2006/08/01(火)07:49
懐かしい「おそまつくん」
最近、知人からお叱りを受けております。
「このごろの内容は、昭和の懐かしさに欠けておる」 >ごもっともです
反省しているサトコンビッチです。
で、昭和の漫画を再び書くことにしました。
おそ松くん
以前にも取り上げたのですが、赤塚不二夫先生が今なお療養中なので快復願いをこめて書きます。
私が子供の頃、フランスといえば・・・
1、フランス人形 (ピアノやたんすの上に飾っていました)
2、フランスキャラメル(このブログのどこかに写真はあります)
3、ビゴさんのフランスパン
4、アランドロン・ダニエルビダル・シルビーヴァルタン・クロードチアリ
くらいなものだったような気がします・・・
そんな時に派手な格好で登場したのが「おフランス」帰りのイヤミでした。
彼の影響を受けたサトコンビッチは、 いまだにフランスに「お」をつけていまうザンスよ。
当時、こどもの間で流行してた遊び
おそ松、から松、十四松、一松、トド松、チョロ松! さぁ、みんな揃った?
六人全部早口ことばで言うゲームです。
たまに、「石松」とか「国松」(ハリスの旋風の主人公)が混じってしまいます。
双子ですら珍しい時代に六つ子なんて珍獣もの。
それから、10年ぐらいしてNHK勤務の山下さんっちの五つ子ちゃんを見た時はもうびっくり
やがて脇役たちが主役を食って活躍しはじめたのです。
その強烈なキャラクター達と言ったら、もう他に類を見ないのではないでしょうか。
例:天涯孤独で悪ガキのチビ太や、横丁のアイドルのトト子、自称おフランス帰りのイヤミ、いつも縞のパンツ一丁のデカパン、両手に箸を持つだよ~ん、頭に日の丸を立てたハタ坊など。
バカボンのパパはここには、いませんよ
本当に個性的なキャラクターばっかりで、いつもドタバタ劇で終わってしまうのです。
おそ松くんが主人公なのに、彼らの印象は、もう薄すぎ
どのキャラも赤塚不二夫のオリジナルです。
当時、イヤミのモデルはボードビリアン、トニー谷を連想します。
一時期、芸能界から姿を消していたトニー谷が日本テレビの『アベック歌合戦』で復帰した頃でした。
また、当時画家といえば、フランスで修行、モンマルトの丘でデッサンという図式でした。
おかっぱ頭とベレー帽、スモックは画家の象徴だったのかもしれません。
その原型が藤田嗣司でした。彼が亡くなったのも調べると、この頃。
何かの偶然?
お・ま・け
松野家の六つ子は、一卵性なので声も同じはずなのせすが、それぞれ別の声優でした。
おそ松:加藤みどり (サザエ)
ちょろ松:山本圭子 (ワカメ)
一松&とど松:北浜晴子
十四松:東美江
から松:白石冬美
サトコンビッチもおそ松くんふりかけを買って貰いました。