カテゴリ:本
世界の凋落を見つめて クロニクル2011-2020 (集英社新書) [ 四方田 犬彦 ] 病院のベッドで寝転んで読む関係で、新書や文庫が多くなる。ただ、最近食指がわくタイトルが少ない。 そんな中で、このタイトルが目につぃた。 四方田犬彦は映画や音楽の趣味が似ているのでたまに読む。 日本という国が、すでに終わっていると思っているので、こう言うタイトルにはひかれる。 「週刊金曜日」の連載に加筆したもあのだが、2013年11月号に書かれたものだが、同感するところがあるので、書いて見たくなった。 ただ金のために、というタイトルだが、ロックは1970年代中頃に絶頂を迎え、その後終焉にむかったという見方には、全く同感だ。 ビートルズは別格として、レッドツエッペリン、イーグルス、ドウービーブラザーズという3つのバンドがロックというジャンルを完成させてしまった。50年も前だというのに 楽曲、演奏、凄すぎる。異論もあろうが、おいらはそう思う。笑 タイトルは、フランク・ザッパの「俺達はただ、金のためにやってるんだ」という発言から引いたものだが、一理はあるものの、それを言っちゃあ、おしまいだろう😀 ザッパは奇人だが、当時の音楽シーンでは、一目おかれていた。 おいらは、趣味ではなかったけど。 ただ、ロックの70年代終焉説には賛同するが、洋楽に関しては、AORやブラック・コンテンポラリーが全盛の80年代まで伸ばしたい気がする。 むしろ、その後、単発的な名作はあるものの、映画の70年代衰退説が おいらの持論だ。笑 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年07月29日 04時11分31秒
コメント(0) | コメントを書く
[本] カテゴリの最新記事
|