カテゴリ:ささやかなしあわせ
先週の日曜日に、我が家へパナソニックのプラズマテレビが到着してから一週間が経過しました。
フルハイビジョンの良さが最も発揮できるのは、ハイビジョン放送です。 通常の放送を見るよりも、ハイビジョン放送になると、その素晴らしさがハッキリと分かります。 昨日はBSハイビジョン放送で夕方6時からのNHK土曜ドラマ「監査法人」(第四回)を見ました。 三大国家試験資格と称される医師・司法試験・公認会計士。 医者モノ、弁護士モノ、裁判官モノ、検察官モノのドラマは多いですが、なかなかお目にかかれない公認会計士が主役のドラマです。 今日、7月6日は「公認会計士の日」です。 日本公認会計士協会では、昭和23年7月6日に公認会計士法が公布されたことに因み、毎年7月6日を「公認会計士の日」と定めています。 それで、この時期にぶつかるようにNHKは6月14日スタートで、このドラマを放送開始したのでしょうか。 計6回と極めて短期間で完結させるオリジナル脚本のテレビドラマのせいか、題材はおもしろいのに、ちょっと作りが雑という感じで残念です。 第一回『会社、つぶせますか』では、 「ジャパン監査法人」が監査する粉飾決算企業の「北陸建設工業」なる企業が登場。 第二回『800億円の裏帳簿』では、 大手食品メーカー「飛鳥屋」なる企業が登場し、粉飾決算を指示したメインバンク「東都銀行」も登場。 第三回『粉飾の連鎖』では、 システム開発会社の架空循環取引が採り上げられ、東都銀行への「ジャパン監査法人」の監査に繋がり。 第四回『崩壊の序曲』では、 東都銀行に「財政監督庁(現実には金融庁だが、ドラマでは「財政監督庁」という訳の分からん名称)」の検査が入る一方、ジャパン監査法人にも東京地検の家宅捜索が入り、ジャパン監査法人は崩壊し、「エスペランサ監査法人」が誕生。 と登場企業が多過ぎ、ギュウギュウ詰めの急展開を余儀なくされて、ディレクターの方には気の毒な短編ドラマとなっています。 「ジャパン監査法人」なる監査法人は、四大監査法人の一角にあったのに消滅してしまった中央青山監査法人を連想させます。 「東都銀行」なる銀行は、ドラマで「財政監督庁」の入検の際に慌てて自己査定資料を隠していた場面から、UFJ銀行を連想させます。金融庁監査の際に、自己査定資料の隠蔽工作をしたUFJ銀行は合併先を探さざるをえないように追い込まれました。 監査法人は地味な黒子的存在ですが、企業の存続にはキーマン的な役回りをしています。 最近も監査法人が適正監査意見を提出できないということで、決算発表できず破綻に至る上場企業がいくつもあります。 私は仕事上、色々な監査法人の公認会計士の方とご一緒する機会は結構多いですが、とても控え目な方が多く、ドラマで登場してくる公認会計士とはかなりギャップがある印象です。 このドラマは、ハイビジョン放送の素晴らしい画質を楽しみながら、同時に無理のあるストーリー展開をほくそ笑みながら眺めることにします。 【送料無料】PANASONIC VIERA(ビエラ) TH-42PZ800 (ECカレント)
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