ほぴの本棚9『新しい星』綾瀬まる
今回紹介する本は、高校生直木賞を受賞した綾瀬まるさんの『新しい星』です。新しい星 [ 彩瀬 まる ]同じ部活に所属していた4人がそれぞれ主人公となって物語が展開されていくのですが、とにかくリアルに、重たい部分まで一人一人の人生が丁寧に描かれています。私はこの本を読んで、一人一人に人生があって、誰しもに悩みはあるのだと改めて気づかされました。また、人生について深く考えるきっかけにもなりました。「私たちは一人じゃない。これからもずっと、ずっと」愛するものの喪失と再生を描く、感動の物語です。内容紹介(出版社より)幸せな恋愛、結婚だった。これからも幸せな出産、子育てが続く……はずだった。順風満帆に「普通」の幸福を謳歌していた森崎青子に訪れた思いがけない転機ーー娘の死から、彼女の人生は暗転した。離婚、職場での理不尽、「普通」からはみ出した者への周囲の無理解。「再生」を期し、もがけばもがくほど、亡くした者への愛は溢れ、「普通」は遠ざかり……。(表題作「新しい星」)美しく、静謐に佇む物語気鋭が放つ、新たな代表作内容紹介(「BOOK」データベースより)幸せな恋愛、結婚だった。これからも幸せな出産、子育てが続く…はずだった。順風満帆に「普通」の幸福を謳歌していた森崎青子に訪れた思いがけない転機ー娘の死から、彼女の人生は暗転した。離婚、職場での理不尽、「普通」からはみ出した者への周囲の無理解。「再生」を期し、もがけばもがくほど、亡くした者への愛は溢れ、「普通」は遠ざかり…。(表題作「新しい星」)美しく、静謐に佇む8つの物語。気鋭が放つ、新たな代表作。