2011/08/26(金)07:31
「1993年の女子プロレス」 柳澤健
【送料無料】1993年の女子プロレス
このところ集中力が衰えて、ちっとも本というものを
読めないが、この本はタイトルを見ただけで、即買った。
図書館にはまず入らないだろうからな。
ブル中野やアジャ・コングほか10数名の女子プロレスラー
へのインタビューをまとめたもの。
そんなこと考えながら、試合をしていたのかなんて分かり
なかなか面白い。
ストリップの添え物などの時代を含めれば
女子プロレスの歴史も結構古い。
一般的になったのは、ビューティー・ペアのころからか。
その後のクラッシュ・ギャルズの長与千種は
この世界のカリスマのようになっている。
おいらがテレビで見るようになったのは、ちょうどタイトルの年代
JWPが結成されてからだ。
立ち上げ時からWOWOWがバックアップし中継もしていた。
とは言っても女子プロレスはなんといっても人気、実力とも前女。
JWPでは選手層が薄かった。
ただ、ドロくさくエグい全女にくらべて、爽やかだったな。
俄然面白くなったのは、団体の対抗戦が始まってから。
全女のレスラーもJWPのリングに上がるようになった。
マンネリ化したプログラムにカードが広がり
団体ごとのプライドも加わるから、試合展開も面白くなった。
プラム麻里子の死が女子プロレスの転機になったのでは。
技がどんどん過激になっていくのだが、なんか違うような気がした。
おいらは遠ざかっていくわけだが、同じように
衰退していったようだな。
ユーチューブという便利なものがあったんだ。
この本の話題になっている試合がないかと
過去の試合を検索しながら見ていた。
なんとなく記憶に残っているなあという試合がけっこうある。
というか、テレビで放映していれば、ほとんど見ていたもんなあ。
しかし、ダイナマイト関西の顔は忘れていたなあ。
福岡晶を探してみよう。