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終活日記

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2008年04月11日
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カテゴリ:読書

北大路魯山人という生き方
食べものにたいして、食わず嫌いというのがあるけど、
こんなもの、学生時代に下宿すればいっぺんに直る。
もっとも今時の学生に、そんな飢餓感あるか知らないけど。

同じような意味で、名の通った人物を毛嫌いする
知らず嫌いというのもある。
ひとつの印象で、その人物の全てを決め付けて
よく知りもしないのに、嫌うことだ。
おいらにとって魯山人なんか正にこのタイプ。笑
偉そうな、傲慢な、もの言いがしゃらくさい
といった印象だ。
才能そのものよりも、一部の取り巻きが、必要以上に
あがめるという、オウムの麻原彰晃みたいなもんだ
と思っていた。笑

過去にも、三島由紀夫や寺山修司なんかがこのタイプ
だったんだが、一度作品に触れ、生き方なんかを知ると
豹変して、ファンになったりなんかした。
さて魯山人はいかがでしょう。
なんて気持ちで読んでいた。
独学で研鑽したり、人間国宝の推挙を蹴るなんていう
反骨精神は共感できるものの、晩年の挙動は
人間が小さいというか。
作品は陶芸しか見たことないが、渋いとは思うけど
そんないいいと思った印象はない。
生き方というより、作品そのものに、再度ふれて見るのが
再評価にはよさそうだ。









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最終更新日  2008年04月11日 08時01分47秒
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