2016/11/02(水)06:16
10月の出来事(その2)
10月13日から1週間、緊急入院したことについて先程書いたが、もう一つの出来事。これはいい話。昨年10月に胃がんの手術をした時、退院後に予防のため「抗がん剤の点滴」を一年間実施しようということになり、点滴時間中に体が楽になるように「CVポート」という医療器具を右胸に埋め込む手術をした。
結局抗がん剤は5回(5か月)で中止したが、器具はそのままになっていたのだ。先月9月29日に、術後一年になるので胃カメラ、CT検査をすることになり、実施したところ「経過観察の結果、画像上明らかな癌の再発・転移は認めない」ということで、このまま放置するとポートの損傷、断裂や感染の危険性があるとして取り外すことになった。
つまり癌の摘出手術をしたが、再発・転移等の可能性もあるということで、一年間は様子を見るため、そのままにしていたようだ。
その手術をしたのが2日前の10月28日(金曜)だった。局部麻酔で30分位で無事終わった。胸部から取り出した「ポート」という器具を初めて見
たが、直径2センチくらいの楕円形(医師はマグロの目ん玉と言っていたが)のプラスチック用の器具に長さ10センチ位のカテーテルがついていた。 ポートという器具を抜去した後(術後3日目)
これを右胸部の筋肉の中に埋め込み、カテーテルを静脈に入れていたということだった。器具の形が、筋肉の外にはみ出しているので違和感があったが、これを抜去したことで、やっと元の人間の体になったと一安心。
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