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終活日記

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2009年09月09日
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カテゴリ:読書

白い紙
「白い紙」は芥川賞の候補にもなった、文学界新人賞受賞作。
戦闘が日常生活のようなイランでの、若い男女のいわゆる
恋愛物語。
著者は日本で働くイラン人女性だが、ペンネームを日本人の
名前にしたら、分からないのではないか、と思うくらい
日本語に破綻はない。
ただ、日本人ではリアルに書き込めないテーマを扱っているから
そういう意味では有利だな。
「白い紙」は兵士に志願して名前を書き込む紙のこと。
自発的赤紙のようなものだ。

以前、中国人作家が天安門事件をテーマに日本語で書き
芥川賞を獲ったが、おいらあまり評価しなかった。
感性はこちらのほうが好きだな。
ただ、こういうテーマばかりだと作家として限界がくるのでは。

と思っていたら、もうひとつの「サラム」はひとりのアフガニスタン難民
の在留許可に奔走する若い弁護士と通訳の話。
テーマは面白いのだが、ドラマ性が少なく、イマイチだったな。





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最終更新日  2009年09月09日 08時24分04秒
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