カテゴリ:読書
柳田國男を歩く なんか雑誌「サライ」の特集のようなタイトルの本 だが、文字通り、柳田國男の足跡を辿った旅の顛末。 柳田國男は農政官僚のかたわら、全国各地の風俗 などを研究していた。 本書は肥後・奥日向地方が対象になっている。 ところが、この著者、昨年この本が出版される前に 釣りに行って崖から転落死したんだとか。 おいらよりひとつ下だ。 柳田國男の研究にはおいらも興味があって 何冊か読んでいるが、おいらの方は東北地方だな。 有名な「遠野物語」の世界に魅かれて、実際遠野まで行った。 書かれた時代の風景とは全然違うと思うが、やはり 現地に行けば、匂いはあるわな。 この旅行、平泉から松島までの「奥の細道」逆周りも 兼ねていた。 最近、旅しなくなったが、この本読んで旅心が湧いてきた。 もう一冊おまけ。 おじさんは白馬に乗って 高橋源一郎の「週刊現代」に連載しているエッセーを まとめたもの。 そう言えば、彼もひとつ下だったな。 競馬番組にも顔を出したりして、親近感は持っているが 作品と素の部分との落差が大きいな。笑 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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