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カテゴリ:本・雑誌のこと
久々に本のことを。角田光代さんの『坂の途中の家』、荻原浩さんの『海の見える理髪店』、
村山由佳さんの『ワンダフル・ワールド』を読みました。 『坂の途中の家』 3歳の娘をもつ専業主婦の里沙子は、刑事裁判の補充裁判員になる。 事件は30代の母親が8ヶ月の長女を浴槽に落として死なせたというもの。 公判を聞くうち、自分の子育て体験をいろいろ反すうする里沙子。 当時苦しかったことなども思い出し、被告と自分を重ねてしまう里沙子。 親子・夫婦の関係や、子育てについて、いろいろ考えさせられる作品。 『海の見える理髪店』 表題作・いつか来た道・遠くから来た手紙・空は今日もスカイ・時のない時計・成人式 の6つのお話の短編集。 いずれも家族のことを綴った物語。 うーん、私は表題作が好きかな。 なんか、木村君がその昔演じた、「ビューティフルライフ」の最終回をちょっと思い出すような… つよの「13番目の客」とかね。 この方の本を読んだのは初めてかも。 なかなかに沁みるお話でした。 『ワンダフル・ワールド』 5つのお話。タイトル横の()は、主な内容とゆーか… 「アンビバレンス」(インコと恋人)、「オー・ヴェルト」(昔の恋の復活)、 「バタフライ」(愛人が乳がん)、「サンサーラ」(母親からの解放)、 「TSUNAMI」(愛猫との別れ) まぁ、さくっと読めちゃった感じの短編集。 インコだったり、犬だったり、ネコだったり、愛する存在は人だけじゃないってゆ~ どれも、どん底から這い上がる強さを秘めたお話だと思いました。 わわっ また夜更かし★ おやスマ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.06.17 01:52:32
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