幼馴染みケイリー(エイミー・スマート)の不幸な行く末を知り、何度もタイムスリップをして過去を書き換えようとするが、、、◆

◆【22-20sの感想】◆

◆◇◆「一匹の蝶の羽ばたきが、地球の反対側で竜巻を起こす」

 カオス理論だって。カオス理論。
1つの小さな起因が大きな結果を産み出すって物理学のお話(←物凄く雑な説明)。
 物理はいつも赤点で,数式を見ると卒倒寸前のわたすだが,
こぉいうシチュエーションには滅法弱い。
ウラシマ効果だの,相対性理論だの,全然咀嚼出来ないクセして何故か惹かれる。
SFと文系の理科好きの為せる,妄執ですな。
内容は。。。
うーんんん、これだけの入り組んだ内容を、よくも上手くまとめましたね♪
  口で言ってしまえば単純。
 それを、観客の心理を巧みについて引きずり込んでしまう演出が見事です。
 過去のポイント、ポイントに戻るたびに、今度こそ今度こそと期待を持たせて、
落とす展開ですね。 
エヴァン(ああ。。。彼女を救わんとするエヴァンが切ないのよ。)
と同じようにハラハラ気分を味わいましたね(^^A

そしてまた、オチが何ともニクイ!!
  それまでの展開は、すべてこのオチに向かっていたんですよね。
この一瞬のオチこそがこの映画最大のテーマ♪
 もうホッとするやら切ないやらで胸きゅんですよ。胸キュン(笑)

しかし、、、果たしてこういう決断の出来る男って世の中にいるだろうか、、、(オススメ度 ★★★★☆)◆◇◆
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◆◇◆ジョゼと虎と魚たち ◆◇◆

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◆―――ストーリー―――◆

◆大学生の恒夫は、
乳母車に乗って祖母と散歩するのが日課の自称・ジョゼこと、くみ子と知り合う。くみ子は足が悪いというハンディキャップを背負っていたが、自分の世界を持つユーモラスで知的な女の子だった。
そんな彼女に恒夫はどんどん引かれていき、くみ子も心を許すが、ふたりの関係は永遠ではなかった。
『金髪の草原』の犬童一心監督が、田辺聖子の短編小説を映画化。
くみ子演じる池脇千鶴は、関西弁でぶっきらぼうなくみ子の中の女性の部分をデリケートに見せて名演。
妻夫木聡は、男の弱さ、ずるさ、情けなさを恒夫を通して見せていくが、恒夫が憎めない男になったのは、心の奥まで透けて見えるような彼の純な演技あってこそだろう。
エロティックで美しくて切なくて泣けてしまうラブシーンも出色。
恋愛の幸福感と背中合わせの残酷さを見事に描いた傑作だ。◆

◆【22-20sの感想】◆
◆◇◆今ごろ、ジョゼの感想です(笑)
まあ、来週『メゾン・ド・ヒミコ』観に行くので勘弁してください。
さてさて、映画の感想は。。。

すごく完成度の高い映画でした。
映像の美しさだったり、静かで素晴らしい音楽だったり、とにかく全体的に漂う雰囲気がたまらなく気に入りました。
 この映画の見所は、間違いなく池脇千鶴の熱演です。
あんなに演技力のすぐれた女優さんだとは思っていなかったです。
瞳にとても力があり、身障者が漂わせるどこか投げやりで、どこか助けを求めているような独特の空気感をとてもうまく表現していました。久しぶりに本当に優れた演技を見た気がしてます。

あぁ。。。どれ程、ジョゼは恒夫を愛したことだろう。
愛する人ができた時にやっとこの世で一番怖いものを見ることができると思っていたジョゼは常に幸せの後ろに不幸を同時に見る者だったし、真っ暗な深海からこの世で一番エッチなことをしに出てきて、恒夫が去った後は海底で独りコロコロと転がり続けても「それもまた良い」と言える者。
彼女もまた不器用な愛情に翻弄されている。

恒夫が選んだ道は彼の”弱さ“ではなく、ジョゼが独りになるのは彼女の”強さ“ではなく、それは多分、全ての人と人の関係に時間の流れが起こす仕方の無い出来事にすぎないから。
それを知っていたジョゼと知らなかった恒夫の見ていた恋は最初から違うものだったから。
だからこんなに切ない。
若さゆえに不器用な立ち回りしかできない彼らが愛しくて、
懐かしくて、羨ましくて、涙が出る。(オススメ度 ★★★★☆)◆◇◆
ジョゼと虎と魚たち ジョゼと虎と魚たち/¥3,995



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