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終活日記

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2021年07月29日
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世界の凋落を見つめて クロニクル2011-2020 (集英社新書) [ 四方田 犬彦 ]

病院のベッドで寝転んで読む関係で、新書や文庫が多くなる。ただ、最近食指がわくタイトルが少ない。
そんな中で、このタイトルが目につぃた。
四方田犬彦は映画や音楽の趣味が似ているのでたまに読む。

日本という国が、すでに終わっていると思っているので、こう言うタイトルにはひかれる。
「週刊金曜日」の連載に加筆したもあのだが、2013年11月号に書かれたものだが、同感するところがあるので、書いて見たくなった。

ただ金のために、というタイトルだが、ロックは1970年代中頃に絶頂を迎え、その後終焉にむかったという見方には、全く同感だ。
ビートルズは別格として、レッドツエッペリン、イーグルス、ドウービーブラザーズという3つのバンドがロックというジャンルを完成させてしまった。50年も前だというのに
楽曲、演奏、凄すぎる。異論もあろうが、おいらはそう思う。笑

タイトルは、フランク・ザッパの「俺達はただ、金のためにやってるんだ」という発言から引いたものだが、一理はあるものの、それを言っちゃあ、おしまいだろう😀
ザッパは奇人だが、当時の音楽シーンでは、一目おかれていた。
おいらは、趣味ではなかったけど。

ただ、ロックの70年代終焉説には賛同するが、洋楽に関しては、AORやブラック・コンテンポラリーが全盛の80年代まで伸ばしたい気がする。
むしろ、その後、単発的な名作はあるものの、映画の70年代衰退説が
おいらの持論だ。笑






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最終更新日  2021年07月29日 04時11分31秒
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