472880 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

終活日記

終活日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
2009年09月09日
XML
カテゴリ:読書

白い紙
「白い紙」は芥川賞の候補にもなった、文学界新人賞受賞作。
戦闘が日常生活のようなイランでの、若い男女のいわゆる
恋愛物語。
著者は日本で働くイラン人女性だが、ペンネームを日本人の
名前にしたら、分からないのではないか、と思うくらい
日本語に破綻はない。
ただ、日本人ではリアルに書き込めないテーマを扱っているから
そういう意味では有利だな。
「白い紙」は兵士に志願して名前を書き込む紙のこと。
自発的赤紙のようなものだ。

以前、中国人作家が天安門事件をテーマに日本語で書き
芥川賞を獲ったが、おいらあまり評価しなかった。
感性はこちらのほうが好きだな。
ただ、こういうテーマばかりだと作家として限界がくるのでは。

と思っていたら、もうひとつの「サラム」はひとりのアフガニスタン難民
の在留許可に奔走する若い弁護士と通訳の話。
テーマは面白いのだが、ドラマ性が少なく、イマイチだったな。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009年09月09日 08時24分04秒
コメント(4) | コメントを書く
[読書] カテゴリの最新記事


PR

カレンダー

ニューストピックス

フリーページ


© Rakuten Group, Inc.
X