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終活日記

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2008年11月04日
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カテゴリ:生活
これ金の純度ではなく、裁判での有罪率。
端数は切ったが、99.9%に近いとか。
要するに、裁判になったら、現状ではまず有罪ということ。
最初から罪を認めたり、放免されたりしていれぱ
裁判などにはならない。
被告が「やっていない」というから裁判になるのだから
その結果の有罪率が99%というのは異常ではないか。
ちなみに米国は約73%、英国約50%らしい。
裁判の基本理念は「疑わしきは罰せず」だが
この数字見ているとそんな例があるなんて思えない。

雑誌「冤罪File 12月号」を読んでいた。

冤罪File (ファイル) 2008年 12月号 [雑誌]
以前にも紹介したが、タイトルどおり冤罪と思える事件の
経緯を追跡したものだ。
これ季刊だけど、月刊にならないかなあ。
今回冒頭に取り上げている事件は「福井女子中学生殺人事件」。
被告は一貫して無罪を主張しているが、一審は無罪なのに
控訴審では逆転有罪。
これに書かれている経緯が事実なら、デタラメもいいとこの裁判。
検察側の証人(別の事件で拘留中)がまるで「司法取引」を
しているのか、裁判の進行にあわせたように証言がころころ変る。
しかも、証拠とされているものに説得力がない。
それでいて裁判官は検察側の意見を次々追認している。
典型的な冤罪事件だ。

ある日何もしていないのに、逮捕され裁判になったら
一般の人は、たとえ警察の拷問まがいの取調べに負け
罪を認めても、最終的には裁判所が公正な判決を下す
ものだと思っているのではないだろうか。
ところがタイトルにした有罪率だ。
恐怖なんてものではない。
万が一逆転無罪を勝ち取ったところで、失うものが多すぎる。

来年から始まる裁判員制度にはこういう弊害を是正しようとする
意図もあるのだろうが、裁判員となった人間が、いい加減な気持ち
で判定をすれば、とんでもない結果になるのも事実だ。
裁判員に選ばれたら、相当の覚悟がいる。







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最終更新日  2008年11月04日 07時33分40秒
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