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プラチナ萬年筆は、1915年に日本最初期型のシャープペンシルとして実用化された「早川式繰出鉛筆」の限定復刻品を、2009年12月15日に発売します。

日本初のシャープペンシルは早川徳次氏（早川兄弟商会金属文具製作所、現在のシャープ株式会社の創業者）によって発明され、当時15本のみ製作された早川式繰出鉛筆です。
現在、奈良県にあるシャープ歴史館に保存されていて、今回はその中の1本をもとに複製されたものです。

「シャープペンシル」という名称は英語にはありません。
英語では「メカニカル・ペンシル Mechanical pencil」が日本のシャープペンシルの正しい英訳になります。
前述のようにシャープ株式会社の前身となる会社が製造をはじめたことで、日本ではシャープペンシルと呼ぶことが一般的になりました。

早川式繰出鉛筆は、ペン先からシャープ芯を差し込んでセットし、ペン軸をひねりながら芯を繰り出すのが特徴でした。
今回の限定復刻品は、内部に現代技術を取り入れ一般的な0.5ミリ芯方式とし、新しい芯繰出し機構を採用しています。

商品名は、そのものズバリの「早川式繰出鉛筆」。
手作業による生産のため、数量限定品となります。
発売当初のレトロなデザインです。

【楽天市場】早川式繰出鉛筆
ペン本体の素材に銀メッキした真ちゅうを採用し、表面には職人が手作業で柄を彫り込んだデザインです。

クリックタイプ、消しゴム内蔵で価格は定価1万500円です。
ちょっと高価なシャープペンシルです。


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