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22-20s

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2005.12.29
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■□■ 青に捧げる悪夢 ■□■


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■豪華著者によるミステリーアンソロジー決定版!

[ 著編者 ]

恩田陸 著:若竹 七海 著:近藤 史恵 著:小林 泰三 著:乙 一 著:篠田 真由美 著:新津 きよみ 著:岡本 賢一 著:瀬川 ことび 著:はやみね かおる

[ 内容 ]

閉ざされた全寮制の学園で起こった悪意のゲーム『笑いカワセミ』に、美貌の少年ヨハンが挑む!
〈恩田陸「水晶の夜、翡翠の朝」〉ほか豪華執筆陣が贈る、せつなく、可笑しく、おぞましい傑作ミステリの饗宴!■


■22-20sの感想■


■・恩田陸 『水晶の夜、翡翠の朝』

閉鎖された学園に広がった「笑いカワセミ」の奇妙な噂。
そしてその噂が引き起こした数々の事件の真相は…。
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この本を手に取った一番の目的がこれ。
『麦の海に沈む果実』の学園の、その後のショートストーリーです。
主人公はヨハン。
理瀬が去った後の学園が舞台です。
短いお話ですが、これから先に広がっていくであろう世界の恐ろしさまでを予見させる、そんな物語でした。
ヨハン…。美しさと恐ろしさとたくましさに磨きがかかって…でも私はそんなあなたがとても心配です(笑)


・若竹七海 『みたびのサマータイム』

十七歳の誕生日の夜、渚は海辺の「幽霊屋敷」のそばである青年と出会います。屋敷で起こった過去の事件とは?そして彼との関係は…。

先日読んだばかりの(というか、このために急いで読んだ)『クール・キャンデー』で主人公だった渚がここでも主人公。
前作では相当ぎゃふんと言わされたので、結構用心しながら読みました。
あの後どうなったか、これでわかるかしら…とも思いながら読んだのですが、その辺はぼやかされていて明言はされず。う~、心にくい感じ…。
とはいえあの頃十四歳だった渚も、もう十七歳。
大きくなって…とかしみじみしていたら、また驚愕の事実が。
え!そんなこともあったの~?!
もうあの人ってばどうなってんのさ…。


・近藤史恵 『水仙の季節』

双子の美少女姉妹の写真集の撮影を頼まれた駆け出しのカメラマン。
彼が巻き込まれた事件とは…。

双子の姉妹…というのでマナカナを想像しながら読んでしまった私ですが(笑)
シンプルなショートミステリーでした。
ラスト。。。この後どうなるんだ。
彼はどうするんだ。
やっぱりかわいい子はオトク…(笑)


・小林泰三 『攫われて』

「わたしたち、誘拐されたの。小学校から帰る途中、公園で道草してた時に」。散らかった部屋の中、彼女が唐突に語り始めた事件の真相は…。

途中で本気で貧血を起こしそうになりましたよ。
最後まで読んで倒れそうになりました。
いやーっ!!やめてー!痛いー!よ(オカマ風)


・乙一 『階段』

小学一年生のころ階段を下りられなかった妹。恐ろしかった父、父を止められなかった母。今振り返る家族の記憶は…。

小林さんの前作があまりに恐ろしかったので、もう読むの止めようかとおもったんですけど、がんばって読みました(だって乙一だもんな)
でも相当びくびくしながら読みました(最近、挙動不審(笑))
小林さんの衝撃がすごすぎて、こっちは結構あっさり読んでしまったかも。
予想通りの展開でしたし。
あぁ、でも怖くなくてよかった…。(何か感想として間違っている気もしますが。)

しかしながら、乙一さん。。。
人間の恐さを感じました。


・篠田真由美 『ふたり遊び』

父も母も死んで幽霊になった。弟は行方不明になった。古い大きい「お城」で一人生活を楽しむ少女は…。

ちょっぴり怖いけれどきれいな、狂気の世界のお話。
こういうのは苦手じゃない…むしろ好きかも。
「うふふふふ…」「あはははは…」っていう声が闇に消えていくような。。。
少女漫画のような絵が浮かびました。


・新津きよみ 『還って来た少女』

友人から自分にそっくりな少女を別の街で見かけたと聞かされた七穂。
その少女の正体は…。

(ネタバレですけど)また双子かぁ、と(笑)。
特に怖くもなく、普通に読んで普通に読了。ふーんという感じ…。


・岡本賢一 『闇の羽音』

行方不明の友人アカネを探して廃墟にもぐりこんだユリカとナオト。
彼らがそこで出会ったものとは…。

普段私はこういう「異形モノ」をまったく読まないので、ある意味新鮮でした。
特に好きじゃありませんが…。
映像がリアルに想像できそうで、したら怖いのであんまりしないように読みました。
でもイメージはマンガの「ハンガー×ハンター」…ぶるぶる。
きっとあいつはキメラアント(笑)


・瀬川ことび 『ラベンダー・サマー』

避暑地での映画撮影をもくろんでやってきた三人の少年。
ラベンダー畑で彼らが出会った可憐な少女の正体は…。

これは怖くないホラーでした。
真相とかそういうのは何もわからずじまいですが、ほほえましくてよいではないですか。

うん。


・はやみねかおる 『天狗と宿題、幼なじみ』

小学六年生の快人と春奈。
夏休みの自由研究で聞いた長老の話の真相を確かめるべく、天狗山に上った二人は…。

この二人はかわいいなぁ。
文章とか構成とか、物語的にはそんなに高評価ではなかったのですが、この二人のキャラがとてもよかったのでOKということで。
大学生になった二人の物語っていうのも出ているそうなので、読んでみようかなと思います。
『攫われて』以降、ものすごくびくびくしながら全部読んでいたので、ラストの作品がこれでよかったぁ~…と心から思いました。

全体的に面白い。
読む本ねーなって人にオススメ■


青に捧げる悪夢
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最終更新日  2006.01.11 13:08:20
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