2012/02/08(水)07:40
柔道による死亡事故
学校の体育の時間でする柔道で、この28年で
114人が事故死しているとのこと。
プロレスなんかもそうだが、技を覚える以前に
徹底的に受け身の練習を行うのが基本だ。
クラブでは試合が目標だから、当然受け身の練習は
充分に行うのだろうが、体育の時間となると
時間が限られているから、疎かになるんでなかろうか。
おいら達の時代でも、柔道と剣道が必須になっていた
と思うが、おいらは柔道が嫌いだからほとんどサボっていた。
幸い、受験校だったから、体育をサボるのには甘かった。
ところが、ある日、サボりの常連数名を前に並ばせ
残りの生徒を等分して、乱どりをさせられた。
ひとりで8人くらい相手にする計算だ。
へたに抵抗してケガでもしては大変なので
おいらは投げられるままにしていた。
ところが、あまりに弱い生徒に投げられるのもしゃくなので
切り返して、床にたたきつけていたら、教師が飛んできた。
いきなりおいらを倒すと、のど輪をかけてきた。
落ちそうになったので、床をたたき、もうサボりません
と謝り、難を逃れた。
札付きの暴力教師で危ないところだった。
結局、そのまま続け授業が進んだわけだが
畳にすれた足の指が血だらけになってしまった。
まあ、柔道は好きでない。
一方、剣道のほうは、中学のクラブでやっていたから
基本はできている。
経験のない連中とするのは、遊びみたいなもんで
小手を打つと、面白いように竹刀を落す。
こちらのほうはサボらず、ちゃんと出席していた。
何事も、基本が大事だな。