コープスブライドを観た!
◆◇◆ ティム・バートンのコープスブライド ◆◇◆◆―――ストーリー―――◆◆19世紀イヨーロッパ。貧乏貴族の娘ヴィクトリア(E・ワトソン)との結婚を控えた富豪の息子ヴィクター(J・デップ)。つまりは政略結婚なのだがお互いに好意は持っている。 だが一人でリハーサルをしていたビクターが、知らずのうちに死体の花嫁(ヘレナ・B・カーター)に「結婚の誓いの言葉」を告げてしまった・・・!そのため彼は勘違いした「花嫁」に死者の国へ連れ去られてしまう・・・。 ヴィクターをこの世に連れ戻そうとするヴィクトリア、自分を愛してくれる人を待ち続けていた死体の花嫁、そして純粋にして内気なヴィクターの3人が綴る切なくも美しい物語。◆◆【22-20sの感想】◆ ◆◇◆「死せる花嫁」です。お話は、予定調和のバタバタ展開。でも飽きない。1秒間24コマを撮影するのに、1週間かかる、ストップモーション・アニメーションっていう技法のアニメなのだが、まぁ早い話が人形劇をCG使ってなめらかにしたって感じ。風変わりだけど美しいアニメ仕立てだからこそ、単純なストーリーも引き立ってファンタジーの魅力あふれる映画に仕上がっている。面白いのは、動き。キャラの。カクカクしてるところが良い。それでいて、滑らかにダンスしちゃったりして。特に死者の世界にいるホネホネたちにはやられました(笑)動きも歌も。なんだろう?自分はミュージカルって結構苦手なんですけど、この作品では、いや!って感じなかった。ホネホネたちの曲なんて、すごいファンキーでカッコ良かったっす♪あと表情が素晴らしい!主人公,ビクターの臆病で,困った顔、コープスブライド(エミリー)の怒った顔や,時に見せる切ない顔がスゴク自然な感じ出ている。また、現世を暗く死後の世界を明るく取ることで人生における二面性を表していて、現世は政治的で組織的かたいイメージ。死後を明るくクリエイティブで楽しいイメージで撮影。これはヒスパニック系の民族にある、死者の日という死に対するアプローチが、非常にポジティブなお祭りで、それが元になった発想とのこと。ティム・バートン独特のダーク・ファンタジーの世界が全編に漂っていて、好きな人にはもう溜まらん心地良さを満喫できるでしょう。うーむ。。。なんともやさしいラブストーリー♪【コープス・ブライト】は、ティム・バートンにとってひとつの到達点的作品じゃないかな。是非とも多くの人にみて欲しいです♪なんか濃くて疲れるけど(笑)◆◇◆◆他の作品のレビューはこちら♪◆< 他の作品のレビュー。感想はこちら!【映画のススメ】 < 他の作品の詳しいレビュー。感想はこちら!【映画のススメ(2)】<他の作品 詳しいレビュー。感想はこちら!【映画のススメ(3)】<他の作品 詳しいレビュー。感想はこちら!【映画のススメ(4)】